【サンカノゴイ(野鳥)の生態!】鳴き声や名前の由来について等7個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

本日は、サンカノゴイ(野鳥)の生態についてまとめていきたいと思います。

 

サンカノゴイはペリカン目サギ科の野鳥です。

ヨシ原が好きな場所で首を伸ばし保護色となる羽を生かしたカムフラージュが得意です。

 

今回は、サンカノゴイ(野鳥)についてのポイント、

①サンカノゴイの画像(写真)!特徴は?漢字や英語名や名前の由来はなに?絶滅危惧種なの?
②サンカノゴイの生息地(分布)はどこなの?服部緑地や印旛沼にいるの?どの季節で見ることができる?
③サンカノゴイの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?個体数はどれくらいいる?
④サンカノゴイの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?
⑤サンカノゴイの鳴き声(さえずり)の特徴は?
⑥サンカノゴイは何を餌(食べ物)にしているの?
⑦サンカノゴイの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

以上7個の点についてお伝えします。

それでは、サンカノゴイ(野鳥)の写真(画像)を見ていきましょう!

 

サンカノゴイの画像(写真)!特徴は?漢字や英語名や名前の由来はなに?絶滅危惧種なの?

 

 

サンカノゴイは全体的に茶褐色の斑模様をしています。

 

アシ原など草地にいるとき警戒するときは長い首を伸ばして周囲に溶け込む姿をします。

日中はアシの中でじっとしていて夕方から早朝にかけて活動をしています。

 

サンカノゴイは英語でEurasian Bittenとなります。

サギ科の英名は一般にHeron、コサギの仲間はEgret、ヨシゴイとサンカノゴイの仲間はBittenと分けられています。

主にユーラシア大陸に生息していますのでEurasianがついたようです。

 

サンカノゴイは漢字で山家五位と書きます。

山家は人里遠く山深い所、という意味があります。

 

五位はその名の通り5番目という位を意味しています。

五位とつくサギは他にも溝五位、葦五位、笹五位、大葦五位などたくさんいるんですよ。

 

この「五位」の語源の有力な説として「平家物語」の第五巻「朝敵揃」があります。

 

そこには、神泉池にいたサギを掴めるように命が下されサギは勅命に従い逃げずに捕まります。

それを知った後醍醐天皇は感銘し五位という位を与えた、という話しがあります。

 

サギの仲間は分布も広く62種ほどおり生息場所などによって○○五位とどんどん名付られたと思われます。

 

サンカノゴイは現在環境省のレッドリストで絶滅危惧種IB類に指定されています。

 

昔からなじみのあるサンカノゴイですが近年ではエサ場である水田や湿地帯が開発によって減少しています。

また、ハス田で防鳥ネットに絡まってそのまま死んでしまった例もありました。

ネットに絡まると猛禽類などにもに狙われやすく二次被害になりますのでとても危険ですよね。

 

人間生活とよいバランスをとれるように対策をとっていきたいですね。

 

次に、サンカノゴイ(野鳥)の生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

サンカノゴイの生息地(分布)はどこなの?服部緑地や印旛沼にいるの?どの季節で見ることができる?

 

サンカノゴイはユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く生息しています。

 

日本には冬鳥として飛来したり地域によっては留鳥です。

 

大阪府豊中市の服部緑地、千葉県の最大の沼地である印旛沼、北海道、本州、沖縄、小笠原でも観測記録があります。

10月ころから春にかけて観測されていてい希少な野鳥観測が楽しめます。

 

次は、サンカノゴイ(野鳥)の寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。

 

サンカノゴイの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?個体数はどれくらいいる?

 

サンカノゴイの寿命は9年ほどです。

エサ場が減少されると寿命にも影響があるかもしれないので環境の保全や保護をしてきたいですね。

 

サンカノゴイは北海道では夏鳥または留鳥として生息しています。

世界的にはユーラシア大陸やアフリカ大陸におり、南下して越冬をしています。

 

広めのヨシ原や河川敷、沼地が好きな場所です。

 

サンカノゴイの現在の個体数がわかるデータは不明でした。

しかし、国内の各地域では飛来数が減少しているといった報告が見られるのでその生息数は減少傾向にあるでしょう。

飛来が確認されても1羽などの地域もありとても寂しい数字です。

 

絶滅危惧種IB類にも指定されていますのでアシ原など湿地帯の保護保全を行っていきたいですね。

 

それでは、サンカノゴイ(野鳥)の雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします!

 

サンカノゴイの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?

 

サンカノゴイのヒナはまん丸の黒い目でくちばしの先端は少し黒く肌色をしています。

薄茶色のちょっと長めのフワフワの羽毛をしています。

 

一年ほどで繁殖ができるようになり繁殖活動をスタートします。

 

サンカノゴイは白い卵を4~6個産みメスが26日間ほど抱卵をしています。

サンカノゴイは全長70~80㎝体重1.3kg翼長100~140㎝ほどです。

 

それでは次に、サンカノゴイ(野鳥)の鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!

 

サンカノゴイの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

サンカノゴイは繁殖期のオスはブーブ、ブーブなど連続した鳴き方をしています。

ボォーボォーなどウシガエルの鳴き声のような声で鳴くこともあります。

 

それでは次に、サンカノゴイ(野鳥)は何を餌(食べ物)にしているのかをお伝えします!

 

サンカノゴイは何を餌(食べ物)にしているの?

 

サンカノゴイは田んぼやヨシ原などでカエル、ミミズ、水生昆虫、小魚類を食べています。

また小型の鳥、小動物も食べていています。

 

最後に、サンカノゴイ(野鳥)の性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!

 

サンカノゴイの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

サンカノゴイのオスとメスは同色です。

サイズはオスの方が少し大きいです。

 

求愛中の鳴き声や抱卵中はメスが行いますので見分けがつきやすいですね。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

サンカノゴイ(野鳥)のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①サンカノゴイの画像(写真)!特徴は?漢字や英語名や名前の由来はなに?絶滅危惧種なの?

サンカノゴイは首を伸ばして保護色となる羽でムフラージュします。

サンカノゴイは漢字で山家五位で山奥にいる官位5位の意味があるとされています。

サンカノゴイは英語でEurasian Bittenとなりユーラシアのサギという意味です。

 

②サンカノゴイの生息地(分布)はどこなの?服部緑地や印旛沼にいるの?どの季節で見ることができる?

サンカノゴイは北海道は夏鳥や留鳥です。

大阪の服部緑地や千葉県の印旛沼などで冬鳥として飛来してきます。

 

③サンカノゴイの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?個体数はどれくらいいる?

サンカノゴイの寿命は9年ほどです。

サンカノゴイは北海道では夏鳥または留鳥として生息してユーラシア大陸やアフリカ大陸にいるもは南下し越冬します。

 

④サンカノゴイの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?

サンカノゴイは薄茶色のちょっと長めのフワフワの羽毛をしています。

サンカノゴイは全長70~80㎝体重1.3kg翼長100~140㎝ほどです。

 

⑤サンカノゴイの鳴き声(さえずり)の特徴は?

サンカノゴイは繁殖期のオスはブーブ、ブーブなど連続した鳴き方をしています。

 

⑥サンカノゴイは何を餌(食べ物)にしているの?

サンカノゴイは田んぼなどでカエル、ミミズ、水生昆虫、小魚類を食べています。

 

⑦サンカノゴイの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

サンカノゴイのオスとメスは同色ですがサイズはオスの方が少し大きいです。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(※アイキャッチ画像はInstagram:jyugemu2016 様より引用)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)