【キジ(野鳥)の生態!】鳴き声や繁殖期について等10個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、キジの生態についてまとめていきたいと思います。

 

キジは、キジ目キジ科キジ属に分類される鳥です。

そんなキジの特徴をご紹介していきます。

 

今回は、キジについてのポイント、

①キジの画像(写真)!羽根や巣や卵の特徴は?漢字や英語でどう書くの?キジは天然記念物で国鳥!
②キジの生息地(分布)はどこなの?どこにいる?渡り鳥なの?どの季節で見ることができるの?
③キジの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?卵が孵化するまでの日数は?
④キジの鳴き声(さえずり)の特徴は?
⑤キジの雛(幼鳥)の特徴は?販売価格は?餌はなにを食べるの?
⑥キジはペットにすることができるの?飼育(飼い方)方法は?
⑦キジのオスとメスの違いは?
⑧キジの種類はなにがあるの?ニワトリとの違いは?
⑨キジの駆除や撃退の方法は?農作物の被害を出すの?
⑩キジは食用なの?どのように料理にして食べられるの?どんな味なの?うまい?まずい?

 

以上10個の点についてお伝えします。

まずはキジの画像をお見せします!

 

キジの画像(写真)!羽根や巣や卵の特徴は?漢字や英語でどう書くの?キジは天然記念物で国鳥!

 

 

キジは、オスが全長81 cmほど、メスが全長58 cmほどあります。

体重はオスが0.8~1.1 kg、メスが0.6~0.9 kgといわれています。

 

オスは翼と尾羽を除く体色が全体的に美しい緑色をしており、頭部の羽毛は青緑色で、目の周りに赤い肉垂があります。

 

背に褐色の斑がある濃い茶色の部分があり、翼と尾羽は茶褐色です。

メスは全体的に茶褐色で、ヤマドリのメスに似ています。

しかし、ヤマドリメスより白っぽい色をしており、尾羽は長いのが特徴です。

 

キジは、漢字で書くと「雉子」「雉」と表されます。

英語では、「Green Pheasant」「Japanese Pheasant」と表されます。

 

キジは、日本の国鳥であり、 1947年(昭和22年)3月22日、日本鳥学会が国鳥として選定しました。

国の法令としての根拠は存在しませんが、国鳥に選ばれた理由には、「メスは母性愛が強く、ヒナを連れて歩く様子が家族の和を象徴している」、「狩猟対象として最適であり、肉が美味」などがあります。

 

キジは天然記念物ではありません。

国鳥に指定されていることで天然記念物であると勘違いされることが多いですが、実際には天然記念物には指定されていません。

 

次に、キジの生息地(分布)をお伝えします!

 

キジの生息地(分布)はどこなの?どこにいる?渡り鳥なの?どの季節で見ることができるの?

 

日本産の個体群のみで独立種とする説と、ユーラシア大陸に分布するコウライキジの亜種であるという説があります。

 

日本では北海道と対馬を除く本州、四国、九州に留鳥として分布しています。

日本には、東北地方に生息するキタキジ、本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、九州に生息するキュウシュウキジの4亜種が自然分布していました。

 

現在はユーラシア大陸が原産地であるコウライキジが、もともとキジが生息していなかった北海道、対馬、南西諸島などに狩猟目的で放鳥され、野生化しています。

 

キジは渡り鳥ではありません。

季節に関係なく観察することができます。

山地から平地の林、農耕地、河川敷などの明るい草地に生息しており、夜は樹の上で寝ています。

 

次は、キジの寿命をお伝えします!

 

キジの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?卵が孵化するまでの日数は?

 

キジの寿命は約10年です。

しかし野鳥は個体識別が難しく正確な寿命を把握するのは難しいようです。

 

キジの繁殖期は、4~7月です。

子育てはメスだけが行います。

地面を浅く掘って枯れ草を敷いた巣を作り、6-12個の卵を産みます。

オスが縄張りを持ち、メスは複数のオスの縄張りに出入りするので乱婚の可能性が高いといわれています。

卵は約23日ほどで孵化します。

 

それでは次に、キジの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!

 

キジの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

キジの鳴き声は、オスとメスで違います。

 

オスは特に繁殖期に縄張り宣言のために、「ケーン」と大声で鳴きます。

メスは「チョッチョッ」と鳴きます。

 

次は、キジの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!

 

キジの雛(幼鳥)の特徴は?販売価格は?餌はなにを食べるの?

 

キジの雛は、茶色っぽい羽毛に被われています。

成鳥と共に美しい羽毛に変わっていきます。

 

キジの雛の販売価格は、3~5千円で購入することができます。

インターネットの通販サイトで購入が可能です。

 

キジは地上を歩き、主に草の種子、芽、葉などの植物性のものを食べます。

昆虫やクモを食べることもあるそうです。

 

次に、キジはペットにすることができるのかをお伝えします!

 

キジはペットにすることができるの?飼育(飼い方)方法は?

 

キジはペットにすることができます。

 

雛から育てることも可能ですし、成鳥も7~8千円ほどで販売されています。

しかしキジも野鳥ですので、飼育許可が必要な場合がありますので注意が必要です。

 

キジの飼育方法は、野外に飼育小屋を設置して飼うのが良いでしょう。

広い敷地があれば、放し飼いのようにしてあげるとストレスなく成長することができます。

 

次は、キジのオスとメスの違いをお伝えします!

 

キジのオスとメスの違いは?

 

キジのオスとメスの違いは、容姿が全く異なっています。

 

オスはカラフルな見た目をしていますが、メスは全身茶色で一見するとライチョウのようにも見えます。

全くもって見た目が違うので、判別することは簡単でしょう。

 

それでは次に、キジの種類をお伝えします!

 

キジの種類はなにがあるの?ニワトリとの違いは?

 

キジには以下の亜種がいます。

  • キュウシュウキジ
  • キジ
  • シマキジ
  • トウカイキジ

 

それぞれ生息地が異なっています。

 

ニワトリは、キジ科に属する鳥ですが、キジとは違う生き物です。

東南アジアに生息する野鶏であるセキショクヤケイを家畜化したのがニワトリです。

 

人によって鶏卵用や食肉用に品種改良されています。

キジは野鳥ですので、まったく違うことがわかります。

 

次は、キジの駆除や撃退の方法をお伝えします!

 

キジの駆除や撃退の方法は?農作物の被害を出すの?

 

キジの駆除や撃退の方法は、畑などに侵入させないことが一番でしょう。

 

畑に種を蒔いた後にわらなどを敷いて目が出ているのを見つけられないようにカモフラージュする方法があります。

わらを敷いてても作物が成長するとわらを押しのけて葉っぱがでてきますので、わらをどける必要はなく手軽な対策ができます。

 

また、防鳥ネットや糸、針、テグスなどを用いてキジが畑に侵入することができなくする方法もあります。

 

キジは大豆やかんしょなどの農作物に被害を出してしまいます。

大豆の出芽期に子葉を食べてしまいます。

全国的な被害は鳩よりも少ないですが、体が大きいため侵入されてしまうと大きな被害が出ます。

 

それでは最後に、キジは食用なのかをお伝えします!

 

キジは食用なの?どのように料理にして食べられるの?どんな味なの?うまい?まずい?

 

キジは、鶏肉料理として焼いたり煮たりする料理の食材として古くから使用されています。

 

少なくとも平安時代頃から食されており、味は絶品なのだそうです。

キジ鍋やすき焼き、釜めし、キジそば、キジ飯などが伝統的な調理方法として知られています。

 

現在でもキジ丼という料理がありますが、これは実際にキジが使われているわけではありません。

ニワトリの肉をつかってキジ丼を作っているお店が多いようです。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

キジのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①キジの画像(写真)!羽根や巣や卵の特徴は?漢字や英語でどう書くの?キジは天然記念物で国鳥!

キジは、オスが全長81 cmほど、メスが全長58 cmほどあります。

体重はオスが0.8~1.1 kg、メスが0.6~0.9 kgといわれています。

オスは翼と尾羽を除く体色が全体的に美しい緑色をしており、頭部の羽毛は青緑色で、目の周りに赤い肉垂があります。

背に褐色の斑がある濃い茶色の部分があり、翼と尾羽は茶褐色です。

メスは全体的に茶褐色で、ヤマドリのメスに似ています。

キジは、日本の国鳥であり、 1947年(昭和22年)3月22日、日本鳥学会が国鳥として選定しました。

国の法令としての根拠は存在しませんが、国鳥に選ばれた理由には、「メスは母性愛が強く、ヒナを連れて歩く様子が家族の和を象徴している」、「狩猟対象として最適であり、肉が美味」などがあります。

キジは天然記念物ではありません。

 

②キジの生息地(分布)はどこなの?どこにいる?渡り鳥なの?どの季節で見ることができるの?

日本産の個体群のみで独立種とする説と、ユーラシア大陸に分布するコウライキジの亜種であるという説があります。

日本では北海道と対馬を除く本州、四国、九州に留鳥として分布しています。

日本には、東北地方に生息するキタキジ、本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、九州に生息するキュウシュウキジの4亜種が自然分布していました。

現在はユーラシア大陸が原産地であるコウライキジが、もともとキジが生息していなかった北海道、対馬、南西諸島などに狩猟目的で放鳥され、野生化しています。

キジは渡り鳥ではありません。

季節に関係なく観察することができます。

山地から平地の林、農耕地、河川敷などの明るい草地に生息しており、夜は樹の上で寝ています。

 

③キジの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?卵が孵化するまでの日数は?

キジの寿命は約10年です。

しかし野鳥は個体識別が難しく正確な寿命を把握するのは難しいようです。

キジの繁殖期は、4~7月です。

子育てはメスだけが行います。

地面を浅く掘って枯れ草を敷いた巣を作り、6-12個の卵を産みます。

オスが縄張りを持ち、メスは複数のオスの縄張りに出入りするので乱婚の可能性が高いといわれています。

卵は約23日ほどで孵化します。

 

④キジの鳴き声(さえずり)の特徴は?

キジの鳴き声は、オスとメスで違います。

オスは特に繁殖期に縄張り宣言のために、「ケーン」と大声で鳴きます。

メスは「チョッチョッ」と鳴きます。

 

⑤キジの雛(幼鳥)の特徴は?販売価格は?餌はなにを食べるの?

キジの雛は、茶色っぽい羽毛に被われています。

成鳥と共に美しい羽毛に変わっていきます。

キジの雛の販売価格は、3~5千円で購入することができます。

インターネットの通販サイトで購入が可能です。

キジは地上を歩き、主に草の種子、芽、葉などの植物性のものを食べます。

昆虫やクモを食べることもあるそうです。

 

⑥キジはペットにすることができるの?飼育(飼い方)方法は?

キジはペットにすることができます。

雛から育てることも可能ですし、成鳥も7~8千円ほどで販売されています。

しかしキジも野鳥ですので、飼育許可が必要な場合がありますので注意が必要です。

キジの飼育方法は、野外に飼育小屋を設置して飼うのが良いでしょう。

広い敷地があれば、放し飼いのようにしてあげるとストレスなく成長することができます。

 

⑦キジのオスとメスの違いは?

キジのオスとメスの違いは、容姿が全く異なっています。

オスはカラフルな見た目をしていますが、メスは全身茶色で一見するとライチョウのようにも見えます。

全くもって見た目が違うので、判別することは簡単でしょう。

 

⑧キジの種類はなにがあるの?ニワトリとの違いは?

キジには以下の亜種がいます。

  • キュウシュウキジ
  • キジ
  • シマキジ
  • トウカイキジ

それぞれ生息地が異なっています。

人によって鶏卵用や食肉用に品種改良されています。

キジは野鳥ですので、まったく違うことがわかります。

 

⑨キジの駆除や撃退の方法は?農作物の被害を出すの?

キジの駆除や撃退の方法は、畑などに侵入させないことが一番でしょう。

防鳥ネットや糸、針、テグスなどを用いてキジが畑に侵入することができなくする方法もあります。

キジは大豆やかんしょなどの農作物に被害を出してしまいます。

大豆の出芽期に子葉を食べてしまいます。

全国的な被害は鳩よりも少ないですが、体が大きいため侵入されてしまうと大きな被害が出ます。

 

⑩キジは食用なの?どのように料理にして食べられるの?どんな味なの?うまい?まずい?

キジは、鶏肉料理として焼いたり煮たりする料理の食材として古くから使用されています。

少なくとも平安時代頃から食されており、味は絶品なのだそうです。

キジ鍋やすき焼き、釜めし、キジそば、キジ飯などが伝統的な調理方法として知られています。

現在でもキジ丼という料理がありますが、これは実際にキジが使われているわけではありません。

ニワトリの肉をつかってキジ丼を作っているお店が多いようです。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)