みなさんこんにちは。
本日は、ツバメの生態についてまとめていきたいと思います。
ツバメは、スズメ目ツバメ科ツバメ属に分類される鳥です。
春の訪れを知らせてくれる渡り鳥として有名ですね。
そんなツバメの特徴をご紹介していきます。
今回は、ツバメについてのポイント、
以上11個の点についてお伝えします。
それでは、ツバメの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
- 1 ツバメの画像(写真)!くちばしや卵や羽の特徴は?英語や漢字でどう書くの?絶滅危惧種なの?
- 2 ツバメの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
- 3 ツバメの渡りの時期はいつ?ルートや生存率はどれくらいなの?
- 4 ツバメの寿命はどれぐらい?繁殖期(産卵期)はいつなの?
- 5 ツバメの雛(幼鳥)の特徴は?巣立ち(いなくなる時期)の時期はいつ?
- 6 ツバメの鳴き声(さえずり)の特徴は?
- 7 ツバメはペットにできるの?飼育方法は?何を餌にしているの?なつくの?
- 8 ツバメの性別(オスとメス)の違いや見分け方は?
- 9 ツバメに似た鳥はなにがいる?
- 10 ツバメの巣の駆除方法は?
- 11 ツバメは食用なの?どのように料理されるの?
- 12 ツバメのまとめ!
ツバメの画像(写真)!くちばしや卵や羽の特徴は?英語や漢字でどう書くの?絶滅危惧種なの?
ツバメのくちばしは、黒色をしています。
口を開けるとかなり大きく広がります。
楕円形や六角形、八角形のように見えますよ。
ツバメの羽は、光沢のある藍黒色で、喉と額が赤いのが特徴です。
腹は白く、胸に黒い横帯が入っています。
ツバメは英語で「Barn swallow」と表されます。
また、漢字では「燕」と表されますよ。
ツバメは絶滅危惧種ではありません。
しかし、年々生息数が減少していますので、将来的には絶滅危惧種に指定される可能性があります。
そうならないように守っていきたいですね。
次に、ツバメの生息地(分布)をお伝えします!
ツバメの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
ツバメは、北半球の広い範囲で繁殖しています。
日本では沖縄県でも繁殖していますよ。
日本で繁殖するツバメの主な越冬地は台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などです。
日本では、春の訪れを知らせる鳥と言われるだけあって、春に観察することができます。
九州では3月頃から、東北では5月頃からツバメの姿を見ることができます。
次は、ツバメの渡りの時期をお伝えします!
ツバメの渡りの時期はいつ?ルートや生存率はどれくらいなの?
ツバメの渡りの時期は、春と秋の2回です。
3~5月頃にかけて到来し、10月頃に越冬のため南方に飛び去ってしまいます。
渡りのルートは、日本からマレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどの赤道付近の国へ、ほとんど海の上を飛んでいます。
距離にすると3,000kmから5,000kmほど南へと移動しますよ。
ツバメの1日の移動距離は50kmから300kmにも達すると言われています。
数十日から100日かけて移動するんですね。
ツバメが渡りを行う際の生存率は、かなり低いです。
ツバメは巣立ちの成功率が約50%で、1年生存率は約10%と言われています。
それでは次に、ツバメの寿命をお伝えします!
ツバメの寿命はどれぐらい?繁殖期(産卵期)はいつなの?
ツバメの寿命は、1年半ほどと言われています。
これは一生のうちに渡りを2~3回行えるくらいの数字です。
中には10年ほど生きた個体もいるそうですが、ごく稀なケースでしょう。
ツバメの繁殖期は、4~8月です。
主に一夫一妻制で、年に1~2回繁殖をします。
人家の軒先などに泥と藁を使って巣を作ります。
次は、ツバメの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
ツバメの雛(幼鳥)の特徴は?巣立ち(いなくなる時期)の時期はいつ?
ツバメの雛は、くちばしが黄色いです。
成長していくにつれて黒く変化していきます。
くちばしが黄色い間は、親鳥は雛に餌を与えますが、くちばしが黒くなってくると、餌を与えるのをやめます。
くちばしの色でしっかりと判断しているのですね。
ツバメの雛は孵化するまでに約2週間、孵化してから巣立ちまで約3週間かかります。
巣立ちをしてから数日間は、雛は巣の近くで生活します。
その後は、独立し仲間と暮らしていきます。
次に、ツバメの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
ツバメの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ツバメのさえずりは主にオスが出す声で、「ちゅぴちゅぴちゅぴ、じー」と鳴きます。
スズメの鳴き声に似ていますが、スズメよりも早口で鳴くことが特徴です。
また他の鳥と比べても、ツバメのさえずりは長くて複雑なのが特徴です。
ツバメの地鳴きは、「ちゅん、ちゅぴちゅん」と鳴きます。
さえずりと比べるとゆっくりとしているのが特徴です。
次は、ツバメはペットにできるのかをお伝えします!
ツバメはペットにできるの?飼育方法は?何を餌にしているの?なつくの?
ツバメは基本的に、ペットにすることができません。
鳥獣保護法で保護されているからです。
また、越冬のため渡りを行う習性があるので、ペットにすることは難しいでしょう。
けがをしてしまったツバメを見つけ、保護した場合は、地方自治体や動物病院へ連絡を行いましょう。
ツバメの食性は、主に昆虫食です。
飛翔中に昆虫を捕食します。
また、飛翔中に川などから水を飲むこともできます。
それでは次に、ツバメの性別(オスとメス)の違いや見分け方をお伝えします!
ツバメの性別(オスとメス)の違いや見分け方は?
ツバメのオスとメスの違いは、尾の長さです。
オスの方が尾が長いです。
また、オスは尾が長ければ長いほどモテるそうです。
他にもオスよりもメスの方が体が小さいという違いもあります。
次は、ツバメに似た鳥をお伝えします!
ツバメに似た鳥はなにがいる?
ツバメに似ている鳥はスズメがいます。
ツバメとスズメは見た目は異なりますが、鳴き声が似ています。
スズメよりも早口に鳴いているのがツバメです。
次に、ツバメの巣の駆除方法をお伝えします!
ツバメの巣の駆除方法は?
ツバメの巣を勝手に駆除すると法律違反になり、罰金を支払わなければならない可能性があるそうです。
ツバメの卵や雛が巣の中にいる場合は、巣を撤去することはできません。
駆除してくれる業者もありますので、プロにお願いするという手もあります。
それでは最後に、ツバメは食用なのかをお伝えします!
ツバメは食用なの?どのように料理されるの?
ツバメは、お肉として食べられることはありません。
しかし、ツバメの巣は食材として人気があります。
身近にあるツバメの巣には、唾液だけでなく泥や枯れ葉などによって作られていますので食用には適しません。
しかし、アナツバメの巣は世界中で人気の食材です。
調理方法としては、スープの具や、デザートの素材や飾り付けとして用いられます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ツバメのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ツバメの画像(写真)!くちばしや卵や羽の特徴は?英語や漢字でどう書くの?絶滅危惧種なの?
ツバメのくちばしは、黒色をしています。
口を開けるとかなり大きく広がります。
ツバメの羽は、光沢のある藍黒色で、喉と額が赤いのが特徴です。
腹は白く、胸に黒い横帯が入っています。
ツバメは英語で「Barn swallow」と表されます。
また、漢字では「燕」と表されますよ。
ツバメは絶滅危惧種ではありません。
しかし、年々生息数が減少していますので、将来的には絶滅危惧種に指定される可能性があります。
②ツバメの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
ツバメは、北半球の広い範囲で繁殖しています。
日本では沖縄県でも繁殖していますよ。
日本で繁殖するツバメの主な越冬地は台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などです。
日本では、春の訪れを知らせる鳥と言われるだけあって、春に観察することができます。
九州では3月頃から、東北では5月頃からツバメの姿を見ることができます。
③ツバメの渡りの時期はいつ?ルートや生存率はどれくらいなの?
ツバメの渡りの時期は、春と秋の2回です。
3~5月頃にかけて到来し、10月頃に越冬のため南方に飛び去ってしまいます。
渡りのルートは、日本からマレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどの赤道付近の国へ、ほとんど海の上を飛んでいます。
距離にすると3,000kmから5,000kmほど南へと移動しますよ。
ツバメの1日の移動距離は50kmから300kmにも達すると言われています。
数十日から100日かけて移動するんですね。
ツバメが渡りを行う際の生存率は、かなり低いです。
ツバメは巣立ちの成功率が約50%で、1年生存率は約10%と言われています。
④ツバメの寿命はどれぐらい?繁殖期(産卵期)はいつなの?
ツバメの寿命は、1年半ほどと言われています。
これは一生のうちに渡りを2~3回行えるくらいの数字です。
ツバメの繁殖期は、4~8月です。
主に一夫一妻制で、年に1~2回繁殖をします。
⑤ツバメの雛(幼鳥)の特徴は?巣立ち(いなくなる時期)の時期はいつ?
ツバメの雛は、くちばしが黄色いです。
成長していくにつれて黒く変化していきます。
くちばしが黄色い間は、親鳥は雛に餌を与えますが、くちばしが黒くなってくると、餌を与えるのをやめます。
ツバメの雛は孵化するまでに約2週間、孵化してから巣立ちまで約3週間かかります。
巣立ちをしてから数日間は、雛は巣の近くで生活します。
⑥ツバメの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ツバメのさえずりは主にオスが出す声で、「ちゅぴちゅぴちゅぴ、じー」と鳴きます。
スズメの鳴き声に似ていますが、スズメよりも早口で鳴くことが特徴です。
また他の鳥と比べても、ツバメのさえずりは長くて複雑なのが特徴です。
ツバメの地鳴きは、「ちゅん、ちゅぴちゅん」と鳴きます。
さえずりと比べるとゆっくりとしているのが特徴です。
⑦ツバメはペットにできるの?飼育方法は?何を餌にしているの?なつくの?
ツバメは基本的に、ペットにすることができません。
けがをしてしまったツバメを見つけ、保護した場合は、地方自治体や動物病院へ連絡を行いましょう。
ツバメの食性は、主に昆虫食です。
飛翔中に昆虫を捕食します。
また、飛翔中に川などから水を飲むこともできます。
⑧ツバメの性別(オスとメス)の違いや見分け方は?
ツバメのオスとメスの違いは、尾の長さです。
オスの方が尾が長いです。
また、オスは尾が長ければ長いほどモテるそうです。
他にもオスよりもメスの方が体が小さいという違いもあります。
⑨ツバメに似た鳥はなにがいる?
ツバメに似ている鳥はスズメがいます。
ツバメとスズメは見た目は異なりますが、鳴き声が似ています。
スズメよりも早口に鳴いているのがツバメです。
⑩ツバメの巣の駆除方法は?
ツバメの巣を勝手に駆除すると法律違反になり、罰金を支払わなければならない可能性があるそうです。
ツバメの卵や雛が巣の中にいる場合は、巣を撤去することはできません。
駆除してくれる業者もありますので、プロにお願いするという手もあります。
⑪ツバメは食用なの?どのように料理されるの?
ツバメの巣は食材として人気があります。
身近にあるツバメの巣には、唾液だけでなく泥や枯れ葉などによって作られていますので食用には適しません。
しかし、アナツバメの巣は世界中で人気の食材です。
調理方法としては、スープの具や、デザートの素材や飾り付けとして用いられます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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