【エゾセンニュウ(野鳥)の生態!】鳴き声やシマセンニュウとの違い等9個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

本日は、エゾセンニュウの生態についてまとめていきたいと思います。

 

エゾセンニュウはスズメ目センニュウ科センニュウ属の鳥です。

漢字では「蝦夷仙入」と書きます。

 

今回は、エゾセンニュウについてのポイント、

①エゾセンニュウの画像(写真)!巣の特徴は?渡り鳥なの?英語でなんて言うの?
②エゾセンニュウの生息地(分布)はどこなの?北海道にいるの?どの季節で見ることができる?
③エゾセンニュウの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
④エゾセンニュウの雛(幼鳥)の特徴は?どれくらいの大きさ(サイズ)に成長するの?
⑤エゾセンニュウの鳴き声(さえずり)の特徴は?夜にうるさいの?
⑥エゾセンニュウの食性は?は何を餌にしているの?
⑦エゾセンニュウのオスとメスの違いは?
⑧エゾセンニュウとシマセンニュウの違いはなに?
⑨エゾセンニュウの駆除のやり方は?

 

以上9個の点についてお伝えします。

それでは、エゾセンニュウの写真(画像)を見ていきましょう!

 

エゾセンニュウの画像(写真)!巣の特徴は?渡り鳥なの?英語でなんて言うの?

 


引用:Instagram birdlandkushiro様

 

こちらがエゾセンニュウです!

英語では「Gray’s grasshopper warbler」と訳されます。

 

エゾセンニュウは全長18cmほどで、センニュウの中では最も大きい鳥であり、渡り鳥です。

 

オスとメスの体色は同じで、顔や喉は灰褐色で眉斑は白色、お腹は褐色、背中は赤みのある褐色です。

エゾセンニュウは、枯れ草や茎などを使って藪の根本や、地上から1~2 mぐらいの高さの枝に皿状の巣を作ります。

 

次に、エゾセンニュウの生息地(分布)をお伝えします!

 

エゾセンニュウの生息地(分布)はどこなの?北海道にいるの?どの季節で見ることができる?

 

エゾセンニュウは中国や朝鮮半島、東南アジアややオーストラリア、ロシアや日本など広い範囲に分布しています。

 

夏にロシアや日本などで繁殖し、冬になると東南アジアや日本に渡って越冬します。

日本では夏鳥として北海道に飛来してきて繁殖するほか、南西諸島では越冬する個体もいます。

 

北海道では夏に平野の草原などで見る事ができます。

 

次は、エゾセンニュウの寿命をお伝えします!

 

エゾセンニュウの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

 

基本的に、センニュウ類の寿命は1~2年ほどだといわれています。

 

エゾセンニュウの繁殖期は6月~7月頃です。

一度の産卵で3個〜5個の卵を産み、メスが抱卵します。

日本では北海道のみで繁殖します。

 

それでは次に、エゾセンニュウの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!

 

エゾセンニュウの雛(幼鳥)の特徴は?どれくらいの大きさ(サイズ)に成長するの?

 

エゾセンニュウの幼鳥の頭は暗いオリーブ色で、背中の色は成鳥に似ていますが成鳥より赤みが少なく、眉斑は薄い黄色です。

 

孵化してから1ヶ月も経てば成鳥と変わらない大きさになります。

 

次は、エゾセンニュウの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!

 

エゾセンニュウの鳴き声(さえずり)の特徴は?夜にうるさいの?

 

エゾセンニュウは「ジョッピン、ジョッピンカッタカ」などと鳴きます。

 

鳴き声が「ジョッピン(北海道弁で「鍵」)かけたか」と聞こえるそうです。

さえずりがホトトギスに似ている事から「エゾホトトギス」の別名もあります。

 

地鳴きは「チュピチュピ」や「ジョピジョピ」などです。

 

繁殖期には夜も朝方もよく鳴くのでうるさいかもしれません。

 

次に、エゾセンニュウの食性をお伝えします!

 

エゾセンニュウの食性は?は何を餌にしているの?

 

エゾセンニュウは動物食で、主に昆虫類やクモなどを捕食します。

木の枝を移動しながら餌を探します。

 

次は、エゾセンニュウのオスとメスの違いをお伝えします!

 

エゾセンニュウのオスとメスの違いは?

 

エゾセンニュウのオスとメスは体色が同じで、識別するのはとても難しいです。

繁殖期に頻繁にさえずっていたり、メスや雛に餌を運んでいるのがオスだと思われます。

 

次に、エゾセンニュウとシマセンニュウの違いをお伝えします!

 

エゾセンニュウとシマセンニュウの違いはなに?

 

エゾセンニュウの方がシマセンニュウの方が少し体が大きく、エゾセンニュウの眉斑は白く、シマセンニュウの眉斑は黒いです。

また、エゾセンニュウの体色は全体的に赤みのある褐色ですが、シマセンニュウの体色は全体的に緑がかった褐色です。

 

それでは最後に、エゾセンニュウの駆除のやり方をお伝えします!

 

エゾセンニュウの駆除のやり方は?

 

一般的に野鳥は鳥獣保護法で守られていて、駆除と言っても簡単にすぐ殺したりできる訳ではありません。

 

被害を明確に示した上で申請し、許可が出てはじめて捕獲・駆除する事ができます。

駆除の許可を受けるよりは、かかしや磁石、反射材などで近づけないように対策するのが早いし簡単だと思われます。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

エゾセンニュウのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①エゾセンニュウの画像(写真)!巣の特徴は?渡り鳥なの?英語でなんて言うの?

・英語では「Gray’s grasshopper warbler」と訳される

・エゾセンニュウは全長18cmほどで、センニュウの中では最も大きい鳥であり、渡り鳥

・オスとメスの体色は同じで、顔や喉は灰褐色で眉斑は白色、お腹は褐色、背中は赤みのある褐色

・エゾセンニュウは、枯れ草や茎などを使って藪の根本や、地上から1~2 mぐらいの高さの枝に皿状の巣を作る

 

②エゾセンニュウの生息地(分布)はどこなの?北海道にいるの?どの季節で見ることができる?

・エゾセンニュウは中国や朝鮮半島、東南アジアややオーストラリア、ロシアや日本など広い範囲に分布している

・夏にロシアや日本などで繁殖し、冬になると東南アジアや日本に渡って越冬する

・日本では夏鳥として北海道に飛来してきて繁殖するほか、南西諸島では越冬する個体もいる

・北海道では夏に平野の草原などで見る事ができる

 

③エゾセンニュウの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

・基本的に、センニュウ類の寿命は1~2年ほどだといわれている

・エゾセンニュウの繁殖期は6月~7月頃

 

④エゾセンニュウの雛(幼鳥)の特徴は?どれくらいの大きさ(サイズ)に成長するの?

・エゾセンニュウの幼鳥の頭は暗いオリーブ色で、背中の色は成鳥に似ているが成鳥より赤みが少なく、眉斑は薄い黄色

・孵化してから1ヶ月も経てば成鳥と変わらない大きさになる

 

⑤エゾセンニュウの鳴き声(さえずり)の特徴は?夜にうるさいの?

・エゾセンニュウは「ジョッピン、ジョッピンカッタカ」などと鳴く

・鳴き声が「ジョッピン(北海道弁で「鍵」)かけたか」と聞こえる

・さえずりがホトトギスに似ている事から「エゾホトトギス」の別名もある

・地鳴きは「チュピチュピ」や「ジョピジョピ」など

・繁殖期には夜も朝方もよく鳴くのでうるさいかもしれない

 

⑥エゾセンニュウの食性は?は何を餌にしているの?

・エゾセンニュウは動物食で、主に昆虫類やクモなどを捕食する

 

⑦エゾセンニュウのオスとメスの違いは?

・エゾセンニュウのオスとメスは体色が同じで、識別するのはとても難しい

・繁殖期に頻繁にさえずっていたり、メスや雛に餌を運んでいるのがオスだと思われる

 

⑧エゾセンニュウとシマセンニュウの違いはなに?

・エゾセンニュウの方がシマセンニュウの方が少し体が大きく、エゾセンニュウの眉斑は白く、シマセンニュウの眉斑は黒い

・エゾセンニュウの体色は全体的に赤みのある褐色だが、シマセンニュウの体色は全体的に緑がかった褐色

 

⑨エゾセンニュウの駆除のやり方は?

・一般的に野鳥は鳥獣保護法で守られていて、駆除と言っても簡単にすぐ殺したりできる訳ではない

・被害を明確に示した上で申請し、許可が出てはじめて捕獲・駆除する事ができる

・駆除の許可を受けるよりは、かかしや磁石、反射材などで近づけないように対策するのが早いし簡単だと思われる

 

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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