【ハヤブサ(野鳥)の生態!】生息地や鳴き声の特徴について等9個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

本日は、ハヤブサの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ハヤブサはハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属の鳥です。

 

漢字では「隼」と書きます。

動物食の猛禽類です。

 

今回は、ハヤブサについてのポイント、

①ハヤブサの画像(写真)!巣の特徴は?英語でなんていうの?
②ハヤブサの生息地(分布)はどこなの?絶滅危惧種なの?原因は?生息数はどれくらいなの?
③ハヤブサの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
④ハヤブサの雛(幼鳥)の特徴は?どれくらいの大きさまで成長するの?
⑤ハヤブサの鳴き声(さえずり)の特徴は?
⑥ハヤブサはペットに向いてる?飼い方は?何を餌(食べ物)にしているの?
⑦ハヤブサをペットとして購入すると値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑧ハヤブサのオスとメスの違いは?
⑨ハヤブサとチョウゲンボウとの違いはなに?

 

以上9個の点についてお伝えします。

それでは、ハヤブサの写真(画像)を見ていきましょう!

 

ハヤブサの画像(写真)!巣の特徴は?英語でなんていうの?

 

 

こちらがハヤブサです!

英名は「falcon」です。

 

ハヤブサの全長はオス38〜45cmほど、メス45〜51cmほどで、メスの方が少し大きいです。

 

頭は黒く、体や翼の上面は青みのある黒で、胸やお腹は白色です。

 

頬に黒い線があり、胸や体の側面には黒っぽい褐色の横縞模様がみられます。

アイリングとクチバシの根本は黄色で、虹彩は暗い褐色です。

 

ハヤブサは巣を作らず、地上に直接卵を産み落としたり、他の鳥の古巣や人工の建物に産んだりします。

 

水平飛翔時には時速100 ㎞ほどで飛び、急降下する時の最高速度は時速390kmほどといわれています。

 

次に、ハヤブサの生息地(分布)をお伝えします!

 

ハヤブサの生息地(分布)はどこなの?絶滅危惧種なの?原因は?生息数はどれくらいなの?

 

ハヤブサは南極大陸やニュージーランドなどを除き、ほとんどの地域で生息しています。

 

北部に分布している個体は、冬には温帯や熱帯に渡って越冬します。

日本では留鳥として、亜種ハヤブサが年間を通して生息しています。

 

主に水辺を好んで生息しますが、人口の建築物などに営巣する個体も多いです。

 

ハヤブサは開発による生息環境の減少や農薬の影響で、個体数が減少しており、日本では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

 

一方でアメリカやカナダの繁殖プログラムでは、個体数を大幅に増やすことに成功していて、現在は20世紀に大幅に個体数が減少する前の、元の個体数よりも多くなっているといわれています。

また、都市部は高い建物や、餌となるネズミや小鳥なども捕食でき、ハヤブサの営巣に適しているため、個体数が増えつつあるという実態もあります。

 

次は、ハヤブサの寿命をお伝えします!

 

ハヤブサの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

 

ハヤブサの寿命は12~16年ぐらいといわれています。

 

ハヤブサの繁殖期は3月〜4月頃です。

一度の産卵で3個〜4個の卵を産み、オスとメスが共同で30日程度抱卵して孵化します。

 

巣は作らず、崖の窪みや地上に直接卵を産み落としたり、他の鳥の古巣や人工の建物に産んだりします。

繁殖期にはオスとメスが「ケッケッケッ」と鋭い声で鳴きながら飛行する「ディスプレイ」がみられます。

 

それでは次に、ハヤブサの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!

 

ハヤブサの雛(幼鳥)の特徴は?どれくらいの大きさまで成長するの?

 

ハヤブサの雛は孵化してから40日程度で巣立ち、巣立った後もしばらくは親鳥の近くで生活します。

 

幼鳥は体上面が暗い褐色で、後頭部には赤茶色の横斑があり、羽縁は淡い赤茶色、体下面はクリーム色か赤茶色です。

幼鳥は5月中旬頃には成鳥と変わらない大きさにまで育ち、生後2年ほどで性成熟します。

 

次は、ハヤブサの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!

 

ハヤブサの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

ハヤブサは「キーキー」などと尻上がりで高い声で鳴きます。

 

威嚇の際には「カキャッ カキャッ」など鳴きます。

また、雛や幼鳥はオスに餌を催促するとき「ピェーエピェーエ」と鳴いたりします。

 

オスは「キッキッ」と鋭く鳴き、メスは「ガッガッ」「ゲゲ」などと鳴く事もあります。

ハヤブサは基本的に、繫殖期以外はあまり鳴きません。

 

次に、ハヤブサの飼い方をお伝えします!

 

ハヤブサはペットに向いてる?飼い方は?何を餌(食べ物)にしているの?

 

ハヤブサは人に慣れやすく賢いため、ペットに向いていますが、飼育する為には許可が必要です。

 

しっかり調教すればフリーフライトも可能で、合図だけで自分の腕に帰ってくるようになります。

攻撃的な一面があるので、信頼関係がしっかりできていないと襲われたりする可能性もあるので注意が必要です。

 

できれば雛から育てたほうが、信頼関係を築きやすいです。

 

屋外での飼育が一番望ましいですが、室内でも広いスペースを準備できるなら問題ないでしょう。

エサは冷凍マウスやヒヨコ、ウズラを中心に、1日に1〜2匹を目安に与えます。

 

野生のハヤブサは主にハトやスズメ、ヒヨドリやムクドリなどの鳥類を捕食します。

 

ハヤブサを飼育する際は、十分なお金と時間、広いスペース、かかりつけ獣医などの準備が必要です。

 

次は、ハヤブサをペットとして購入するときの値段や販売価格をお伝えします!

 

ハヤブサをペットとして購入すると値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

ハヤブサには「チゴハヤブサ」や「チョウゲンボウ」など色々な品種がいますが、主に輸入されたハヤブサなので価格は十数万~数十万円という高価格になります。

 

チゴハヤブサは20万円前後、チョウゲンボウは15〜30万円ぐらいしますから、基本的にそのぐらいは必要だと考えていた方がいいでしょう。

品種や血統などによっては更に高価になります。

 

次に、ハヤブサのオスとメスの違いをお伝えします!

 

ハヤブサのオスとメスの違いは?

 

ハヤブサは、オスよりメスのほうが体が小し大きいです。

 

オスの方がアイリングの黄色が濃く、体の横斑が細かいです。

また、餌を捕らえてきてメスに運んでいるのがオスです。

 

それでは最後に、ハヤブサとチョウゲンボウとの違いをお伝えします!

 

ハヤブサとチョウゲンボウとの違いはなに?

 

ハヤブサには胸などに黒色の太い横斑がありますが、チョウゲンボウはお腹に縦斑があります。

また、チョウゲンボウの尾は長く、翼の先端もとがっています。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ハヤブサのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ハヤブサの画像(写真)!巣の特徴は?英語でなんていうの?

・英名は「falcon」

・ハヤブサの全長はオス38〜45cmほど、メス45〜51cmほどで、メスの方が少し大きい

・頭は黒く、体や翼の上面は青みのある黒で、胸やお腹は白色

・頬に黒い線があり、胸や体の側面には黒っぽい褐色の横縞模様がみられる

・アイリングとクチバシの根本は黄色で、虹彩は暗い褐色

・ハヤブサは巣を作らず、地上に直接卵を産み落としたり、他の鳥の古巣や人工の建物に産んだりする

 

②ハヤブサの生息地(分布)はどこなの?絶滅危惧種なの?原因は?生息数はどれくらいなの?

・ハヤブサは南極大陸やニュージーランドなどを除き、ほとんどの地域で生息している

・北部に分布している個体は、冬には温帯や熱帯に渡って越冬する

・日本では留鳥として、亜種ハヤブサが年間を通して生息している

・主に水辺を好んで生息するが、人口の建築物などに営巣する個体も多い

・ハヤブサは開発による生息環境の減少や農薬の影響で、個体数が減少しており、日本では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている

・アメリカやカナダの繁殖プログラムでは、個体数を大幅に増やすことに成功していて、現在は20世紀に大幅に個体数が減少する前の、元の個体数よりも多くなっているといわれている

 

③ハヤブサの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

・ハヤブサの寿命は12~16年ぐらいといわれている

・ハヤブサの繁殖期は3月〜4月頃

 

④ハヤブサの雛(幼鳥)の特徴は?どれくらいの大きさまで成長するの?

・ハヤブサの雛は孵化してから40日程度で巣立ち、巣立った後もしばらくは親鳥の近くで生活する

・幼鳥は体上面が暗い褐色で、後頭部には赤茶色の横斑があり、羽縁は淡い赤茶色、体下面はクリーム色か赤茶色

・幼鳥は5月中旬頃には成鳥と変わらない大きさにまで育ち、生後2年ほどで性成熟する

 

⑤ハヤブサの鳴き声(さえずり)の特徴は?

・ハヤブサは「キーキー」などと尻上がりで高い声で鳴き、威嚇の際には「カキャッ カキャッ」など鳴く

・雛や幼鳥はオスに餌を催促するとき「ピェーエピェーエ」と鳴いたりする

・オスは「キッキッ」と鋭く鳴き、メスは「ガッガッ」「ゲゲ」などと鳴く事もある

 

⑥ハヤブサはペットに向いてる?飼い方は?何を餌(食べ物)にしているの?

・ハヤブサは人に慣れやすく賢いため、ペットに向いているが、飼育する為には許可が必要

・しっかり調教すればフリーフライトも可能で、合図だけで自分の腕に帰ってくるようになる

・攻撃的な一面があるので、信頼関係がしっかりできていないと襲われたりする可能性もあるので注意が必要

・できれば雛から育てたほうが、信頼関係を築きやすい

・屋外での飼育が一番望ましいが、室内でも広いスペースを準備できるなら問題ない

・エサは冷凍マウスやヒヨコ、ウズラを中心に、1日に1〜2匹を目安に与える

・野生のハヤブサは主にハトやスズメ、ヒヨドリやムクドリなどの鳥類を捕食する

・ハヤブサを飼育する際は、十分なお金と時間、広いスペース、かかりつけ獣医などの準備が必要

 

⑦ハヤブサをペットとして購入すると値段や販売価格はいくらぐらいなの?

・ハヤブサには「チゴハヤブサ」や「チョウゲンボウ」など色々な品種がいるが、主に輸入されたハヤブサなので価格は十数万~数十万円という高価格になる

・チゴハヤブサは20万円前後、チョウゲンボウは15〜30万円ぐらいしするので、基本的にそのぐらいは必要だと考えていた方がいい

・品種や血統などによっては更に高価になる

 

⑧ハヤブサのオスとメスの違いは?

・ハヤブサは、オスよりメスのほうが体が小し大きい

・オスの方がアイリングの黄色が濃く、体の横斑が細かい

・餌を捕らえてきてメスに運んでいるのがオス

 

⑨ハヤブサとチョウゲンボウとの違いはなに?

・ハヤブサの胸などには黒色の太い横斑があるが、チョウゲンボウのお腹には縦斑がある

・チョウゲンボウの尾は長く、翼の先端もとがっている

 

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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