みなさんこんにちは。
本日は、アカガシラサギの生態についてまとめていきたいと思います。
アカガシラサギはペリカン目サギ科アカガシラサギ属の鳥です。
学名は「Ardeola bacchus」です。
今回は、アカガシラサギについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、アカガシラサギの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
アカガシラサギの画像(写真)!特徴は?珍しいの?漢字や英語でなんていうの?
こちらがアカガシラサギです!
漢字では「赤頭鷺」と書き、英名は「Chinese Pond Heron」です。
アカガシラサギの全長はおよそ45cmで、夏羽では頭部が赤褐色、体の上面は青灰色、胸は紫がかった褐色です。
お腹や翼、尾は白色で、クチバシは黄色で先端が黒く、足は黄色っぽい色です。
アカガシラサギは夜行性です。
アカガシラサギはかつては、日本では迷鳥として少数が見られていただけですが、近年少しずつ見られる個体数が増えてきています。
それでは次に、アカガシラサギの生息地(分布)はどこなのかをお伝えします!
アカガシラサギの生息地(分布)はどこなの?葛西臨海公園や茨城にいるの?どの季節で見ることができる?
アカガシラサギは夏に中国や日本で繁殖し、冬は東南アジアなどで越冬します。
川や沼、干潟、湿原、水田などに生息しています。
アカガシラサギは、日本では近年は全国各地で観察記録や繁殖例があり、主に5月〜6月頃に見る事ができます。
東京の葛西臨海公園でも、鳥類園で繁殖する個体がいるようで、見る事が出来ます。
茨城県でも土浦市の桜川周辺で、アカガシラサギのコロニーを見られる事があります。
次は、アカガシラサギの寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。
アカガシラサギの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?
アカガシラサギの寿命はよくわかっていませんが、同じサギ科のコサギの寿命は4年〜5年といわれています。
アカガシラサギの繁殖期は5月〜9月頃で、松藪や喬木などに集団で繁殖します。
地上から4m~5 mの高さの枝に、樹皮などを使って皿形の巣を作ります。
一度の産卵で2個〜6個の卵を産み、オスとメスが共同で22日程度抱卵して孵化します。
それでは、アカガシラサギの雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします!
アカガシラサギの雛(幼鳥)の特徴は?
アカガシラサギの雛は孵化後30日ほどで巣立ちますが、しばらくは親鳥から給餌を受けます。
幼鳥の2年目の春の換羽後の姿は、成長の夏羽とよく似ています。
それでは次に、アカガシラサギの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
アカガシラサギの鳴き声(さえずり)の特徴は?
アカガシラサギ は「グァー、グァー」と鳴きます。
飛び立つ時に「クァッ」と鳴く事があります。
次に、アカガシラサギは何を餌にしているのかについてお伝えします。
アカガシラサギは何を餌にしているの?
アカガシラサギは動物食で、トンボなどの昆虫類、カエルやオタマジャクシ、ドジョウやフナなどを捕食します。
歩きながら餌を探したり、待ち伏せしたりして獲物を捕らえます。
雛にも同じ餌を与えます。
次に、アカガシラサギの性別雌雄(メスオス)の見分け方についてお伝えします。
アカガシラサギの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
アカガシラサギのオスとメスは同色で、識別は難しいです。
繁殖期における求愛給餌で、オスがメスに餌を与える場面などを見る事ができれば識別できるかもしれません。
最後に、アカガシラサギとサギの違いや識別方法をお伝えします!
アカガシラサギとサギの違いや識別方法は?
「サギ」はペリカン目サギ科の鳥の総称です。
サギ科の仲間は世界に65種、日本に19種います。
留鳥、夏鳥、冬鳥と季節ごとに様々なサギを見る事ができ、体色も白色や灰色、黒など様々です。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
アカガシラサギのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アカガシラサギの画像(写真)!特徴は?珍しいの?漢字や英語でなんていうの?
・漢字では「赤頭鷺」と書き、英名は「Chinese Pond Heron」
・アカガシラサギの全長はおよそ45cmで、夏羽では頭部が赤褐色、体の上面は青灰色、胸は紫がかった褐色
・お腹や翼、尾は白色で、クチバシは黄色で先端が黒く、足は黄色っぽい色
・アカガシラサギは夜行性
・アカガシラサギはかつては、日本では迷鳥として少数が見られていただけですが、近年少しずつ見られる個体数が増えてきている
②アカガシラサギの生息地(分布)はどこなの?葛西臨海公園や茨城にいるの?どの季節で見ることができる?
・アカガシラサギは夏に中国や日本で繁殖し、冬は東南アジアなどで越冬する
・川や沼、干潟、湿原、水田などに生息している
・アカガシラサギは、日本では近年は全国各地で観察記録や繁殖例があり、主に5月〜6月頃に見る事ができる
・東京の葛西臨海公園でも、鳥類園で繁殖する個体がいるようで、見る事が出来る
・茨城県でも土浦市の桜川周辺で、アカガシラサギのコロニーを見られる事がある
③アカガシラサギの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?
・アカガシラサギの寿命はよくわかっていないが、同じサギ科のコサギの寿命は4年〜5年といわれている
・アカガシラサギの繁殖期は5月〜9月頃で、松藪や喬木などに集団で繁殖する
④アカガシラサギの雛(幼鳥)の特徴は?
・アカガシラサギの雛は孵化後30日ほどで巣立つが、しばらくは親鳥から給餌を受ける
・幼鳥の2年目の春の換羽後の姿は、成長の夏羽とよく似ている
⑤アカガシラサギの鳴き声(さえずり)の特徴は?
・アカガシラサギ は「グァー、グァー」と鳴く
・飛び立つ時に「クァッ」と鳴く事がある
⑥アカガシラサギは何を餌にしているの?
・アカガシラサギは動物食で、トンボなどの昆虫類、カエルやオタマジャクシ、ドジョウやフナなどを捕食する
・歩きながら餌を探したり、待ち伏せしたりして獲物を捕らえる
・雛にも同じ餌を与える
⑦アカガシラサギの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
・アカガシラサギのオスとメスは同色で、識別は難しい
・繁殖期における求愛給餌で、オスがメスに餌を与える場面などを見る事ができれば識別できるかもしれない
⑧アカガシラサギとサギの違いや識別方法は?
・「サギ」はペリカン目サギ科の鳥の総称で、サギ科の仲間は世界に65種、日本に19種いる
・留鳥、夏鳥、冬鳥と季節ごとに様々なサギを見る事ができ、体色も白色や灰色、黒など様々
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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