みなさんこんにちは。
本日は、ウミネコの生態についてまとめていきたいと思います。
ウミネコは、チドリ目カモメ科カモメ属に分類される鳥です。
港や遊覧船などで、よく見かけることで有名ですね。
そんなウミネコの特徴をご紹介していきます。
今回は、ウミネコについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
それでは、ウミネコの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
ウミネコの画像(写真)!特徴は?漢字や英語でなんていうの?名前の由来は?
ウミネコは、頭部に灰褐色味があり、首から体下面は白色をしています。
上面全体は濃い青灰色、背の色は暗い灰色や黒色です。
尾羽は白く黒い帯があります。
くちばしは先端から赤、黒、赤、黄色をしています。
ウミネコは漢字で「海猫」と表されます。
また、英語では「Black-tailed gull」と表されます。
ウミネコの名前の由来は、猫のような鳴き声が特徴であることからきています。
次に、ウミネコの生息地(分布)をお伝えします!
ウミネコの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?絶滅危惧種なの?
ウミネコは、ロシア南東部、中国大陸東部、台湾、日本、朝鮮半島に生息しています。
冬季になると、中国などに南下し越冬するか、ロシア南東部や朝鮮半島では周年生息します。
日本では、周年生息しています。
なので、日本では季節を問わず観察することができます。
冬季になると北海道や本州北部で繁殖し、南下する個体が多いようです。
ウミネコは、準絶滅危惧種に指定されています。
数が減少している原因ははっきりとわかっていないようです。
守り育てていかなければならない存在ですね。
次は、ウミネコの平均寿命をお伝えします!
ウミネコの平均寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?
ウミネコの平均寿命は、およそ12年ほどと言われています。
過去には23年生きたウミネコが観察された記録もありましたよ。
ウミネコの繁殖期は、4~8月です。
北海道〜九州の沿岸や離島の断崖などにコロニーを形成し繁殖をします。
とても珍しいですが、中には東京上野のビル屋上で繁殖した例もあります。
繁殖しない個体は繁殖地に戻らない場合が多いです。
繁殖地は日本周辺に限られており、蕪島や飛島などの多くのコロニーが国の天然記念物に指定されていますよ。
それでは次に、ウミネコの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
ウミネコの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?
ウミネコの雛は、成鳥とはかなり見た目が違うのが特徴です。
体全体が褐色で、背~翼にははっきりとした鱗模様があります。
カモメ類は成鳥になるまで小型で2〜3年ほど、大型で5年ほどかかると言われています。
ウミネコは約4年かけて、成鳥と同じような見た目に成長していきます。
ウミネコの全長は、44〜47cmほどです。
体重は約500〜600gで、翼開長は約126〜128cmにもなりますよ。
次は、ウミネコの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
ウミネコの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ウミネコの鳴き声は、「ミャーミャー」と 猫 のような鳴き声をしています。
これは海辺でよく聞いた事がある鳴き声だと思います。
ウミネコに限らず、カモメ類は猫のような鳴き方をすることが多いです。
次に、ウミネコは何を餌にしているのかをお伝えします!
ウミネコは何を餌にしているの?
ウミネコの食性は、雑食です。
主に魚類やイカ、甲殻類の他、昆虫も食べます。
特に漁港や海岸に落ちている魚や、漁船や水産加工場から出るあらなどを食べていますよ。
次は、ウミネコの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
ウミネコの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ウミネコのオスとメスの違いは、見た目ではわかりません。
オスよりもメスの方が若干小さいといわれていますが、見分けることは難しいかもしれませんね。
次に、ウミネコとカモメやセグロカモメとの違いや見分け方(識別方法)をお伝えします!
ウミネコとカモメやセグロカモメとの違いや見分け方(識別方法)はなに?
ウミネコとカモメの違いは、くちばしや尾羽、背の色が違います。
カモメは、くちばしが黄色く黒い斑があります。
尾羽は、ウミネコと違い黒い帯がありません。
背の色は、ウミネコの方が濃い色をしています。
ウミネコとセグロカモメの違いは、くちばしと大きさです。
セグロカモメのくちばしは全体的に黄色く、下くちばしには赤い斑点があります。
大きさはウミネコよりも大きいです。
それでは最後に、ウミネコの駆除のやり方をお伝えします!
ウミネコがうるさい!駆除のやり方は?許可は必要なの?
ウミネコは、鳥獣保護法で捕獲や卵の採取が禁止されています。
一度巣を作られると駆除することができません。
このため、巣を作られないようにすることが最も大切です。
屋上に防鳥ネットや、テグスを張り、ウミネコが卵を産み落とすのを防ぐなどの対策を行いましょう。
もしも、ウミネコが巣を作ってしまった場合は、自分で解決しようとせず、行政や業者に相談をしましょう。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ウミネコのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ウミネコの画像(写真)!特徴は?漢字や英語でなんていうの?名前の由来は?
ウミネコは、頭部に灰褐色味があり、首から体下面は白色をしています。
上面全体は濃い青灰色、背の色は暗い灰色や黒色です。
尾羽は白く黒い帯があります。
くちばしは先端から赤、黒、赤、黄色をしています。
ウミネコは漢字で「海猫」と表されます。
また、英語では「Black-tailed gull」と表されます。
ウミネコの名前の由来は、猫のような鳴き声が特徴であることからきています。
②ウミネコの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?絶滅危惧種なの?
ウミネコは、ロシア南東部、中国大陸東部、台湾、日本、朝鮮半島に生息しています。
冬季になると、中国などに南下し越冬するか、ロシア南東部や朝鮮半島では周年生息します。
日本では、周年生息しています。
なので、日本では季節を問わず観察することができます。
冬季になると北海道や本州北部で繁殖し、南下する個体が多いようです。
ウミネコは、準絶滅危惧種に指定されています。
③ウミネコの平均寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?
ウミネコの平均寿命は、およそ12年ほどと言われています。
ウミネコの繁殖期は、4~8月です。
北海道〜九州の沿岸や離島の断崖などにコロニーを形成し繁殖をします。
とても珍しいですが、中には東京上野のビル屋上で繁殖した例もあります。
繁殖しない個体は繁殖地に戻らない場合が多いです。
④ウミネコの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?
ウミネコの雛は、成鳥とはかなり見た目が違うのが特徴です。
体全体が褐色で、背~翼にははっきりとした鱗模様があります。
ウミネコは約4年かけて、成鳥と同じような見た目に成長していきます。
ウミネコの全長は、44〜47cmほどです。
体重は約500〜600gで、翼開長は約126〜128cmにもなりますよ。
⑤ウミネコの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ウミネコの鳴き声は、「ミャーミャー」と 猫 のような鳴き声をしています。
⑥ウミネコは何を餌にしているの?
ウミネコの食性は、雑食です。
主に魚類やイカ、甲殻類の他、昆虫も食べます。
⑦ウミネコの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ウミネコのオスとメスの違いは、見た目ではわかりません。
オスよりもメスの方が若干小さいといわれていますが、見分けることは難しいかもしれませんね。
⑧ウミネコとカモメやセグロカモメとの違いや見分け方(識別方法)はなに?
ウミネコとカモメの違いは、くちばしや尾羽、背の色が違います。
カモメは、くちばしが黄色く黒い斑があります。
尾羽は、ウミネコと違い黒い帯がありません。
背の色は、ウミネコの方が濃い色をしています。
ウミネコとセグロカモメの違いは、くちばしと大きさです。
セグロカモメのくちばしは全体的に黄色く、下くちばしには赤い斑点があります。
大きさはウミネコよりも大きいです。
⑨ウミネコがうるさい!駆除のやり方は?許可は必要なの?
ウミネコは、鳥獣保護法で捕獲や卵の採取が禁止されています。
屋上に防鳥ネットや、テグスを張り、ウミネコが卵を産み落とすのを防ぐなどの対策を行いましょう。
もしも、ウミネコが巣を作ってしまった場合は、自分で解決しようとせず、行政や業者に相談をしましょう。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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