みなさんこんにちは。
本日は、オウギバトの生態についてまとめていきたいと思います。
オウギバトはハト目ハト科カンムリバト属の鳥です。
学名は「Goura victoria」です。
今回は、オウギバトについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、オウギバトの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
オウギバトの画像(写真)!目の色の特徴は?漢字や英語でなんていうの?名前の由来は?
こちらがオウギバトです!
漢字では「扇鳩」と書きます。
英名は「Victoria crowned pigeon」です。
オウギバトは、頭にフサフサとした扇状の冠羽が目立つ事が名前の由来になっています。
冠羽がある事で、エレガンスな雰囲気が漂っていますね。
「ヴィクトリアカンムリバト」という別名もあります。
オウギバトは全長およそ70cmで、ハト類では最大です。
全身が灰色がかった青色で、目は赤色です。
顔から頭にかけて黒い過眼線があり、喉は黒色、胸は赤紫色です。
翼や尾羽の先端には灰色がかった青色の斑紋があります。
次に、オウギバトの生息地(分布)についてお伝えします。
オウギバトの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
オウギバトは東南アジアからオセアニアにかけて分布し、主にインドネシアやパプアニューギニアなどに生息しています。
標高600m以下の乾燥林や湿地林、浸水林などに生息しています。
オウギバトは飛ぶ力が弱く、長距離は飛べない為渡りはしません。
よって、生息地であれば年間を通して見る事ができます。
日本でも動物園などで見る事ができますよ。
次は、オウギバトの寿命についてお伝えします。
オウギバトの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?どんな求愛方法をするの?
オウギバトの寿命はよくわかっていません。
一般的にハトの寿命は5年〜10年程度といわれていますが、オウギバトはハト類の中でも最大のハトですから、10年以上生きると思われます。
オウギバトの繁殖期は8月〜10月です。
葉っぱや枝を使って木の上に皿型の巣を作ります。
一度の産卵で産む卵は1個のみで、1ヶ月程度の抱卵で孵化します。
オスはメスに頭を振って冠羽をアピールし、尾羽も振りながら求愛します。
それでは、オウギバトの雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします。
オウギバトの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体重や体長に成長するの?
オウギバトの雛は孵化直後には少し冠羽が生えていますが、成鳥と違って目は黒色です。
孵化後2週間程度で、全長20cmほどまでになります。
雛は孵化後1ヶ月ほどで巣立ち、15ヶ月~17ヵ月ほどで性成熟します。
最大で全長60㎝ほど、体重約2.5㎏ほどまでに成長します。
それでは次に、オウギバトの鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします。
オウギバトの鳴き声(さえずり)の特徴は?
オウギバトは「ウー、ウゥー」などと太い声で鳴いています。
オスがメスにアピールしたり威嚇する時には、太鼓のように「ボンボン、ボンボン」と鳴きます。
警戒事や恐怖を感じている時には「ヴ!ヴ!ヴ!」と短く鳴きます。
それでは次は、オウギバトはペットにできるのかについてお伝えします。
オウギバトはペットにできる?何を餌にしているの?
オウギバトをペットとして飼育する事は不可能ではありませんが、個人での飼育はあまり現実的ではありません。
温度や湿度の調整・管理が必要となり、動物園などでの飼育でないと難しいと思われます。
オウギバトは主に種子や果実などを食べます。
動物園では、とうもろこしを乾燥させたものを与えたりしています。
雛には、しばらくはメスがミルクを与えます。
次に、オウギバトの性別雌雄(メスオス)についてお伝えします!
オウギバトの性別雌雄(メスオス)の判別方法は?
オウギバトのオスとメスは体の色も同じで、識別は難しいです。
繁殖期におけるディスプレイで、オスがメスに頭や尾を振って求愛する姿や、メスが雛にミルクを与える姿などを見る事ができれば識別する事ができます。
最後に、オウギバトとカンムリバトの違いについてお伝えします!
オウギバトとカンムリバトの違いや見分け方は?
オウギバトの冠羽の先端は白いですが、カンムリバトの冠羽先端は白くない事から識別ができます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
オウギバトのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①オウギバトの画像(写真)!目の色の特徴は?漢字や英語でなんていうの?名前の由来は?
・漢字では「扇鳩」と書き、英名は「Victoria crowned pigeon」
・オウギバトは、頭にフサフサとした扇状の冠羽が目立つ事が名前の由来になっている
・「ヴィクトリアカンムリバト」という別名もある
・オウギバトは全長およそ70cmで、ハト類では最大
・全身が灰色がかった青色で、目は赤色、顔から頭にかけて黒い過眼線があり、喉は黒色、胸は赤紫色
・翼や尾羽の先端には灰色がかった青色の斑紋がある
②オウギバトの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
・オウギバトは東南アジアからオセアニアにかけて分布し、主にインドネシアやパプアニューギニアなどに生息している
・標高600m以下の乾燥林や湿地林、浸水林などに生息している
・オウギバトは飛ぶ力が弱く、長距離は飛べない為渡りはしない
・生息地であれば年間を通して見る事ができる
・日本でも動物園などで見る事ができる
③オウギバトの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?どんな求愛方法をするの?
・オウギバトの寿命はよくわかっていないが、一般的にハトの寿命は5年〜10年程度といわれていて、オウギバトはハト類の中でも最大のハトなので10年以上生きると思われる
・オウギバトの繁殖期は8月〜10月
・葉っぱや枝を使って木の上に皿型の巣を作る
・一度の産卵で産む卵は1個のみで、1ヶ月程度の抱卵で孵化する
・オスはメスに頭を振って冠羽をアピールし、尾羽も振りながら求愛する
④オウギバトの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体重や体長に成長するの?
・オウギバトの雛は孵化直後には少し冠羽が生えているが、成鳥と違って目は黒色
・孵化後2週間程度で、全長20cmほどまでになる
・雛は孵化後1ヶ月ほどで巣立ち、15ヶ月~17ヵ月ほどで性成熟する
・最大で全長60㎝ほど、体重約2.5㎏ほどまでに成長する
⑤オウギバトの鳴き声(さえずり)の特徴は?
・オウギバトは「ウー、ウゥー」などと太い声で鳴く
・オスがメスにアピールしたり威嚇する時には、太鼓のように「ボンボン、ボンボン」と鳴く
・警戒事や恐怖を感じている時には「ヴ!ヴ!ヴ!」と短く鳴く
⑥オウギバトはペットにできる?何を餌にしているの?
・オウギバトをペットとして飼育する事は不可能ではないが、個人での飼育はあまり現実的ではない
・温度や湿度の調整・管理が必要となり、動物園などでの飼育でないと難しい
・オウギバトは主に種子や果実などを食べ、動物園ではとうもろこしを乾燥させたものを与えたりしている
・雛には、しばらくはメスがミルクを与える
⑦オウギバトの性別雌雄(メスオス)の判別方法は?
・オウギバトのオスとメスは体の色も同じで、識別は難しい
・繁殖期におけるディスプレイで、オスがメスに頭や尾を振って求愛する姿や、メスが雛にミルクを与える姿などを見る事ができれば識別する事ができる
⑧オウギバトとカンムリバトの違いや見分け方は?
・オウギバトの冠羽の先端は白いが、カンムリバトの冠羽先端は白くない事から識別ができる
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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