みなさんこんにちは。
本日は、オオヨシゴイの生態についてまとめていきたいと思います。
オオヨシゴイはペリカン目サギ科ヨシゴイ属の鳥です。
漢字では「大葭五位」と書きます。
今回は、オオヨシゴイについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、オオヨシゴイの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
オオヨシゴイの画像(写真)!特徴は?学名や英語名は?絶滅危惧種なの?
引用:Instagram jaznotabi様
こちらがオオヨシゴイです!
学名は「Ixobrychus eurhythmus」で、英名は「Schrenck’s bittern」です。
オオヨシゴイは全長40cmほどで、ヨシゴイより大きい事が名前の由来となっています。
体の上面は暗い赤褐色で、体の下面はクリーム色、尾羽は黒褐色です。
上クチバシは灰褐色、下クチバシは黄緑色、虹彩は黄色です。
オオヨシゴイは環境省レッドリストで絶滅危惧IA類 (CR)に指定されています。
それでは次に、オオヨシゴイの生息地(分布)はどこなのかをお伝えします!
オオヨシゴイの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
オオヨシゴイはロシアや中国、朝鮮半島や日本などで繁殖し、冬は中国南部や台湾、東南アジアなどに渡って越冬します。
主に湿性草原などに生息しています。
日本では夏鳥として5月〜9月頃に、北海道や本州中部より北で繁殖しますが、本州南部で見られる事もあります。
次に、オオヨシゴイの寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。
オオヨシゴイの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
オオヨシゴイの寿命は明確に分かっていませんが、同じサギ科のアマサギの寿命が17年、ゴイサギの寿命が21年ほどといわれている事から、オオヨシゴイの寿命は少なくとも10年以上はあるのではないでしょうか。
オオヨシゴイの繁殖期は5月〜8月頃です。
草原などに、枯れ草や茎を使って皿形の巣を作ります。
一度に3個〜5個の卵を産み、オスとメスが交替で抱卵して18日程度で孵化します。
次に、オオヨシゴイの雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします。
オオヨシゴイの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?
オオヨシゴイの雛は孵化後3週間ほどで巣立ちます。
幼鳥は成鳥のメスによく似ていますが、成長のメスの体にある白斑が幼鳥では、黄みがかっています。
最大で40cm程度まで成長していきます。
それでは、オオヨシゴイの鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします!
オオヨシゴイの鳴き声(さえずり)の特徴は?
オオヨシゴイは繁殖期に「オー、オー、オー」や「ウー、ウー、ウー」などと連続で鳴いています。
次は、オオヨシゴイの食性は?何を餌にしているのかについてお伝えします。
オオヨシゴイの食性は?何を餌にしているの?
オオヨシゴイは主に動物食で、バッタなどの昆虫やカエル、魚やエビなどを捕食します。
低空飛行で獲物を探し、見つけると止まって待ち伏せし、クチバシで突いて捕らえます。
基本的には、早朝と夕暮れに水辺で餌を探す事が多いようです。
次は、オオヨシゴイの性別雌雄(メスオス)の見分け方についてお伝えします。
オオヨシゴイの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
オオヨシゴイのオスは頭や背中の上面が紫がかった褐色ですが、メスは褐色で背中には白斑があり、胸には褐色の縦縞があります。
そして最後は、オオヨシゴイとヨシゴイの違いはなにかをお伝えします!
オオヨシゴイとヨシゴイの違いはなに?
オオヨシゴイはヨシゴイより少し体が大きいです。
オオヨシゴイのメスは特にヨシゴイに似ていますが、ヨシゴイの縦班は薄いです。
オオヨシゴイはヨシゴイよりも、乾燥した環境を好みます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
オオヨシゴイのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①オオヨシゴイの画像(写真)!特徴は?学名や英語名は?絶滅危惧種なの?
・学名は「Ixobrychus eurhythmus」で、英名は「Schrenck’s bittern」
・オオヨシゴイは全長40cmほどで、ヨシゴイより大きい事が名前の由来となっている
・体の上面は暗い赤褐色で、体の下面はクリーム色、尾羽は黒褐色
・上クチバシは灰褐色、下クチバシは黄緑色、虹彩は黄色
・オオヨシゴイは環境省レッドリストで絶滅危惧IA類 (CR)に指定されている
②オオヨシゴイの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
・オオヨシゴイはロシアや中国、朝鮮半島や日本などで繁殖し、冬は中国南部や台湾、東南アジアなどに渡って越冬する
・主に湿性草原などに生息している
・日本では夏鳥として5月〜9月頃に、北海道や本州中部より北で繁殖するが、本州南部で見られる事もある
③オオヨシゴイの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
・オオヨシゴイの寿命は明確に分かっていないが、同じサギ科のアマサギの寿命が17年、ゴイサギの寿命が21年ほどといわれている事から、オオヨシゴイの寿命は少なくとも10年以上はあるのではないか
・オオヨシゴイの繁殖期は5月〜8月頃
④オオヨシゴイの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?
・オオヨシゴイの雛は孵化後3週間ほどで巣立つ
・幼鳥は成鳥のメスによく似ているが、成長のメスの体にある白斑が幼鳥では、黄みがかっている
・最大で40cm程度まで成長していく
⑤オオヨシゴイの鳴き声(さえずり)の特徴は?
・オオヨシゴイは繁殖期に「オー、オー、オー」や「ウー、ウー、ウー」などと連続で鳴いている
⑥オオヨシゴイの食性は?何を餌にしているの?
・オオヨシゴイは主に動物食で、バッタなどの昆虫やカエル、魚やエビなどを捕食する
・低空飛行で獲物を探し、見つけると止まって待ち伏せし、クチバシで突いて捕らえる
⑦オオヨシゴイの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
・オオヨシゴイのオスは頭や背中の上面が紫がかった褐色だが、メスは褐色で背中には白斑があり、胸には褐色の縦縞がある
⑧オオヨシゴイとヨシゴイの違いはなに?
・オオヨシゴイはヨシゴイより少し体が大きい
・オオヨシゴイのメスは特にヨシゴイに似ているが、ヨシゴイの縦班は薄い
・オオヨシゴイはヨシゴイよりも、乾燥した環境を好む
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
アイキャッチ画像はInstagram george_redstart様より引用
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