みなさんこんにちは。
今回は、トンビ(トビ)についてまとめていきたいと思います。
トビはタカ目タカ科に属する鳥です。
今回は、トンビ(トビ)についてのポイント、
以上11個の点についてお伝えします。
まずはトンビ(トビ)の画像をお見せします!
目次
- 1 トンビ(トビ)の画像(写真)!渡り鳥なの?羽根や卵の特徴は?英語や漢字でどう書くの?
- 2 トビとトンビの違いはなに?視力はいいの?ことわざは何があるの?
- 3 トンビ(トビ)の餌付けをしたい!生息地(分布)はどこなの?江ノ島にいるの?
- 4 トンビ(トビ)の寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?どの季節に見ることができるの?
- 5 トンビ(トビ)は飼育することができるの?何を餌にしているの?
- 6 トンビ(トビ)の雛(幼鳥)の特徴は?どんな巣に住んでいるの?
- 7 トンビ(トビ)の鳴き声(さえずり)の意味は?スピリチュアルとの関係性は?
- 8 トンビ(トビ)の天敵はだれ?どのように駆除される?
- 9 トンビ(トビ)のオスとメスの違いは?
- 10 トンビ(トビ)に似た鳥は何がいるの?タカ(鷹)やカラスの違いはなに?見分け方は?
- 11 トンビ(トビ)は食用なの?捕まえ方(捕獲方法)は?値段はどれくらいなの?食べ方は?
- 12 トンビ(トビ)のまとめ!
トンビ(トビ)の画像(写真)!渡り鳥なの?羽根や卵の特徴は?英語や漢字でどう書くの?
トビは漢字では”鳶”と書き、英語で訳すと”black kite”です。
日本に生息するトビは留鳥ですが、ヨーロッパやアジアの亜種は渡り鳥で、冬は南に渡ります。
トビは最も身近な猛禽類といわれています。
飛翔している時に翼の下面の先端近くに白い模様が見え、風切羽は人の手を開いたように広がっています。
翼開長は150〜160cmで、ほとんど羽ばたかずに尾羽で舵をとって上昇気流に乗り、円を描きながら上空へと飛翔していく姿がお馴染みですね。
トビは一度の産卵で2~3個の卵を産み、約30日間抱卵します。
次に、トビとトンビの違いをお伝えします!
トビとトンビの違いはなに?視力はいいの?ことわざは何があるの?
トビとトンビは同一生物であり、単なる呼び方の違いです。
正式名称としては「トビ」ですが、「トンビ」と読んでも間違いではありません。
「トンビ」という呼び方はもともと岐阜県あたりの方言だった様で、それが全国的に広まっていったといわれています。
トビは非常に視力が良く、視力はなんと7.0〜8.0あるそうです。
鳥の目には視細胞が人間の5倍あり、人間の目の様に毛細血管が無いので視力の妨げにならないのです。
トビが高い上空から餌を見つける事ができるのも納得ですね!
日本には昔から、トビにまつわることわざがいくつかあります。
・トビも居ずまいから鷹に見える
立ち振舞いが上品だと、どんな人でも立派に見えるという意味
・鳶が鷹を産む
平凡な親が優秀な子を生むという意味
・トビに油揚げをさらわれる
大事な物や、本来であれば自分の物になるはずの物を突然横取りされて、呆然とする様子
これらのことわざを見てみると、あまりトビに良い印象が無い様に感じますね。
次は、トンビ(トビ)の生息地(分布)をお伝えします!
トンビ(トビ)の餌付けをしたい!生息地(分布)はどこなの?江ノ島にいるの?
トビはユーラシア大陸からアフリカ大陸、オーストラリアにかけて広く分布し、日本でも全国的に分布しています。
トビは山地林や平地林、市街地や農地、海沿いなど多様な場所に生息しています。
江ノ島でもトビがよく見られ、観光客のお弁当の中身やスマホなどが奪われる被害が続出しています。
しかし一方的にトビが悪いという訳でも無く、観光客などが餌を与えたりしていくうちに、人間慣れしたトビの行為がエスカレートしていったと考えられます。
その為、トビを餌付けする事はやめておいた方がいいでしょう。
それでは次に、トンビ(トビ)の寿命をお伝えします!
トンビ(トビ)の寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?どの季節に見ることができるの?
トビの寿命は長いもので20〜30年といわれています。
トビの繁殖期は3月〜5月頃です。
繁殖期にはオスとメスが共同で巣作りをします。
トビは年間を通して見ることができる鳥です。
ただ、トビが上空で円を描きながら飛ぶ姿は、日中の寒暖差が大きくて上昇気流が発生しやすい、秋から冬にかけてよく見られます。
次は、トンビ(トビ)は飼育することができるのかをお伝えします!
トンビ(トビ)は飼育することができるの?何を餌にしているの?
日本に生息するトビを捕獲して飼育する事は禁じられていますが、専門のペットショップなどで外国から正規輸入されたトビを飼育する事は出来ます。
トビは野鳥なので鳥獣保護法で守られているためですね。
トビはヘビ、ネズミ、カエル、トカゲや魚などの小動物を捕食したり動物の死骸を食べます。
トビが生きた獲物を仕留めて捕食する事はまれで、死骸や残飯を食べる事がほとんどの様です。
また、何を中心に食べるかは生息環境によって変わります。
都市部に生息するトビは生ゴミを漁る事が多く、海辺に生息するトビは魚を捕食する事が多いでしょう。
次に、トンビ(トビ)の雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
トンビ(トビ)の雛(幼鳥)の特徴は?どんな巣に住んでいるの?
トビの幼鳥には頭部から背や体の下面などに淡褐色の縦斑が目立ち、雨覆や肩羽に淡色の羽縁があるのが特徴的です。
トビの雛は2ヶ月ほどで巣立ち、約2年でたくましい成鳥になるといわれています。
幼鳥の頃から動物の死肉を食べます。
トビは平地や低山地の大きい木の上に、オスとメスが共同で枯れ枝を積み重ねながら、直径45~80cmの皿状の巣を作ります。
巣の内部には集めてきた紙くずや羽毛などを敷いて、緩衝性・防寒性のある巣を作ります。
生息環境によっては、断崖の地上に巣を作る場合もあるようです。
次は、トンビ(トビ)の鳴き声(さえずり)の意味をお伝えします!
トンビ(トビ)の鳴き声(さえずり)の意味は?スピリチュアルとの関係性は?
トビといえば「ピーヒョロロッ」という高い鳴き声が定番ですが、その鳴き声には”自分の縄張りをアピールしている”という意味があります。
他にも、「ピーピピピ」という鳴き声は縄張りを荒らされた時や警戒している時に発します。
トビは古来より神聖な鳥として扱われていて、幸せを呼ぶ吉鳥として親しまれていました。
今でこそ害鳥扱いされる事もあるトビですが、戦前までは切手や学校の教科書などによく登場しています。
日本書記の金鵄伝説では、神武天皇の前に金色のトビが降りてきて、体から輝かしい光を放ち、敵軍の目を眩ませて神武天皇に勝利をもたらしました。
その事からもトビは「日本建国に導いた神の使い」といわれています。
それでは次に、トンビ(トビ)の天敵をお伝えします!
トンビ(トビ)の天敵はだれ?どのように駆除される?
成鳥のトビは一応食物連鎖の頂点である為、捕食されてしまう様な天敵はいませんが、カラスとの小競り合いで攻撃を受ける事は多々あります。
もともとトビもカラスも、互いに縄張り意識が強く食性も近い為、ケンカは日常茶飯事です。
トビの方がカラスよりも体は大きく1対1であればトビの方が強いのですが、カラスは群れで交互に攻撃する為、トビが泣き寝入りして飛び去るケースがほとんどです。
トビは、普段からあまり群れで行動しておらず1羽のところを狙われる事が多く、カラスの群れの巧みな連携プレーにうんざりして諦めるという感じですね。
次は、トンビ(トビ)のオスとメスの違いをお伝えします!
トンビ(トビ)のオスとメスの違いは?
トビはオスもメスも体の色に違いは無く、見分けるのは専門家でも困難と言われています。
トビのオスとメスを唯一見た目で判別するとすれば、体の大きさではないでしょうか。
トビのオスは全長60cmほど、メスは70cmほどで、メスの方がひと回り大きいです。
メスは翼を広げると約1.6mもあります!
トビのオスとメスの判別は専門家の方でも難しいそうですが、体の大きさだけでなく鳴き声や行動などで見分けれる様に、じっくり観察してみて下さいね。
次に、トンビ(トビ)に似た鳥をお伝えします!
トンビ(トビ)に似た鳥は何がいるの?タカ(鷹)やカラスの違いはなに?見分け方は?
トビによく似た鳥として「ノスリ」がいますが、トビの方がひと回り大きく、体の色も違うので慣れれば見分けるのは簡単です。
トビは止まっている時は基本的に体の全体が茶色の鳥ですが、ノスリは白と茶色の2色で、真正面からだと淡い白色っぽくて全体的に色の薄い印象を受けます。
また、トビと鷹(タカ)も似ているといわれますが、体の色や足の長さや尾の形、鳴き声などで簡単に見分ける事ができます。
・トビ 尾が短くて足が太い 尾羽がバチ型 主に死骸を食べる
・タカ 足と尾が長い 翼は丸い 尾羽が扇型 生きた獲物を捕食する事が多い
トビの鳴き声は「ピーヒョロロ」
タカの鳴き声は「ピィ―ピィー」「キィーッキッキッ」など
また、トビは円を描きながら飛ぶことが多いが、タカは直線的に飛ぶことが多いです。
トビはカラスとも生態や食性が似ていますが、見た目はもちろんの事、習性や知能が違いますよね。
トビは基本的に単独行動を好みますが、カラスは基本的に群れで行動します。
一般的には意地が悪いといわれているトビですが、カラスのズル賢さにはかないません。
カラスの知能の高さこそ、トビがカラスに勝ちきれない理由なのです。
それでは最後に、トンビ(トビ)は食用なのかをお伝えします!
トンビ(トビ)は食用なの?捕まえ方(捕獲方法)は?値段はどれくらいなの?食べ方は?
トンビはとても美味しくてお酒によく合います!
希少部位で美味なので少々お高いですが、、、
すみません、ここでいう「トンビ」はイカの口の事です!!
そもそも、イカの「とんび 」とはトビのくちばしに似ている事から「とんび 」と呼ばれる様になったんですよ!
鳥のトビを捕獲して食べたとなると、重い罰則を受ける事になります。
ただ、毒がある訳でも無いので人間が食べる事自体は可能なのかもしれませんが、動物の死骸などを食べたトビを食べたいとは思いませんね。笑
冗談はさておき、読んで頂きありがとうございました。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
トンビ(トビ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①トンビ(トビ)の画像(写真)!渡り鳥なの?羽根や卵の特徴は?英語や漢字でどう書くの?
・日本に生息するトビは留鳥で、ヨーロッパやアジアの亜種は渡り鳥
・トビは飛翔している時に翼の下面の先端近くに白い模様が見え、風切羽は人の手を開いたように広がっている
・トビは一度の産卵で2~3個の卵を産み、孵化まで約30日間抱卵する
・トビは漢字では”鳶”と書き、英語で訳すと”black kite”
②トビとトンビの違いはなに?視力はいいの?ことわざは何があるの?
・トビとトンビは同一生物であり、単なる呼び方の違い
・トビは非常に視力が良く、視力はなんと7.0〜8.0ある
・「トビも居ずまいから鷹に見える」「鳶が鷹を産む」「トビに油揚げをさらわれる」などのことわざがある
③トンビ(トビ)の餌付けをしたい!生息地(分布)はどこなの?江ノ島にいるの?
・トビはユーラシア大陸からアフリカ大陸、オーストラリアにかけて広く分布し、日本でも全国的に分布している
・江ノ島でもトビがよく見られ、観光客のお弁当の中身やスマホなどが奪われる被害が続出している
・トビを餌付けする事はやめておいた方がいい!
④トンビ(トビ)の寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?どの季節に見ることができるの?
・トビの寿命は長いもので20〜30年
・トビの繁殖期は3月〜5月頃
・トビは年間を通して見ることができる
⑤トンビ(トビ)は飼育することができるの?何を餌にしているの?
・日本に生息するトビを捕獲して飼育する事は禁じられているが、専門のペットショップなどで外国から正規輸入されたトビを飼育する事は出来る
・トビはヘビ、ネズミ、カエル、トカゲや魚などの小動物を捕食したり動物の死骸、残飯を食べる
⑥トンビ(トビ)の雛(幼鳥)の特徴は?どんな巣に住んでいるの?
・トビの幼鳥には頭部から背や体の下面などに淡褐色の縦斑が目立ち、雨覆や肩羽に淡色の羽縁があるのが特徴的
・トビの雛は2ヶ月ほどで巣立ち、約2年でたくましい成鳥になる
・トビは平地や低山地の大きい木の上に、オスとメスが共同で枯れ枝を積み重ねながら直径45~80cmの皿状の巣を作り、内部には集めてきた紙くずや羽毛などを敷いていて、緩衝性・防寒性がある
⑦トンビ(トビ)の鳴き声(さえずり)の意味は?スピリチュアルとの関係性は?
・トビの「ピーヒョロロッ」という鳴き声には”自分の縄張りをアピールしている”という意味がある
・トビの「ピーピピピ」という鳴き声は縄張りを荒らされた時や警戒している時に発する
・トビは古来より「日本建国に導いた神聖な鳥」として扱われていて、幸せを呼ぶ吉鳥として親しまれていた
⑧トンビ(トビ)の天敵はだれ?どのように駆除される?
・成鳥のトビは一応食物連鎖の頂点である為、捕食されてしまう様な天敵はいないが、カラスとの小競り合いで攻撃を受ける事は多々ある
・トビは、普段からあまり群れで行動しておらず1羽のところを狙われる事が多く、カラスの群れの巧みな連携プレーにうんざりして飛び去るケースが多い
⑨トンビ(トビ)のオスとメスの違いは?
・トビはオスもメスも体の色に違いは無く、見分けるのは専門家でも困難と言われているが、体の大きさはメスの方が一回り大きい
⑩トンビ(トビ)に似た鳥は何がいるの?タカ(鷹)やカラスの違いはなに?見分け方は?
・トビによく似た鳥として「ノスリ」や「タカ」がいるが、体の大きさや色、鳴き声などが違う
・トビはカラスとも生態や食性が似ているがが、見た目はもちろんの事、習性や知能が違う
⑪トンビ(トビ)は食用なの?捕まえ方(捕獲方法)は?値段はどれくらいなの?食べ方は?
・トビを捕獲して食べると罰則を受ける
・イカの「とんび 」はトビのくちばしに似ている事が由来
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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