みなさんこんにちは。
今回は、イヌワシの生態についてまとめていきたいと思います。
イヌワシは日本の天然記念物になっています。
普通切手の意匠にもなったことがあるほど、なじみのある鳥です。
今回は、イヌワシについてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
まずは、イヌワシの写真(画像)をお見せします!
目次
- 1 イヌワシの画像(写真)!羽根や巣の特徴は?視力はいいの?英語でなんていうの?
- 2 イヌワシの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?伊吹山にいるの?どこの動物園にいる?
- 3 イヌワシの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?日本の生息数はどれくらいいるの?
- 4 イヌワシの雛(幼鳥)の特徴は?最大の大きさはどれくらい?
- 5 イヌワシの鳴き声(さえずり)の特徴は?
- 6 イヌワシはペットにすることができるの?飼い方は?
- 7 イヌワシはどのように狩りをするの?狩りの仕方は?何を餌(獲物)にしているの?小鹿も襲うの??
- 8 イヌワシの値段はどれくらいするの?剥製の価格はどれくらい?
- 9 イヌワシとオオワシの違いはなに?名前の由来はなに?
- 10 イヌワシは最強なの?天敵はだれ?絶滅危惧種や天然記念物なの?
- 11 イヌワシのまとめ!
イヌワシの画像(写真)!羽根や巣の特徴は?視力はいいの?英語でなんていうの?
イヌワシは全身の羽衣が黒褐色や暗褐色です。
頭部は光沢のある黄色で、尾羽基部を被う羽毛は淡褐色です。
イヌワシの巣は、切り立った岩壁に直径1.5~2.5mほどの大きな巣を作ります。
巣の中には雨や雪が入らないようにひさしが必要となります。
また、イヌワシは巣に入るのに強い気流を利用するので、巣は急斜面の上にあります。
イヌワシの視力は、人間の約7.5倍ほど良いと言われています。
これは、視細胞の数が多いからです。
また、イヌワシは色彩も豊かにとらえることができます。
人間は赤青黄の3種類の色しか見ることができませんが、イヌワシはそれに加えて紫を見ることができますので、その分色彩が豊かになっています。
イヌワシは英語で「Golden eagle」と呼ばれています。
これは後ろ頭の羽衣が光沢のある黄色であることが由来となっています。
次に、イヌワシの生息地(分布)をお伝えします!
イヌワシの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?伊吹山にいるの?どこの動物園にいる?
イヌワシはアフリカ大陸北部、北アメリカ大陸北部、ユーラシア大陸に生息しています。
さらに詳しく分布をご紹介すると、
ヨーロッパではスコットランド、スペイン、アルプス山脈からバチカン半島、スカンジナビア半島までに生息しています。
アジアではロシア各地、中国、日本までの地域と、トルコやコーカサス山脈からヒマラヤ山脈までや、中東に生息しています。
北アメリカではメキシコからアメリカ西部にかけて、カナダ各地に生息しています。
かなり広範囲に生息していることが分かります。
イヌワシは冬季に南下することがあります。
日本では亜種イヌワシが周年生息しています。
イヌワシは伊吹山で見ることができます。
自然のイヌワシの姿を見ることができますので、ぜひ訪れてみてください。
イヌワシは日本各地の動物園で飼育されています。
しかし、どこの動物園にもいるというわけでありません。
イヌワシが飼育されている動物園は以下の通りです。
- 盛岡市動物公園
- 大森山動物園
- 八木山動物公園
- 那須どうぶつ王国
- 千葉市動物公園
- 多摩動物公園
- いしかわ動物園
- 須坂し動物園
- 天王寺動物園
- 熊本市動植物園
全国各地で見ることはできますが、飼育している動物園は少ないことが分かりますね。
次は、イヌワシの寿命をお伝えします!
イヌワシの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?日本の生息数はどれくらいいるの?
イヌワシの寿命は、10~30年と言われています。
しかし、飼育下では40年以上生きることもあるようです。
イヌワシの繁殖期は、11月頃から始まります。
12月に入ると造巣活動が盛んになり、交尾を行います。
1月下旬~2月下旬に産卵が行われます。
イヌワシの日本での生息数は、500~650羽と推定されています。
かなり少ない数字となっています。
希少な野生動物ですので、守り育てていきたいですね。
それでは次に、イヌワシの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
イヌワシの雛(幼鳥)の特徴は?最大の大きさはどれくらい?
イヌワシの雛は、ふわふわとした白い羽毛が特徴です。
羽毛は成長と共に少しずつ黒く変化していきます。
産まれたばかりの雛は体重100gほどしかありません。
成長と共に体重も増えていき、3,000gを超えて成長します。
次は、イヌワシの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
イヌワシの鳴き声(さえずり)の特徴は?
イヌワシの鳴き声は「ピィーウ」「ポィョー」と聞こえます。
自然のイヌワシが生息する場所では鳴き声を頻繁に聞くことができるそうです。
ぜひ一度生で聞きに行ってみたいものです。
次に、イヌワシはペットにすることができるのかをお伝えします!
イヌワシはペットにすることができるの?飼い方は?
イヌワシをペットとして飼うことはできません。
天然記念物であり希少な動物ですので、一般の人が飼育をすることは許されていません。
次は、イヌワシはどのように狩りをするのかをお伝えします!
イヌワシはどのように狩りをするの?狩りの仕方は?何を餌(獲物)にしているの?小鹿も襲うの??
イヌワシは、上空から獲物を発見すると、翼をすぼめ急降下して狩りを行います。
通常は単独で狩りをしますが、1羽が獲物の注意を引き付けて、もう1羽が獲物の後方から襲い掛かる場合もあります。
イヌワシは主に哺乳類や鳥類、爬虫類、動物の死骸などを食べます。
日本では、ノウサギを中心にヤマドリ、ヘビを食べています。
イヌワシは小鹿を襲うこともあるようです。
非常に珍しいケースのようですが、小鹿を襲う場合もあるということですね。
それでは次に、イヌワシの値段はどれくらいするのかをお伝えします!
イヌワシの値段はどれくらいするの?剥製の価格はどれくらい?
イヌワシは天然記念物であり、希少な動物ですので、販売はされていません。
イヌワシの剥製はネットショップや、ネットオークションなどで販売されていることがあります。
値段はイヌワシのサイズやポーズによって異なりますが、数千円~数万円ほどで販売されているようです。
次は、イヌワシとオオワシの違いをお伝えします!
イヌワシとオオワシの違いはなに?名前の由来はなに?
オオワシはイヌワシよりも大きく、ワシの中では最大級のサイズです。
イヌワシは内陸部に生息しているのに対し、オオワシは海沿いに生息しています。
イヌワシの名前の由来は諸説あります。
下等であることを意味する犬を当てたという説や、羽が矢ととして用いられる際に美しさで劣っていたため、イヌとされたという説もあります。
また、鳴き声が子犬のものと似ていたためという説もあります。
はっきりとした名前の由来はわかっていないようですね。
それでは最後に、イヌワシは最強なのかをお伝えします!
イヌワシは最強なの?天敵はだれ?絶滅危惧種や天然記念物なの?
イヌワシは生態系の頂点に立っていますので、最強と言ってよいでしょう。
イヌワシには天敵はいないようです。
狩りの途中で他の動物に襲われてしまうこともありますが、基本的に天敵となる生物は存在しません。
イヌワシは絶滅危惧種です。
環境省の第4次レッドリストに載っています。
先ほどもご紹介しましたが、イヌワシは天然記念物です。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
イヌワシのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①イヌワシの画像(写真)!羽根や巣の特徴は?視力はいいの?英語でなんていうの?
イヌワシは全身の羽衣が黒褐色や暗褐色です。
頭部は光沢のある黄色で、尾羽基部を被う羽毛は淡褐色です。
イヌワシの巣は、切り立った岩壁に直径1.5~2.5mほどの大きな巣を作ります。
巣の中には雨や雪が入らないようにひさしが必要となります。
また、イヌワシは巣に入るのに強い気流を利用するので、巣は急斜面の上にあります。
イヌワシの視力は、人間の約7.5倍ほど良いと言われています。
また、イヌワシは色彩も豊かにとらえることができます。
人間は赤青黄の3種類の色しか見ることができませんが、イヌワシはそれに加えて紫を見ることができますので、その分色彩が豊かになっています。
イヌワシは英語で「Golden eagle」と呼ばれています。
これは後ろ頭の羽衣が光沢のある黄色であることが由来となっています。
②イヌワシの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?伊吹山にいるの?どこの動物園にいる?
イヌワシはアフリカ大陸北部、北アメリカ大陸北部、ユーラシア大陸に生息しています。
さらに詳しく分布をご紹介すると、
ヨーロッパではスコットランド、スペイン、アルプス山脈からバチカン半島、スカンジナビア半島までに生息しています。
アジアではロシア各地、中国、日本までの地域と、トルコやコーカサス山脈からヒマラヤ山脈までや、中東に生息しています。
北アメリカではメキシコからアメリカ西部にかけて、カナダ各地に生息しています。
かなり広範囲に生息していることが分かります。
イヌワシは冬季に南下することがあります。
イヌワシは伊吹山で見ることができます。
自然のイヌワシの姿を見ることができますので、ぜひ訪れてみてください。
イヌワシは日本各地の動物園で飼育されています。
しかし、どこの動物園にもいるというわけでありません。
③イヌワシの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?日本の生息数はどれくらいいるの?
イヌワシの寿命は、10~30年と言われています。
しかし、飼育下では40年以上生きることもあるようです。
イヌワシの繁殖期は、11月頃から始まります。
12月に入ると造巣活動が盛んになり、交尾を行います。
1月下旬~2月下旬に産卵が行われます。
イヌワシの日本での生息数は、500~650羽と推定されています。
希少な野生動物ですので、守り育てていきたいですね。
④イヌワシの雛(幼鳥)の特徴は?最大の大きさはどれくらい?
イヌワシの雛は、ふわふわとした白い羽毛が特徴です。
羽毛は成長と共に少しずつ黒く変化していきます。
産まれたばかりの雛は体重100gほどしかありません。
成長と共に体重も増えていき、3,000gを超えて成長します。
⑤イヌワシの鳴き声(さえずり)の特徴は?
イヌワシの鳴き声は「ピィーウ」「ポィョー」と聞こえます。
自然のイヌワシが生息する場所では鳴き声を頻繁に聞くことができるそうです。
ぜひ一度生で聞きに行ってみたいものです。
⑥イヌワシはペットにすることができるの?飼い方は?
イヌワシをペットとして飼うことはできません。
天然記念物であり希少な動物ですので、一般の人が飼育をすることは許されていません。
⑦イヌワシはどのように狩りをするの?狩りの仕方は?何を餌(獲物)にしているの?小鹿も襲うの??
イヌワシは、上空から獲物を発見すると、翼をすぼめ急降下して狩りを行います。
通常は単独で狩りをしますが、1羽が獲物の注意を引き付けて、もう1羽が獲物の後方から襲い掛かる場合もあります。
イヌワシは主に哺乳類や鳥類、爬虫類、動物の死骸などを食べます。
日本では、ノウサギを中心にヤマドリ、ヘビを食べています。
イヌワシは小鹿を襲うこともあるようです。
非常に珍しいケースのようですが、小鹿を襲う場合もあるということですね。
⑧イヌワシの値段はどれくらいするの?剥製の価格はどれくらい?
イヌワシは天然記念物であり、希少な動物ですので、販売はされていません。
イヌワシの剥製はネットショップや、ネットオークションなどで販売されていることがあります。
値段はイヌワシのサイズやポーズによって異なりますが、数千円~数万円ほどで販売されているようです。
⑨イヌワシとオオワシの違いはなに?名前の由来はなに?
オオワシはイヌワシよりも大きく、ワシの中では最大級のサイズです。
イヌワシは内陸部に生息しているのに対し、オオワシは海沿いに生息しています。
イヌワシの名前の由来は諸説あります。
下等であることを意味する犬を当てたという説や、羽が矢ととして用いられる際に美しさで劣っていたため、イヌとされたという説もあります。
また、鳴き声が子犬のものと似ていたためという説もあります。
はっきりとした名前の由来はわかっていないようですね。
⑩イヌワシは最強なの?天敵はだれ?絶滅危惧種や天然記念物なの?
イヌワシは生態系の頂点に立っていますので、最強と言ってよいでしょう。
イヌワシには天敵はいないようです。
狩りの途中で他の動物に襲われてしまうこともありますが、基本的に天敵となる生物は存在しません。
イヌワシは絶滅危惧種です。
環境省の第4次レッドリストに載っています。
先ほどもご紹介しましたが、イヌワシは天然記念物です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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