みなさんこんにちは。
今回は、ハシボソガラスについてまとめていきたいと思います。
ハシボソガラスは鳥綱スズメ目カラス科カラス属に属します。
「ハシボソ」というのはクチバシが細いという意味なのです。
今回は、ハシボソガラスについてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
まずはハシボソガラスの画像をお見せします!
目次
ハシボソガラスのかわいい画像(写真)!特徴は?販売価格はいくらぐらいなの?
こちらがハシボソガラスです!
ハシボソガラスの全長はおよそ50cm程で、全身はツヤのある黒色をしています。
雌と雄の体色は同じで、地肌の色は灰色、地肌に近い毛は白く柔らかいです。
保温性に優れた羽毛で厳しい寒さにも耐える事ができ、冬でも水浴びをしています。
突然変異で出現した体色が白い個体がまれに目撃されますね。
基本的にとても知能が高く、信号待ちで車が停まっているいる間に、車のタイヤが通る位置に堅い木の実を置いて車に割らしたりします。
カラスの販売価格は、一羽2万円〜3万円が相場となっている様です。
お手頃な価格と言えるのではないでしょうか?
世間的にはカラスを購入したいという需要があまり無い為、一般的なペットショップで販売されている事はほぼ無いので、鳥類専門のショップなどで相談して購入するのが望ましいです。
また、購入する以外にも里親募集者から譲り受けるなどの方法もあります!
次は、ハシボソガラスの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。
ハシボソガラスの生息地(分布)はどこなの?
ハシボソガラスはヨーロッパからアジアにかけてユーラシア大陸に分布しており、日本国内では全国的に、平地から低山地に分布している留鳥です。
ハシボソガラスは視界の開けた環境を好み、河川の近くや農地などに生息します。
その為、都市開発が進むような地域で観察される事は少ないです。
繁殖期以外は、特定の林などで集団でねぐらをとる事もあります。
それでは次に、ハシボソガラスの寿命はどれぐらいなのかと繁殖期はいつなのかについてお伝えします!
ハシボソガラスの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
ハシボソガラスやハシブトガラスの平均寿命は、約7~8年といわれていますが、飼育環境下での寿命は約30年にもなります。
カラスの中には、飼育環境下で約60年も生きた『コクマルガラス』という種類もいるそうですよ!
カラスは他の鳥類と比べても知能が高く、敵からの危険を回避したりする能力が長けているだけなく、雑食性なので生ゴミを漁れば餌を確保できる為、比較的長く生きやすいといわれています。
ハシボソガラスの繁殖期は4月〜7月です。
木の枝や針金、ハンガーなどのあらゆる物を使ってお椀型の巣を作ります。
産卵期は4月頃で、1回に3~5個の卵を産みます。
卵は20日ほどで孵化し、雛は1ヶ月程で巣立ちます。
雛への給餌はメスとオスが共同で行います!カラスのオスはイクメンですね!!
次に、ハシボソガラスの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします。
ハシボソガラスの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ハシボソガラスは「ガーガー」と濁った様な声で鳴きます。
驚く事にカラスは、鳴く回数で意味を分けてコミュニケーションをとっているといわれています。
鳴き声が1回の時は「あいさつ」、2回の時は「お腹が空いた」「仲間に注意を呼びかける」意味があるといわれています。
鳴き声が4~6回の時は「敵が来た」などの非常事態を知らせる鳴き声で、6回鳴く時は仲間にたいして「逃げろ」と伝えているのです。
他の鳥類も、鳴き声の種類でコミュニケーションをとる事はありますが、カラスは鳴き声の回数の違いも組み合わせる事により、更に複雑なやりとりをしているんですね!
さすがインテリバードですね!!
次は、ハシボソガラスを飼育する(ペットにする)ことはできるのかについてお伝えします。
また、ハシボソガラスは何を餌にしているのでしょうか。
ハシボソガラスを飼育する(ペットにする)ことはできるの?何を餌にしている?
ハシボソガラスを飼育する事は可能です!
カラスは鳥獣保護法の中でも狩猟鳥獣に指定されており、特定の時期・場所においては狩猟が認められています。
その為、鳥獣保護法の狩猟に関する規定を遵守すれば、捕獲と飼育が認められます。
また、先ほど述べたようにペットショップなどで販売されているカラスを購入して飼育する方法がありますし、人から譲り受けて飼育する事などが可能です。
ハシボソガラスは雑食で昆虫類、鳥類の卵や雛、小動物、、果実、種子や動物の死体や生ゴミなどを食べます。
飼育する際には、いろいろなペットフードを与えてみて、たまにご褒美に何かの肉や魚をあげたりすれば十分でしょう。
カラスには絶対、アボカドやチョコレートを与えない様にして下さい!
食べてしまうと最悪の場合、死に至る事があるといわれています。
また、カラスを飼育する際には毎日、日光浴や水浴びをさせてあげて下さい。
カラスは日光浴によりビタミンDを作り出し、水浴びによりゴミや菌を洗い流し、ストレスを解消します。
カラスはとてもなつきやすく可愛いのですが、飼育してしまえばもう自然に返す事は難しいという事を忘れないで下さい。
飼育するのであれば、最後まで責任を持って飼育してあげて下さいね。
最後に、ハシボソガラスとハシブトガラスの違いをお伝えします。
ハシボソガラスとハシブトガラスの違いは?
ハシボソガラス
・ハシブトガラスより少し体が小さい
・細くてスッとしたクチバシ
・額部分の盛り上がりが、ハシブトガラスより緩やか
・体は全体が黒色
・地上で足を交互に動かして歩く
・鳴き声が「ガー、ガー」と濁った様な声
・開けた土地、環境を好む
・地面採食をする
ハシブトガラス
・太くて曲線的なクチバシ
・額が大きく盛り上がっている
・体が青みがかった黒色
・地上では両足で跳ねて移動する
・鳴き声が「カア、カア」と澄んでいる声
これらの違いを理解すればバッチリ見分ける事が出来ます!
それでは、これまでのおさらいをしていきましょう。
ハシボソガラスのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ハシボソガラスのかわいい画像(写真)!特徴は?販売価格はいくらぐらいなの?
・ハシボソガラスの全長はおよそ50cm程で、全身はツヤのある黒色をしている
・雌と雄の体色は同じで、地肌の色は灰色、地肌に近い毛は白く柔らかい
・ハシボソガラスは基本的にとても知能が高い
・ハシボソガラスの販売価格は、一羽2万円〜3万円が相場となっている
②ハシボソガラスの生息地(分布)はどこなの?
・ハシボソガラスはヨーロッパからアジアにかけてユーラシア大陸に分布しており、日本国内では全国的に、平地から低山地に分布している留鳥
・ハシボソガラスは視界の開けた環境を好み、河川の近くや農地などに生息する
③ハシボソガラスの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
・ハシボソガラスやハシブトガラスの平均寿命は、約7~8年といわれていて、飼育環境下での寿命は約30年にもなる
・ハシボソガラスの繁殖期は4月〜7月
④ハシボソガラスの鳴き声(さえずり)の特徴は?
・ハシボソガラスは「ガーガー」と濁った様な声で鳴く
・カラスは鳴く回数で意味を分けてコミュニケーションをとっている
⑤ハシボソガラスを飼育する(ペットにする)ことはできるの?何を餌にしている?
・ハシボソガラスを飼育する事は可能
・ハシボソガラスは雑食で昆虫類、鳥類の卵や雛、小動物、、果実、種子や動物の死体や生ゴミなどを食べる
⑥ハシボソガラスとハシブトガラスの違いは?
・ハシボソガラスとハシブトガラスでは、体の大きさや色、額の盛り上がりやクチバシの形状、鳴き声などが違う
ちなみに余談ですが、ハシボソガラスは日本で北海道や秋田県、長野県、岐阜県などではかつて食用とされてきたそうですよ!
現代においても「ジビエマルシェ」という専門市場では、カラスの食材化について研究し、ミシュラン店からも高評価を受けているそうです。
その調理法はロースト・から揚げ・煮込みなどで、カラスと言われなければ、普通に美味しいお肉として食べられるほどのお味なんだとか。
食べるかどうかは別として、少し興味はありますね!!
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す