【エナガ(野鳥)の生態!】飼育方法や鳴き声の特徴等9個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、エナガについてまとめていきたいと思います。

 

エナガは鳥綱スズメ目エナガ科エナガ属に分類される鳥です。

エナガは体調のおよそ半分が尾で、柄の長い柄杓に例えられたことが名前の由来となっています。

 

今回は、エナガについてのポイント、

①エナガのかわいい画像(写真)!卵や巣の特徴は?漢字でどう書くの?ペットにすることはできるの?
②エナガの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができるの?動物園で見ることはできるの?
③エナガの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
④エナガの幼鳥(雛)の特徴は?いつ巣立ちするの?
⑤エナガの鳴き声(さえずり)の特徴は?
⑥エナガを飼う(飼育方法)ことはできるの?何を餌(食べ物)にしているの?
⑦エナガのオスとメスの違いは?
⑧エナガの種類はなにがあるの?
⑨エナガに似た鳥はなにがいる?シマエナガやシジュウカラとの違いはなに?

 

以上9個の点についてお伝えします。

まずはエナガの画像をお見せします!

 

エナガのかわいい画像(写真)!卵や巣の特徴は?漢字でどう書くの?ペットにすることはできるの?

 

 

こちらがエナガです!

 

エナガは漢字で「柄長」と書きます。

丸みを帯びた、柔らかそうな体がとても可愛いですね!

 

全長13〜14cmですが尾羽が長いため、尾羽を含めなければその体はスズメよりもかなり小さいです。

 

エナガは4〜6月に白色有班の卵を7〜12個産み、2週間前後で孵化します。

エナガは3月頃からつがいで巣作りを始めます。

 

エナガは、コケを集めてクモの糸や繭で固定し、縦長で楕円形の巣をつくります。

巣の中には集めてきた羽毛を敷き詰めます。

 

卵が割れない様にして、孵化した雛たちの防寒対策の為ですね!

 

エナガはその精巧な巣作りから、「巧婦鳥」とも称されます。

また、エナガは野鳥なのでペットとして飼う事はできません。

 

次に、エナガの生息地(分布)をお伝えします!

 

エナガの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができるの?動物園で見ることはできるの?

 

エナガはユーラシア大陸を中心にヨーロッパからアジア、日本まで幅広く分布しています。

 

日本では北海道から九州までの平地や低山地の林などに生息しています。

エナガを観察しやすい時期は、秋から冬の時期です。

 

木々の葉が落ちて林の見通しがよくなると見つけやすいですよ。

 

エナガは春~夏は林の中にいることが多いのですが,秋冬は低地の草むらなどで採食する事が多い為、一段と観察しやすくなります。

愛知県豊橋市の「のんほいパーク豊橋総合動植物公園」で飼育されているエナガを見る事ができます!

 

そのほかウグイスやキビタキなども見れますよ。

 

次は、エナガの寿命をお伝えします!

 

エナガの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

 

体も小さく、天敵も多いためエナガの平均寿命は2〜3年といわれています。

 

エナガは2〜3月から繁殖期に入り、産卵期は4~6月です。

雛が産まれてからは、親鳥以外のエナガも子育てに参加する「ヘルパー」制度もあるみたいですよ。

 

それでは次に、エナガの幼鳥(雛)の特徴をお伝えします!

 

エナガの幼鳥(雛)の特徴は?いつ巣立ちするの?

 

エナガの幼鳥は全体的に成鳥より体色が薄めで、瞼が赤いのが特徴的です。

 

エナガの雛は4月中旬〜5月上旬に巣立ちます。

卵の孵化から2〜3週間後です。

 

雛が巣立って、1本の枝に数匹で固まってとまっている「エナガ団子」と呼ばれる光景はとてもキュートです。

 

次は、エナガの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!

 

エナガの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

エナガは「ツーチリリー」「ジュリジュリ」「チーチー」などと小さく細い声で鳴きます。

 

次に、エナガの飼う(飼育方法)ことはできるのかをお伝えします!

 

エナガを飼う(飼育方法)ことはできるの?何を餌(食べ物)にしているの?

 

エナガは野鳥ですので、鳥獣保護法により飼育は認められていません。

 

エナガは木の実や、葉に潜む小さい昆虫や昆虫の卵・クモなどを食べ、樹液も吸います。

虫の中でもアブラムシが大好物のようです。

 

次は、エナガのオスとメスの違いをお伝えします!

 

エナガのオスとメスの違いは?

 

エナガのオスとメスは体の色が同じで、見た目で判別するのはとても難しいです。

 

繁殖期に巣作りを率先し、行動する時もメスを先導し、周りを良く見渡して警戒している方がオスです。

エナガのオスとメスを見分けるにはしっかり観察してみるしかないですね。

 

次に、エナガの種類をお伝えします!

 

エナガの種類はなにがあるの?

 

エナガは、3種類の亜種が日本に生息します。

・「シマエナガ」 北海道に分布する亜種 

・「キュウシュウエナガ」 四国や九州に分布する亜種

・「チョウセンエナガ」 対馬や讃岐諸島、佐渡島などに分布する亜種

 

北方の亜種であるシマエナガ以外は、外見や生態はエナガと変わりません。

 

それでは最後に、エナガに似た鳥をお伝えします!

 

エナガに似た鳥はなにがいる?シマエナガやシジュウカラとの違いはなに?

 

エナガに良く似ている鳥としてシマエナガやシジュウカラがいます。

 

シマエナガには、エナガのような黒い眉は無く、頭部が真っ白ですので見分けるのは簡単です。

 

エナガとシジュウカラも良く似ているようで違いが多々あります。

・エナガ 頭と顎が白色 お腹が白色 背中の一部に淡い紅色 長い尾羽

・シジュウカラ 頭と顎が黒色 お腹に黒い線 背中の上部に黄緑色 エナガより尾羽が短い

 

また、エナガとシジュウカラは一緒に群れをつくって行動する事もある様ですが、シジュウカラの方が体が大きいので慣れるとすぐ見分けれるようになるでしょう。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

エナガのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①エナガのかわいい画像(写真)!卵や巣の特徴は?漢字でどう書くの?ペットにすることはできるの?

・エナガは4〜6月に白色有班の卵を7〜12個産み、2週間前後で孵化する

・エナガはコケを集めてクモの糸や繭で固定し、縦長で楕円形の巣をつくり、巣の中には集めてきた羽毛を敷き詰める

・エナガは漢字で「柄長」と書く

・エナガは野鳥なのでペットには出来ない

 

②エナガの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができるの?動物園で見ることはできるの?

・エナガはユーラシア大陸を中心にヨーロッパからアジア、日本まで幅広く分布し、日本では北海道から九州までの平地や低山地の林などに生息する

・エナガを観察しやすい時期は、秋から冬の時期

・愛知県豊橋市の「のんほいパーク豊橋総合動植物公園」で飼育されているエナガを見る事ができる

 

③エナガの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

・エナガの平均寿命は2〜3年といわれている

・エナガの繁殖期は2〜6月

 

④エナガの幼鳥(雛)の特徴は?いつ巣立ちするの?

・エナガの幼鳥は全体的に成鳥より体色が薄めで、瞼が赤いのが特徴的

・エナガの雛は4月中旬〜5月上旬に巣立つ

 

⑤エナガの鳴き声(さえずり)の特徴は?

・エナガは「ツーチリリー」「ジュリジュリ」「チーチー」など小さく細い声で鳴く

 

⑥エナガを飼う(飼育方法)ことはできるの?何を餌(食べ物)にしているの?

・エナガは野鳥ですので、鳥獣保護法により飼育は認められていない

・エナガは木の実や、葉に潜む小さい昆虫や昆虫の卵・クモなどを食べ、樹液も吸う

 

⑦エナガのオスとメスの違いは?

・エナガのオスとメスは体の色が同じで、見た目で判別するのはとても難しい

・繁殖期に巣作りを率先し、行動する時もメスを先導し、周りを良く見渡して警戒している方がオス

 

⑧エナガの種類はなにがあるの?

・エナガ以外に「シマエナガ」「キュウシュウエナガ」「チョウセンエナガ」の3種類の亜種がある

 

⑨エナガに似た鳥はなにがいる?シマエナガやシジュウカラとの違いはなに?

・エナガには黒い眉ラインがあるが、シマエナガはにエナガの様な黒い眉が無く、頭部が真っ白

・エナガとシジュウカラは体の大きさや配色、尾羽の長さが違う

 

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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