みなさんこんにちは。
今回は、ウソについてまとめていきたいと思います。
ウソはスズメ目アトリ科ウソ属に分類される鳥です。
ホントです!
今回は、ウソについてのポイント、
以上5個の点についてお伝えします。
まずはウソの画像をお見せします!
目次
ウソの画像(写真)!特徴は?漢字でどう書くの?
こちらがウソという鳥です!
首にスカーフを巻いた様なビジュアルがとても可愛いですね。
漢字では「鷽」と書きます。
ウソは全長15〜16cmで、体はスズメより少し大きく、ぷくっとした体格です。
寒い時期には自分の羽毛で空気を閉じ込めて保温するので、更にぷっくりとしていますよ。
頭と翼と尾は黒色で、背は青じみた灰色、オスは喉に淡い紅模様があります。
メスは黒と褐色中心の、全体的に地味な色合いで、くちばしはオスとメス共に太くて短いです。
このようにウソは喉元の色でオスかメスかすぐ見分ける事ができる鳥です。
オスの方が可愛い見た目をしているんですね!
オスのこの派手な喉元はきっと、メスへのアピールポイントでもあるんでしょうね。
ウソは太宰府天満宮などでは神の使いとして崇められていて、幸運を呼ぶ神聖な鳥として扱われる一面もあります。
次に、ウソの生息地(分布)をお伝えします!
ウソの生息地(分布)はどこなの?
ウソはヨーロッパからアジア北部に分布していて、日本では漂鳥または冬鳥として全国的に分布しています。
ウソは平地・草地・造山帯・針葉樹林・落葉広葉樹林・針広混混林などに生息します。
日本では、繁殖期は主に北海道などで過ごし、冬になると全国各地で姿がみられます。
次は、ウソの寿命をお伝えします!
ウソの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
ウソは体が小さい割に長生きする鳥で、平均寿命は23年、最高寿命は17年といわれています。
平均寿命はスズメなどの小鳥とほぼ同程度といったところでしょうか。
ウソの繁殖期は5〜7月で、主に北海道で繁殖するといわれています。
繁殖期には針葉樹林に生息する事を好み、針葉樹の上に枯れ枝などを集めてお椀型の巣をつくります。
一回の産卵で4〜6個の卵を産み、卵は2週間程で孵り、雛は20日以内には巣立ちます。
ウソは普段は群れをつくって行動しますが、繁殖期になると群れをつくらず夫婦で行動します。
次に、ウソの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
ウソの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ウソは「ヒーホー」「フィーホー」と口笛を吹くような綺麗な鳴き声です。
綺麗でか細く、哀愁を感じさせるような鳴き声は、古来より愛されていたと言います。
その鳴き声から、口笛を意味する「ウソ」という古語が名前の由来となっています。
それでは最後に、ウソは何を餌にしているのかをお伝えします!
ウソは何を餌にしているの?
ウソは木の実や昆虫、桜や梅などの芽、果実の蕾などを食べます。
ウソの雛は主に昆虫を食べます。
ウソは、木の実の硬い殻を割って食べるために太くて短い、強いくちばしを持っているんですね。
また、桜の中でも特にソメイヨシノを好んで食べる事から、「花見の敵」といわれたりもします。
桜の開花前にウソが芽を食べ尽くしてしまい、桜の木が丸裸にされちゃったりするそうですよ、、
このように春先にせっかく大きくなった蕾や芽を食べてしまうので、害鳥として扱われてしまう事も多いようです
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ウソのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは5個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ウソの画像(写真)!特徴は?漢字でどう書くの?
・ウソの全長は15~16cmでスズメより少し大きく、ぷっくりとした体格
・ウソのオスは喉元に淡い紅模様があるのが特徴的
・ウソは漢字で「鷽」と書く
②ウソの生息地(分布)はどこなの?
・ウソはヨーロッパからアジア北部に分布していて、日本では漂鳥または冬鳥として全国的に分布している
・日本では、繁殖期は主に北海道などで過ごし、冬になると全国各地で姿がみられる
③ウソの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
・ウソの平均寿命は23年、最長寿命は17年
・ウソの繁殖期は5〜7月で、主に北海道で繁殖する
④ウソの鳴き声(さえずり)の特徴は?
・ウソは「ヒーホー」「フィーホー」と口笛を吹くような綺麗な鳴き声
⑤ウソは何を餌にしているの?
・ウソは木の実や昆虫、桜や梅などの芽、果実の蕾などを食べる
とても可愛らしい見た目の鳥「ウソ」!
名前も衝撃的で、幸福を呼ぶ神聖な鳥といわれる反面で、桜や果実を食べる「害鳥」として煙たがられる事もある、なんとも複雑な鳥ですね!
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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