みなさんこんにちは。
今回は、キバシリについてまとめていきたいと思います。
キバシリはスズメ目キバシリ科に分類される鳥です。
木の幹に縦にとまり、走って登る姿からキバシリ(木走)と名付けられました。
今回は、キバシリについてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
まずはキバシリの画像をお見せします!
目次
キバシリの画像(写真)!特徴は?
こちらがキバシリです!
群馬県の一部では「キマワリ」とも呼ばれるそうです。
キバシリは全長11〜15cmの細身の小鳥で、体の上面は褐色地に白色のまだら模様で、身を守る為に樹皮の色に似た保護色をしています。
お腹は白く、尾は細長く褐色をしていて、オスもメスも同じ色をしています。
木の幹に縦にとまり、幹の下から螺旋状に登りながら餌を探し、降りる時は後ろ向きで降りていきます。
キバシリの足の指は大き目で、木を走る為つめがよく発達していて、くちばしは細長く湾曲していて、餌を取りやすい形状をしています。
キバシリは準絶滅危惧種に指定されています。
木の幹を走り回って首をかしげながら餌を探す姿は、とても可愛いですよ。
次は、キバシリの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。
北海道で見ることができるのでしょうか。
キバシリの生息地(分布)はどこなの?北海道で見ることができるの?
キバシリはユーラシア大陸や北アメリカ大陸の温帯から亜寒帯に生息しています。
日本では四国以北の亜高山帯の針葉樹林に生息しています。
キバシリは生息地では基本的に留鳥ですが、北方で繁殖した個体は冬には南方へ渡るといわれています。
北海道には、キタキバシリという亜種が生息しています。
北海道は平地にも針葉樹林があるため、平地や低い山地にも生息しています。
キタキバシリとキバシリの見た目はほとんど同じで、素人が識別するのは困難といわれています。
次に、キバシリの寿命をお伝えします。
キバシリの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
キバシリの平均的な寿命は、スズメなどと同じ様にとても短く、2年ほどです。
これは幼鳥が成鳥になれる確率が低い為であり、成鳥になってしまえば平均寿命よりもはるかに長生きできるといわれています。
キバシリの繁殖期は3〜6月です。
次に、キバシリの幼鳥(雛)の特徴をお伝えします。
どんな巣に住んでいるのでしょうか。
キバシリの幼鳥(雛)の特徴は?どんな巣に住んでいるの?
キバシリの雛は2週間ほどで巣立ちますが、しばらくは群れています。
キバシリの幼鳥は成鳥と比べると、くちばしと尾が少し短いです。
キバシリは、木の割れ目や空洞、キツツキの古巣などにお碗状の巣を作ります。
周囲にたくさんの笹が茂る環境では笹の葉や枯枝で営巣し、笹の枯葉を細く裂いたものを産座に使っています。
スギ林に生息するキバシリは、たくさんのスギの木の皮を材料にして、スギの木の皮を細く裂いたものを産座に使っています。
他にも朽木の破片をクモの糸で繋いだりと、キバシリは生息している環境に合わせて適材を使って営巣しています。
それでは次は、キバシリの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします。
キバシリの鳴き声(さえずり)の特徴は?
キバシリの鳴き声は「ピチョ ピチョ ピィピィピィ チーチー リリリリ・・」と段々早口になるのが特徴的です。
繁殖期には「ツィー ツィツィツィ」とさえずりは短く、地鳴きは「ヅィー」など甲高く小さな声でさえずります。
それでは、キバシリは何を餌にしているのかをお伝えします。
キバシリは何を餌にしているの?
キバシリは樹皮の隙間や割れ目に住む昆虫や昆虫の卵などを食べます。(小型の甲虫、クモ、アブ、蛾の幼虫など)
キバシリは木の幹に尾をつけて体を支えながら、幹をらせん状に上下し、餌となる虫をあさります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
キバシリのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①キバシリの写真(画像)!特徴は?
・キバシリは全長11〜15cmの細身の小鳥で、体の上面は褐色地に白色のまだら模様で、身を守る為に樹皮の色に似た保護色をしている
・キバシリは木の幹に縦にとまり、幹の下から螺旋状に登りながら餌を探し、降りる時は後ろ向きで降りていく
・キバシリの足の指は大き目で、木を走る為つめがよく発達していて、くちばしは細長く湾曲していて、餌を取りやすい形状をしている
②キバシリの生息地(分布)はどこなの?北海道で見ることができるの?
・キバシリはユーラシア大陸や北アメリカ大陸の温帯から亜寒帯に生息していて、日本では四国以北の亜高山帯の針葉樹林に生息している
・北海道には、キタキバシリという亜種が生息していて、平地や低い山地にも生息している
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