オオバンってどんな鳥!?生態や分布について7つのポイント!!








 

みなさんこんにちは。

今回は、オオバンについてまとめていきたいと思います。

 

皆さんは「オオバン」という鳥はご存知ですか?

 

 

鳥って普段たくさん見かけますが詳しく知る機会ってないですよね!

ここではそんな鳥について詳しく書いていきます!!

是非この記事で「オオバン」について知ってみてください!

 

では7つのポイントから見ていきましょう!

①オオバンってどんな鳥?
②オオバンの鳴き声はどんなの?
③オオバンの分布は?どんなところに住んでるの?
④オオバンの幼鳥(雛)の特徴は?
⑤オオバンの子育てはどうするの?
⑥オオバンって何を食べているの?
⑦「オオバン」名前の由来は?

 

まずはオオバンの見た目です!

 

オオバンってどんな鳥?

 

こちらがオオバンです。

ツル目クイナ科オオバン属の鳥です。

 

赤い瞳と真っ白な眉間からクチバシが特徴で、それ以外は真っ黒ですね!

また、足首までは黄色でそこから下は白いというのも特徴的です。

 

結構分かりやすい見た目なのでふと見かけたらすぐ分かるはずです!

 

鳥を見分ける時は見た目もそうですが、鳴き声も必須ですよね?

次は鳴き声について見てみましょう!

 

オオバンの鳴き声はどんなの?

 

オオバンの鳴き声って言葉にして説明しようとすると少し難しいですね。

 

「プァー、プァップァー」といった感じの鳴き声で少し間の抜けた感じです。

一番想像しやすいのはラッパの音色に近いかもしれません。

 

あまり長く鳴く鳥ではなく、スズメのように小刻みに鳴くこともありません。

鳴き声のパターン的にはカモメなんかに近いかもしれませんね!

 

見た目も水鳥のようですがどんなところで見られるのでしょうか?

 

次はオオバンの分布についてです!

 

オオバンの分布は?どんなところに住んでるの?

 

 

オオバンはアフリカ大陸、ユーラシア大陸、アイスランド、イギリス、スリランカ、日本、フィリピンを主な生息地にしており、

夏季にはヨーロッパ、シベリア、朝鮮半島で繁殖、冬季は東南アジア、アラビア半島、サハラ砂漠へと南下し越冬します。

日本では繁殖を本州、九州、北海道で行い、その後本州以南で越冬します。

 

また本州以南では冬鳥としての他、留鳥として生息している場合もあるようです。

 

基本的には渡り鳥です!

 

結構分布場所の気温差が激しいんです。

それだけ色々なところに適応できるということですよね!

また各地で渡る距離も大幅に違うようです。

 

結構広範囲に分布していることがわかりましたね!

 

では、次はオオバンの家族について少し掘り下げてみましょう!

 

オオバンの幼鳥(雛)の特徴は?

 

オオバンのヒナは成鳥とはかなり違う見た目をしています。

 

羽毛が柔らかいのはもちろんのこと、なんと頭が赤いんです!

頭頂ははげていて毛の色はオレンジ、クチバシまで赤いという徹底ぶりです。

 

大抵ヒナは成鳥の特徴は持っているイメージですがオオバンは違いすぎてヒナだけで見たらオオバンとは思えません…

親鳥自身も初めて見たらびっくりするかもしれませんね!

 

そんなオオバンのヒナは1度の産卵で最大13匹程生まれます。

しかも年に2回も産卵するのでかなりの大家族になることもあるんですね!

卵はオスとメスで順番に温めており2回目に生まれたヒナに関しては最初のヒナも子育てするという幸せ家族っぷりです。

 

しかし、最初にうまれたヒナはなんだか不満もあるようで…

どんな不満なのでしょうか?

 

次は子育てについて見てみましょう!

 

オオバンの子育てはどうするの?

 

最初のヒナまでは普通の子育てとなんら変わりありません。

 

オオバンの子育ての特徴は2回目の産卵から始まります。

2回目の卵からヒナが孵ると親鳥の愛は全てそちらに注がれてしまいます。

 

最初のヒナたちは完璧に無視されるという徹底ぶりです!

その中で新入りの世話まで任されるのですから1匹目の不満も当たり前です…

 

このヒナ達は約2か月間家族と一緒に暮らすようで一番多い時期はかなり大きな家族になりそうですね!

 

でも他の動物でも2匹目が生まれた途端に最初の子どもが見向きもされなくなるってよく聞きますよね!

野生の兄妹って大変なんですね…

 

家族構成まで分かりましたね!

 

次はオオバンの食生活を見ていきましょう!!

 

オオバンって何を食べているの?

 

オオバンは基本的に水生植物を食べます!

水面を漂いながら壁に生えたコケをつついたりしています。

 

しかし、場合によっては魚類を食べたり、昆虫や軟体動物、果てには他の鳥類の卵やヒナも食べるというのだから驚きですね!

なので決まって何を食べるかというよりは雑食と一言で片づけてしまうのが妥当です…

 

しかしオオバンの細いクチバシで卵やヒナも食べてしまうというのはあまり想像がつきませんね。

前述の通り世界中に分布していることを考えると、その場所毎で食生活も変わっているのかもしれません。

そう考えるとかなりタフで柔軟な鳥なんだと想像できますね!

 

一通りオオバンがどんな鳥なのかが分かったところで一つ豆知識を知っておきましょう!

 

次はオオバンの名前の由来についてです!

 

「オオバン」名前の由来は?

 

オオバンって漢字で書くと「大鷭」で「大きい鷭」という意味になります。

 

 

このオオバンの他にバン(鷭)という鳥がいるのが名前の由来なんですね!

バンはオオバンと同じくツル目クイナ科に属する鳥で眉間からクチバシの半分にかけてが赤色、

羽が茶色く羽先は白いバンよりも鮮やかな鳥です。

 

ちなみにバンは田んぼでよく見かけられたことから「田んぼの番人」という意味で名づけられました。

由来として聞くと単純ですが二つの鳥のことを一度に知れて豆知識としては一石二鳥な気もしますね!

 

いかがでしたでしょうか!

オオバンについて7つのポイントでした!

水辺を歩くときなんかは少し探して見たらいるかもしれませんね!!

 

それでは、まとめに入りましょう!

 

オオバンのまとめ!

 

オオバンの7つのポイントは!

真っ赤な瞳と真っ白なクチバシを持ち体は真っ黒!
ラッパのような間の抜けた鳴き声!
日本にも世界中にも広く分布、夏には北に、冬には南に飛ぶ渡り鳥!
ヒナは頭が赤くて全く別の鳥みたい!
野生の兄妹は大変…2匹目が生まれたら1匹目はほったらかし!
水生植物、昆虫や軟体動物、他釣りの子どもも食べちゃう超雑食!
大きいバン(鷭)だからオオバン(大鷭)!由来となった鳥がいた!

 

たくさんいる鳥にも一匹一匹ちゃんと個性があるんです。

この記事を機に景色としてではなく、鳥を観察してもらえたら嬉しいです!

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

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