みなさんこんにちは。
今回は、ホシガラスの生態についてまとめていきたいと思います。
ホシガラスは体に白い星に見える模様があり名前の由来にもなっていて
漢字では「星烏」と書きますね。
高山に生息しているので「岳鴉」(ダケガラス)とも呼ばれ登山客の目を楽しませています。
今回は、ホシガラスについてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
まずは、ホシガラスの写真(画像)をお見せします!
目次
ホシガラスの画像(写真)!特徴は?珍しいの?
ホシガラスは黒い羽に星のように見える白い模様をもつ、スズメ目カラス科ホシガラス属になります。
全長は35㎝で羽は短めですが幅が広いです。フワフワと直線的に飛行します。
ホシガラスは「貯食」というカラス科にはよく見られる習慣があります。
ホシガラスはハイマツの実が大好きです。
秋頃になるとハイマツの実を殻を割って取り出し、喉に詰め込んで物陰や地面などに隠して食べ物が手に入らない時期に食べています。
一度に140個ほどの実を大きな喉袋に入れて隠し場所に運んでいきます。
1ヶ所に3~5個を隠し、隠し場所は8000~9000ヶ所とも言われています。
とても多いですよね。
隠してる場所を忘れてしまうこともあって、そのままハイマツの実が芽を出すこともあります。
ホシガラスにとっても、ハイマツにとっても「貯食」は繁殖するために必要なことなのです。
このことからホシガラスは「森の達人」とも呼ばれています。
次に、ホシガラスの生息地(分布)をお伝えします!
ホシガラスの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
ホシガラスは北海道、本州、四国、九州の亜高山地帯の針葉樹、ハイマツがたくさんある場所に生息しています。
留鳥ですが4~9月の繁殖後の冬の間は標高の低いところに移動するホシガラスもいます。
次は、ホシガラスの寿命をお伝えします!
ホシガラスの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
ホシガラスの寿命は5~8年といわれています。
スズメやツバメが1~3年くらいの寿命なので、比較するとホシガラスの寿命は長いですね。
貯食する知性、高山の天敵の少ない場所に生息するなどが長い寿命の理由のようですね。
ホシガラスは繁殖期はフィルルフィルル、フィルーフィルーと低く鳴いています。
高山でも雪が残る3月下旬から巣作りを始めますので他の野鳥より早めですね。
天敵のヘビなどが活動しない時期から巣を作ってヒナを守るためと考えられています
4~9月が繁殖期間でオスとメスで子育てをしていきます。卵は2~4個産まれます。
18日ほど抱卵して、23日ほどでヒナは巣立ちます。
その後2~3ヶ月で貯食のやり方など生きていく術を親鳥から学んでいきます。
それでは次に、ホシガラスの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
ホシガラスの雛(幼鳥)の特徴は?
ホシガラスのヒナは茶色に近い黒色のフワフワした羽毛で覆われ白い斑点も見られます。
尾っぽも短くぷっくりしてキュアキュアと鳴き声をしてます。
次は、ホシガラスの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
ホシガラスの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ホシガラスはしわがれ声でガアーガアーと鳴きます。カラス独特の鳴き声を感じます。
警戒するときは短くガァガァと鳴くこともあります。
それでは最後に、ホシガラスは何を餌にしているのかをお伝えします!
ホシガラスは何を餌にしているの?
ホシガラスは雑食ですがハイマツの実が大好きです。
ゴヨウマツ、オオシラビソなど針葉樹の種子、ブナやミズナラなど広葉樹も好んで食べています。
種子以外にも昆虫や小鳥の卵やヒナも食べる事もあります。
ホシガラスは英語でナッツ・クラッカーと呼ばれていてハイマツの実の殻がたくさんある場所も
よく生息地では見つけることができます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ホシガラスのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ホシガラスの画像(写真)!特徴は?珍しいの?
ホシガラスは羽に白の斑点が星のようにも見えるカラス科に属しています。
ホシガラスは貯食をします。
②ホシガラスの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
ホシガラスは高山に生息しています。
ホシガラスは留鳥ですが冬は低い山に移動してきます。
③ホシガラスの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
ホシガラスの寿命は5~8年ほどです。
ホシガラスの繁殖期は4~9月です。
④ホシガラスの雛(幼鳥)の特徴は?
ホシガラスの幼鳥は白い斑点もみられ成鳥に似ています。
⑤ホシガラスの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ホシガラスはしわがれ声でガァーガァーと鳴きます。
⑥ホシガラスは何を餌にしているの?
ホシガラスは雑食でハイマツの実が大好きです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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