【クロジ(野鳥)の生態!】鳴き声や生息地等7個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

本日は、クロジの生態についてまとめていきたいと思います。

 

クロジはスズメ目ホオジロ科ホオジロ属の鳥です。

漢字では「黒鵐」と書きます。

 

今回は、クロジについてのポイント、

①クロジの画像(写真)!特徴は?
②クロジの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
③クロジの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
④クロジの雛(幼鳥)の特徴は?
⑤クロジの鳴き声(さえずり)の特徴は?
⑥クロジは何を餌にしているの?
⑦クロジのオスとメスの違いは?

 

以上7個の点についてお伝えします。

それでは、クロジの写真(画像)を見ていきましょう!

 

クロジの画像(写真)!特徴は?

 

 

こちらがクロジです!

 

クロジは全長は16〜17.5cmで、体重は20〜30g、翼開長は26cmほどです。

スズメよりも一回り大きく、ホオジロと同じぐらいの大きさの野鳥です。

 

オスとメスの体色は違いますが、オスメスともに背と翼には黒褐色の模様があり、冬羽は全体的に淡い色になります。

 

クロジには、ホオジロ科の鳥に一般的に見られる尾羽の白模様はありません。

クチバシは三角形で肌色、上面は黒っぽい色をしています。

 

次に、クロジの生息地(分布)をお伝えします!

 

クロジの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?

 

クロジはカムチャツカ半島から千島列島、サハリンなどで繁殖し、冬季は中国東部などに渡ります。

日本では、北海道では夏鳥、本州中部以西では冬鳥、その他の地域では留鳥として生息しています。

 

主に落葉広葉樹林や針広混交林の、笹の茂った森林などで繁殖します。

繁殖期以外は、単独で平地または山地の森林に生息している事が多いです。

 

クロジは北海道では夏に、本州中部以西では冬に、その他の地域では年間を通して観察する事ができます。

 

次は、クロジの寿命をお伝えします!

 

クロジの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

 

クロジの寿命は、正確には分かっていませんが、体の小さいクロジの寿命は、1年〜2年程度である可能性が高いです。

 

クロジの繁殖期は5月~6月です。

笹が茂った森や草藪などに枯れ葉や小枝を使ってお椀型の巣を作ります。

 

一度の産卵で4~5個の卵を産み、オスとメスが共同で約11日間抱卵して孵化します。

繁殖時期には縄張り意識が高まり、度々別のオスと縄張り争いを繰り広げます。

 

それでは次に、クロジの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!

 

クロジの雛(幼鳥)の特徴は?

 

孵化したクロジの雛は、約11日で巣立ちます。

幼鳥は全体的に褐色みが強い体色をしています。

 

クロジの幼鳥の中には、尾羽に白斑のある個体もまれに見られます。

 

次は、クロジの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!

 

クロジの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

クロジは「ピーピーピー」や「ピー フィー ツー チョチー」などと鳴きます。

 

アオジの鳴き声にも似ているといわれます。

地鳴きはアオジと比べ低い声で「ジッ」と鳴きます。

 

さえずる時には周囲が見渡せる様な枝などにとまり、上を向いてさえずり続けます。

 

次に、クロジは何を餌にしているのかをお伝えします!

 

クロジは何を餌にしているの?

 

クロジは基本的には地上で種子や木の実を食べ、繁殖期になると木の上で昆虫やクモなどを捕食します。

繁殖期には動物性タンパクが必要なんですね。

 

それでは最後に、クロジのオスとメスの違いをお伝えします!

 

クロジのオスとメスの違いは?

 

クロジのオスの体色は全体的に灰黒色ですが、メスは全体的に褐色で、上尾筒が赤茶色です。

体色が全く異なるので、一目で見分ける事ができます。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

クロジのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①クロジの画像(写真)!特徴は?

・クロジは全長は16〜17.5 cmで、体重は20〜30 g、翼開長は26 cmほど

・オスとメスの体色は違いますが、オスメスともに背と翼には黒褐色の模様があり、冬羽は全体的に淡い色になる

・クロジには、ホオジロ科の鳥に一般的に見られる尾羽の白模様は無い

・クチバシは三角形で肌色、上面は黒っぽい色をしています。

 

②クロジの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?

・クロジはカムチャツカ半島から千島列島、サハリンなどで繁殖し、冬季は中国東部などに渡る

・日本では、北海道では夏鳥、本州中部以西では冬鳥、その他の地域では留鳥として生息している

・クロジは北海道では夏に、本州中部以西では冬に、その他の地域では年間を通して観察する事ができる

 

③クロジの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

・クロジの寿命は、正確には分かっていませんが、体の小さいクロジの寿命は、1年〜2年程度である可能性が高い

・クロジの繁殖期は5月~6月

 

④クロジの雛(幼鳥)の特徴は?

・孵化したクロジの雛は、約11日で巣立つ

・幼鳥は全体的に褐色みが強い体色をしている

 

⑤クロジの鳴き声(さえずり)の特徴は?

・クロジは「ピーピーピー」や「ピー フィー ツー チョチー」などと鳴く

・アオジの鳴き声にも似ているといわれます。

・地鳴きはアオジと比べ低い声で「ジッ」と鳴く

 

⑥クロジは何を餌にしているの?

・クロジは基本的には地上で種子や木の実を食べ、繁殖期になると木の上で昆虫やクモなどを捕食する

 

⑦クロジのオスとメスの違いは?

・クロジのオスの体色は全体的に灰黒色だが、メスは全体的に褐色で、上尾筒が赤茶色

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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