みなさんこんにちは。
今回は、ホオジロについてまとめていきたいと思います。
皆さんは「ホオジロ」という鳥をご存知ですか?
「ホオジロ」と聞くと最初にイメージするのはホオジロザメだと思います。
今回はそんなサメみたいな名前をした「ホオジロ」について!
以上の9つのポイントをお伝えしていきます!
それでは最初はその気になる見た目から見ていきましょう!
目次
ホオジロの画像!どんな見た目なの?
こちらがホオジロです!性別はオスですね。
ホオジロって名前がつくのもうなずける顔をしていますね!
ホオジロはスズメ目ホオジロ科ホオジロ属に属する鳥です。
眉、あご、クチバシから頬にかけてが白いのが大きな特徴で、目のふちや横あごからクチバシにかけてが黒いため顔が縞模様のようにも見えますね。
首から下は赤褐色ですが、翼には黒い縞模様、胸から腹部にかけても白い斑点が入っていて複雑な見た目をしています。
全長は17センチほどでよく見るスズメと同じくらいのサイズなのですが、尾羽が長いためスズメよりも大きく見えます。
また、尾羽の両端も白くこちらは翼を広げた時に目立つのも特徴の一つですね。
分布はシベリア南部、中国、朝鮮半島、日本と東アジアで広く見られる鳥です。
東アジアに広く分布している割には見かけたことがないという人の方が多いのではないでしょうか?
見た目が分かったら次に気になるのは鳴き声ですよね!
次はホオジロの鳴き声について触れていきましょう!
ホオジロの鳴き声は?さえずりや地鳴きについて!
実はホオジロはさえずりのも大きな特徴を持った鳥です。
「ピッヒョヒョピヒョヒョピヒョー」といった感じで鳴きます。
近くでさえずりが聞こえたら一瞬で分かると思いますよ!
この鳴き声他の鳥と比べても中々特徴的な鳴き声なのですが、
それを象徴するのが「聞きなし」です。
聞きなしとは動物の鳴き声を人の言葉の音に当てはめたものなのですが、
このホオジロの聞きなしは
「一筆啓上仕候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)
「源平つつじ白つつじ」
が知られています。
この聞きなしを見るとかなり昔から特徴的なさえずりだと思われていたことが分かりますね!
一方で地鳴きですが、こちらは普通の鳴き声で短く「チチッ」と鳴きます。
なんだか拍子抜けな気もしますが、さえずりが求愛のためだと思えば納得できる気もしてきますよね!
ちょっとした豆知識も隠れていた鳴き声で面白いですね!
紹介で見たのはオスのホオジロでしたがメスはどんな見た目をしているのでしょうか?
次はメスの特徴についてです!
ホオジロのメスの特徴は?
こちらがホオジロのメスですね!
オスと何も変わらないじゃないかと思う方が多数だと思うのですが、ホオジロは雌雄の違いがあまりありません!
何が違うのかというと目のふちの色がオスは真っ黒なのに比べてメスは褐色です。
言われてみるとオスと色が違うような気がしてきませんか?
見かけた時に何となく顔の色が淡いな、と思ったらメスだと覚えていただけたらと思います…
オス、メスと出てきたら次は当然ヒナが気になりますよね!
次はヒナの特徴についてです!
ホオジロの幼鳥(雛)の特徴は?
ヒナの方ですが、雛の特徴は毛がふさふさなことくらいでしょうか…
ヒナの時は雌雄の区別が不可能なほど無個性と言っていいでしょう。
こちらは雛ではありませんが、若鳥の画像です。
全体的に色が淡く、オスもメスもこの色なので本当に見分けがつきませんね!
大人になるにつれ、模様が増えていくというのはなんだか人間でいうシワのようで複雑ですね…
メス、ヒナと、特徴に欠けていましたね。
しかし、そんなホオジロも実は巣の形は面白いんです!
次はホオジロの巣についてです!
ホオジロの巣の形はどんなの?
ホオジロは巣を低木の枝や地上に作ります。
なにが面白いって、枯草を組んでお椀状の巣を作り上げるんです!
大体鳥の巣というと平たく枝が組まれたものを想像すると思うのですが、
きちんとお椀の形になっているうえに手で持っても壊れない強さがあります!!
こういったものを見ると動物の器用さは目を見張るものがありますよね!
さあ、巣の話まで出たらもちろんどんな子育てをするのかも気になりますよね!
ホオジロの子育ての様子も探ってみましょう!
ホオジロは子育てをどのようにするの?
ホオジロの卵は11日ほどで孵化し、その後巣立ちまでも11日です。
かなり早く親から離れるんですね!
しかし、巣立った後も親からのサポートがあり、完全な独立には1か月かかります。
独り立ちしてからも親から餌をもらうというのは、なんだか仕送りをもらっているようで微笑ましいですね!
この記事で初めてホオジロを知った方も色々情報を入れてみるととても魅力的な鳥に見えてきたと思います!
そうなってくると、是非飼ってみたいという方もいらっしゃるかと思います。
次は飼育が可能なのか見てみましょう!
ホオジロって販売されているの?飼育できる?
結論から言ってホオジロは飼育できません。
鳥獣保護法によって飼育が禁止されています!
実は2007年までは野鳥の中で飼育が許可されている鳥に入っていました。
しかし、愛玩飼養制度の変更により、現在はメジロのみが飼育可能となっています。
もしケガをしているホオジロを見つけたりしても保護しようとはせず、動物病院に連れていくなどして指示を仰ぎましょう!
残念ながら、ペットとして飼うことはできないようですね…
野鳥は魅力あふれる鳥が多いのですが、飼育は基本全て禁止されているといってもいいでしょう。
気を取り直して次はホオジロの寿命についてです!
ホオジロの寿命は?
ホオジロの寿命は長く生きて6年ほどです。
6年と聞くと短いようにも思えますがスズメの平均寿命が1年と少しなのでそう聞くと長い方なんですね!
しかし、長く生きて6年と書いたように自然界では中々天寿を全うできる者は少ないです。
最高寿命と平均寿命に大きく差がつくのはそのためですね。
しかし、同サイズのスズメと比べて長寿なのは驚きでしたね!!
密漁なども起こっていてそれらも寿命を短くしている原因の一つだと考えると早くなくなることを願うばかりです…
最後はホオジロに似た鳥について紹介したいと思います!!
ホオジロに似た鳥ってなにがいる?
こちらはミヤマホオジロという種類です!
ホオジロにトサカがついたような見た目をしていますね!
ホオジロは亜種のような少し違った特徴を持った鳥が複数存在します。
シロハラホオジロ、キマユホオジロ、シラガホオジロとキリがありません。
また、ホオジロの頬が赤くなっただけのホオアカという種類もいます。
なのでホオジロをベースとして似た鳥に色々な名前が付けられているという解釈で間違いないでしょう!
いかがでしたでしょうか!
ホオジロについてこの記事を読んでかなり詳しくなったと思います!
それではまとめに入りましょう!
ホオジロのまとめ!
今回お伝えしたホオジロのポイントは以下の通りです!
以上で紹介させていただきました!
日常何気なく見かける野鳥ですが調べて知ってみると思った以上に面白い事実が隠されていて楽しいですよね!
これを機に普段気にしない鳥にも興味を持っていただけたら幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
コメントを残す