みなさんこんにちは。
本日は、シマアオジの生態についてまとめていきたいと思います。
シマアオジは2007年に環境省のレッドリストの絶命危惧Ⅰ種に指定され現在は保護増殖活動が積極的に行われています。
今回は、シマアオジについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
それでは、シマアオジの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
シマアオジの画像(写真)!特徴は?
シマアオジはスズメ目ホオジロ科に属する体長15㎝ほどの野鳥です。
全体的に黄色と茶色の羽を持ち、草原のフルート奏者と言われるくらい美しい鳴き声が特徴です。
シマアオジはここ20年ほどで急激に個体数が世界的に減少し、絶滅危惧Ⅰ種に指定されています。
その原因として中国での大量捕獲やエサ場となる農村の減少や農薬の使用が考えられています。
次は、シマアオジの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。
シマアオジの生息地(分布)はどこなの?サロベツにいるの?どの季節で見ることができる?
シマアオジはユーラシア大陸の北部、ロシアのサハリンからフィンランドで繁殖し東南アジア、インド北東部、中国南部で越冬します。
日本では北海道に夏に渡り鳥としていろんな地域で見られましたが、最近ではサロベツ原野の一部のみに生息しその数も20ペアほどしか確認されていません
次は、シマアオジの寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。
シマアオジの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
シマアオジの寿命は明確ではありませんが、多くの野鳥の寿命が1~3年といわれていますので、シマアオジの寿命もそれ位と考えられます。
シマアオジは5~7月頃に繁殖をします。
1週間ほどオスが早く来ています。
一夫一婦で、枯れ枝などを集めて地上に巣を作ります。
主にメスが巣作りしますが、稀にオスも手伝うようです。
巣はお椀形で3~5個の卵を産み13日ほど抱卵し12日ほどで巣立ちします。
シマアオジの卵は淡緑青色または淡灰白色で斑点があります。
それでは次に、シマアオジの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
シマアオジの雛(幼鳥)の特徴は?
シマアオジのヒナはグレーの産毛で口はやや紅色で口角の縁は淡い黄色です。
シマアオジのヒナは昆虫を食べて成長していきます。
それでは、シマアオジの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
シマアオジの鳴き声(さえずり)の特徴は?
シマアオジは草原のフルート奏者という別名があるようにヒ~リ~、ヒーヒーヒュルヒュルヒーヒーと美しく高音でしっとりした鳴き声です。
次に、シマアオジは何を餌にしているのかについてお伝えします。
シマアオジは何を餌にしているの?
シマアオジは種子や昆虫を食べています。
中国では田んぼのお米を食べることから害鳥とされ、捕獲されたことが急激な減少につながったとも考えられています。
最後に、シマアオジのオスとメスの違いをお伝えします!
シマアオジのオスとメスの違いは?
シマアオジのオスとメスの違いは、メスの方が薄い黄色な羽をもち背の茶色い羽も淡い色をしています。
シマアオジは越冬するときは小さな群れを作って行動しています。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
シマアオジのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①シマアオジの画像(写真)!特徴は?
シマアオジは喉からお腹の鮮やかな黄色の羽が特徴です。
②シマアオジの生息地(分布)はどこなの?サロベツにいるの?どの季節で見ることができる?
シマアオジはサハリンからフィンランドまで生息しています。
シマアオジはサロベツ原野の一部のみに、夏季に渡り鳥として飛来します。
③シマアオジの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
シマアオジの寿命は1~3年と考えられます。
シマアオジの繁殖期は5~7月の夏です。
④シマアオジの雛(幼鳥)の特徴は?
シマアオジは灰色の産毛をしています。
⑤シマアオジの鳴き声(さえずり)の特徴は?
シマアオジはヒーヒーヒュルヒュルヒーヒーと美しく鳴きます。
⑥シマアオジは何を餌にしているの?
シマアオジは地面に落ちてる種子や昆虫を食べます。
⑦シマアオジのオスとメスの違いは?
シマアオジのオスとメスの違いはメスの方が淡い黄色の羽を持ちます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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