みなさんこんにちは。
本日は、ヤマシギの生態についてまとめていきたいと思います。
ヤマシギは日本各地で生息しています。
しかし、夜行性で擬態が上手なのでなかなか見つけられないようです。
そんなヤマシギの特徴をご紹介していきます。
今回は、ヤマシギについてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
それでは、ヤマシギの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
ヤマシギの画像(写真)!飛び方や歩き方の特徴は?狩猟やジビエの対象になるの?
ヤマシギは、全長約35㎝ほどで、ハトと同じくらいの大きさです。
全身が茶褐色で、各羽に横斑があり、迷彩模様をしています。
登頂部に4つの横斑があり、尾羽の下面先端は銀白色です。
頸と足は短く、くちばしが長いのが特徴です。
また、眼が頭部の後ろについているため、視界がほぼ360度と言われています。
ヤマシギは直線的に飛ぶことが特徴です。
また、アメリカヤマシギは一歩進むたびにお尻を振るという特徴的な歩き方をします。
多くの鳥はスタスタと足早に歩くことが多いですが、このアメリカヤマシギはゆっくりダンスをしながら歩いているようです。
ヤマシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象になります。
ジビエの対象にもなっています。
味わいが良く人気なようですよ。
次に、ヤマシギの生息地(分布)をお伝えします!
ヤマシギの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
ヤマシギはユーラシア大陸の中緯度地方に広く繁殖分布し、冬は同大陸南部、北アフリカ、中国南部、東南アジアに渡って越冬すると言われています。
日本では、本州中部以北、北海道で繁殖し、北海道では夏鳥、本州では冬にもみられるため、漂鳥もしくは留鳥で、本州西南部以南、南西諸島では冬鳥として渡来するそうです。
地域にもよりますが、日本全体で考えると季節を問わず観察することができますね。
次は、ヤマシギの寿命をお伝えします!
ヤマシギの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
ヤマシギの寿命は、2~3年ほどと言われています。
しかし、最長では21年生きた個体がいたそうです。
他の鳥と同様に環境に大きく左右されるようですね。
ヤマシギの繫殖期は、4~6月です。
一夫多妻制もしくは乱婚制ではないかと考えられています。
巣はメスのみで作ります。
やぶや草むらなどに覆われた地上のくぼみに、枯れ葉や落ち葉を敷いて皿型な巣を作ります。
1つの巣に2~5個の卵を産み、雛は21~24日で孵化します。
それでは次に、ヤマシギの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
ヤマシギの雛(幼鳥)の特徴は?
ヤマシギの雛は、早成性のため孵化した後すぐに巣立ちをします。
巣立ちをした後はメスが15~20日間ほど育雛をします。
その後は独立して生きていくようです。
孵化してから2週間ほどで独立とは、早いですね。
次は、ヤマシギの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
ヤマシギの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ヤマシギはあまり鳴かないと言われています。
しかし、危険があった時には「グワッ」と鳴くようです。
また、「チー」という細い声で鳴く場合もあります。
繁殖期には、夕方から夜間にかけてオスが「チキッチキッ」という高い声の後に、「ブーブー」という声を発して林の上を飛び回るフライトディスプレイをすると言われています。
次に、ヤマシギは飼育することができるのかをお伝えします!
ヤマシギは飼育することができるの?何を餌にしているの?
ヤマシギは基本的には飼育することはできません。
野鳥を捕獲することは禁じられているからです。
しかし、許可を得ていれば飼育できる場合もあります。
ヤマシギの食性は動物食です。
ミミズや昆虫、双翅類の幼虫、ムカデ類、エビなどの甲殻類、軟体動物などを食べています。
また、まれにイネ科やタデ科の種子を食べることもあるそうです。
次は、ヤマシギのオスとメスの違いをお伝えします!
ヤマシギのオスとメスの違いは?
ヤマシギのオスとメスの違いは、大きさです。
メスの方がやや大きいです。
体色に関してはオスメスともに同じ色ですので、大きさで見分けるしかありません。
微妙な違いである場合も多く、判別は難しいかもしれません。
それでは次に、ヤマシギとタシギの違いをお伝えします!
ヤマシギとタシギの違いはなに?
ヤマシギとタシギの違いはいくつかあります。
体色はタシギのほうが淡い色をしています。
くちばしが非常に長いのがタシギで、細くて長いのがヤマシギです。
また、タシギにはくちばしの付け根から頬にかけて縞状の斑があります。
次は、ヤマシギの値段をお伝えします!
ヤマシギの値段はどれくらい?
ヤマシギの生体は販売されていません。
ヤマシギを使った料理を提供しているお店はあります。
ジビエ料理を提供しているお店でしたら、食べることはできます。
お店によって価格は様々ですが、決して安いお値段ではないですね。
それでは最後に、ヤマシギの食べ方をお伝えします!
ヤマシギは料理にして食べられるの?食べ方は?
ヤマシギは食用として好まれています。
フランスでは、希少価値の高いジビエとして人気がありました。
しかし現在では個体数が減少してしまい、禁猟になっているようです。
内臓を付けたまま料理にするのが一般的です。
中でも脳みそはかなり美味だそうです。
チーズのような香りのよいフォアグラのような深い味わいだそうです。
肉質は柔らかく、繊細な味がするそうですよ。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ヤマシギのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヤマシギの画像(写真)!飛び方や歩き方の特徴は?狩猟やジビエの対象になるの?
ヤマシギは、全長約35㎝ほどで、ハトと同じくらいの大きさです。
全身が茶褐色で、各羽に横斑があり、迷彩模様をしています。
登頂部に4つの横斑があり、尾羽の下面先端は銀白色です。
頸と足は短く、くちばしが長いのが特徴です。
また、眼が頭部の後ろについているため、視界がほぼ360度と言われています。
ヤマシギは直線的に飛ぶことが特徴です。
また、アメリカヤマシギは一歩進むたびにお尻を振るという特徴的な歩き方をします。
多くの鳥はスタスタと足早に歩くことが多いですが、このアメリカヤマシギはゆっくりダンスをしながら歩いているようです。
ヤマシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象になります。
ジビエの対象にもなっています。
②ヤマシギの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
ヤマシギはユーラシア大陸の中緯度地方に広く繁殖分布し、冬は同大陸南部、北アフリカ、中国南部、東南アジアに渡って越冬すると言われています。
日本では、本州中部以北、北海道で繁殖し、北海道では夏鳥、本州では冬にもみられるため、漂鳥もしくは留鳥で、本州西南部以南、南西諸島では冬鳥として渡来するそうです。
③ヤマシギの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
ヤマシギの寿命は、2~3年ほどと言われています。
しかし、最長では21年生きた個体がいたそうです。
ヤマシギの繫殖期は、4~6月です。
一夫多妻制もしくは乱婚制ではないかと考えられています。
やぶや草むらなどに覆われた地上のくぼみに、枯れ葉や落ち葉を敷いて皿型な巣を作ります。
1つの巣に2~5個の卵を産み、雛は21~24日で孵化します。
④ヤマシギの雛(幼鳥)の特徴は?
ヤマシギの雛は、早成性のため孵化した後すぐに巣立ちをします。
巣立ちをした後はメスが15~20日間ほど育雛をします。
⑤ヤマシギの鳴き声(さえずり)の特徴は?
危険があった時には「グワッ」と鳴くようです。
また、「チー」という細い声で鳴く場合もあります。
繁殖期には、夕方から夜間にかけてオスが「チキッチキッ」という高い声の後に、「ブーブー」という声を発して林の上を飛び回るフライトディスプレイをすると言われています。
⑥ヤマシギは飼育することができるの?何を餌にしているの?
ヤマシギは基本的には飼育することはできません。
ヤマシギの食性は動物食です。
ミミズや昆虫、双翅類の幼虫、ムカデ類、エビなどの甲殻類、軟体動物などを食べています。
また、まれにイネ科やタデ科の種子を食べることもあるそうです。
⑦ヤマシギのオスとメスの違いは?
ヤマシギのオスとメスの違いは、大きさです。
メスの方がやや大きいです。
微妙な違いである場合も多く、判別は難しいかもしれません。
⑧ヤマシギとタシギの違いはなに?
ヤマシギとタシギの違いはいくつかあります。
体色はタシギのほうが淡い色をしています。
くちばしが非常に長いのがタシギで、細くて長いのがヤマシギです。
また、タシギにはくちばしの付け根から頬にかけて縞状の斑があります。
⑨ヤマシギの値段はどれくらい?
ヤマシギの生体は販売されていません。
⑩ヤマシギは料理にして食べられるの?食べ方は?
ヤマシギは食用として好まれています。
内臓を付けたまま料理にするのが一般的です。
中でも脳みそはかなり美味だそうです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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