みなさんこんにちは。
本日は、カラスバトの生態についてまとめていきたいと思います。
カラスバトはハト科カワラバト属に属する鳥です。
カラスのように黒い体が特徴です。
そんなカラスバトの特徴をご紹介していきます。
今回は、カラスバトについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、カラスバトの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
カラスバトの画像(写真)!巣の特徴は?天然記念物や絶滅危惧種なの?名前の由来はなに?
カラスバトはオスメス同色です。
頭部は黒色で、光沢があります。
くちばしは特に緑色っぽい光沢があるのが特徴です。
カラスバトの巣は、密林の樹上に小枝を集めた粗雑なものです。
また、樹洞に作る場合もあります。
シイやタブノキ、モチノキの老樹の樹洞に作られていることがほとんどです。
カラスバトの名前の由来は、カラスのように体が黒いことです。
カラスバトは天然記念物に指定されています。
カラスバトは絶滅危惧種ではありません。
しかし生息数が減少傾向にあり、危急種に指定されています。
絶滅危惧種よりは絶滅の危険性は低いですが、絶滅する恐れのある動物を危急種と言います。
次に、カラスバトの生息地(分布)をお伝えします!
カラスバトの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
カラスバトは日本にのみ生息しています。
本州西南部沿岸地方や、四国、九州、南西諸島に生息していますが、本州での生息数は非常に少なくなっており、紀伊半島のごく一部にしか生息していないようです。
そのほかの地域でも生息数は減少傾向にあり、小さな島のみに生息している状況です。
しかし、福岡県の沖ノ島には多く見られます。
カラスバトは渡り鳥ではありませんので、季節を問わず観察することができます。
しかし、生息数自体が少ないので、地域によっては観察することができませんね。
次は、カラスバトの寿命をお伝えします!
カラスバトの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
カラスバトの寿命は、はっきりわかっていません。
野生の鳥の寿命を把握するのは難しいです。
カラスバトの繫殖期は、2~9月です。
1巣に1つの卵を産みます。
抱卵や育雛についての記録はなく、どのような子育てを行っているのかわかっていないようです。
それでは次に、カラスバトの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
カラスバトの雛(幼鳥)の特徴は?
カラスバトの雛は、孵化直後は青みのある紅肉色をしています。
頭部は黒っぽく、体は淡い黄褐色の産毛が密生しています。
成長していくにつれて、体全体が黒っぽくなっていきますが、成鳥のような光沢はあまり出ません。
次は、カラスバトの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
カラスバトの鳴き声(さえずり)の特徴は?
カラスバトの鳴き声は、「ウッ、ウー、ウッ、ウー」「モーウ、モーウ」または「グルグルウー、グルグルウー」と間を置いて2声ずつ鳴きます。
飛翔中に鳴くことは稀です。
5月~6月に最も盛んに鳴くようです。
次に、カラスバトは何を餌にしているのかをお伝えします!
カラスバトは何を餌にしているの?
カラスバトの食性は主に果実食です。
シイ、カシ、ホルトノキ、タブノキ、クロガネモチ、アコウ、イボタノキ、モクセイ、ヤブツバキ、クワなどの樹木の堅果・多肉果を食べています。
特にヤブツバキの果実が好物で、丸飲みをするそうですよ。
樹上や地上で採食をしています。
ほとんどの場合は地上を歩いて拾って食べていますが、イボタノキなどの果実が熟すと、房状の果実の上に止まって、首を伸ばしてくわえとる姿も見られます。
次は、カラスバトのオスとメスの違いをお伝えします!
カラスバトのオスとメスの違いは?
カラスバトのオスとメスの違いは、はっきりとないようです。
オスとメスの体の色は同じですし、大きさにも違いは見られません。
見た目からオスとメスの判別を行うのは難しいようです。
それでは最後に、カラスバトとドバトの違いをお伝えします!
カラスバトとドバトの違いはなに?
カラスバトとドバトの違いは体の色です。
皆さんが良く公園で見かけるハトはドバトであることが多いです。
ドバトは頭の色が灰色で、首に緑色の光沢があります。
目の周りは赤く、鼻にはしろい鼻こぶがあります。
カラスバトにはこのような特徴はありません。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
カラスバトのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①カラスバトの画像(写真)!巣の特徴は?天然記念物や絶滅危惧種なの?名前の由来はなに?
カラスバトはオスメス同色です。
頭部は黒色で、光沢があります。
くちばしは特に緑色っぽい光沢があるのが特徴です。
カラスバトの巣は、密林の樹上に小枝を集めた粗雑なものです。
カラスバトの名前の由来は、カラスのように体が黒いことです。
カラスバトは天然記念物に指定されています。
カラスバトは絶滅危惧種ではありません。
しかし生息数が減少傾向にあり、危急種に指定されています。
②カラスバトの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
カラスバトは日本にのみ生息しています。
本州西南部沿岸地方や、四国、九州、南西諸島に生息していますが、本州での生息数は非常に少なくなっており、紀伊半島のごく一部にしか生息していないようです。
カラスバトは渡り鳥ではありませんので、季節を問わず観察することができます。
③カラスバトの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
カラスバトの寿命は、はっきりわかっていません。
カラスバトの繫殖期は、2~9月です。
抱卵や育雛についての記録はなく、どのような子育てを行っているのかわかっていないようです。
④カラスバトの雛(幼鳥)の特徴は?
カラスバトの雛は、孵化直後は青みのある紅肉色をしています。
頭部は黒っぽく、体は淡い黄褐色の産毛が密生しています。
成長していくにつれて、体全体が黒っぽくなっていきますが、成鳥のような光沢はあまり出ません。
⑤カラスバトの鳴き声(さえずり)の特徴は?
カラスバトの鳴き声は、「ウッ、ウー、ウッ、ウー」「モーウ、モーウ」または「グルグルウー、グルグルウー」と間を置いて2声づつ鳴きます。
⑥カラスバトは何を餌にしているの?
カラスバトの食性は主に果実食です。
シイ、カシ、ホルトノキ、タブノキ、クロガネモチ、アコウ、イボタノキ、モクセイ、ヤブツバキ、クワなどの樹木の堅果・多肉果を食べています。
ほとんどの場合は地上を歩いて拾って食べていますが、イボタノキなどの果実が熟すと、房状の果実の上に止まって、首を伸ばしてくわえとる姿も見られます。
⑦カラスバトのオスとメスの違いは?
カラスバトのオスとメスの違いは、はっきりとないようです。
オスとメスの体の色は同じですし、大きさにも違いは見られません。
見た目からオスとメスの判別を行うのは難しいようです。
⑧カラスバトとドバトの違いはなに?
カラスバトとドバトの違いは体の色です。
皆さんが良く公園で見かけるハトはドバトであることが多いです。
ドバトは頭の色が灰色で、首に緑色の光沢があります。
目の周りは赤く、鼻にはしろい鼻こぶがあります。
カラスバトにはこのような特徴はありません。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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