みなさんこんにちは。
本日は、ノグチゲラの生態についてまとめていきたいと思います。
ノグチゲラは日本国有種の1つですが、環境省の絶滅危惧種に指定されています。
沖縄県の県鳥でもあるノグチゲラはとても貴重なキツツキの仲間です。
今回は、ノグチゲラについてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
それでは、ノグチゲラの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
ノグチゲラの画像(写真)!特徴や名前の由来は?英語や漢字でどう書くの?
(写真はInstagram 1519ra様より)
ノグチゲラは木や地面と似た茶色の羽に覆われ、4列の白斑をした柄が羽にあります。
1972年に国の天然記念物に指定されています。
ノグチゲラは1887年に英国の鳥類学者ヘンリー・プライヤーによって新種として発見されました。
固有種でキツツキ目キツツキ科ノグチゲラ属に分類されています。
調査のときの野口さんという通訳さんがいてその野口さんにちなんで「ノグチゲラ」となった、という由来があります。
漢字では野口啄木鳥と書きます。
英語の名前はプライヤーさんの名前をとって「pryer’s woodpecker 」
または「okinawa woodpecker」です。
次に、ノグチゲラの生息地(分布)をお伝えします!
ノグチゲラの生息地(分布)はどこなの?沖縄にいる?絶滅危惧種なの?生息数はどれくらいなの?
ノグチゲラは沖縄県本当北部のやんばる地域にのみ生息する国有種です。
湿潤な原生林に生息し照葉樹など直径20㎝以上の大木の穴をつついて掘り巣を作ります。
ノグチゲラは絶滅危惧種IA種(環境省のレッドリスト)に指定されました。
環境省が「保護増殖事業10カ年計画」を打ち立て、100羽~500羽程ともいわれる生息数を保護し増やす活動をしています。
次は、ノグチゲラの寿命をお伝えします!
ノグチゲラの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
ノグチゲラの寿命は明確ではありませんが、足にリングをつけた調査では、9年間繁殖したオスの個体がおりそのことから大体10~13年ほどの寿命だと思われます。
ですが、地上でもエサを探すノグチゲラは猫、カラス、マングース、ヘビなどの天敵が多く野生で生き抜くには厳しい環境です。
それでは次に、ノグチゲラの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
ノグチゲラの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ノグチゲラはヒッとピッの間にくらいの音で鳴きます。
短くチュチュと鳴いていることもあります。
次は、ノグチゲラは何を餌にしているのかをお伝えします!
ノグチゲラは何を餌にしているの?
ノグチゲラは木の中にいる虫や地上でムカデ、イモリ、クモなど食べたり、木の実を食べています。
どんぐりを地面に落として殻を割って食べる事もあります。
ヒナは食欲旺盛で、成鳥と同じように昆虫や木の実を食べて成鳥していきます。
それでは最後に、ノグチゲラのオスとメスの違いをお伝えします!
ノグチゲラのオスとメスの違いは?
ノグチゲラのオスとメスの違いは頭の羽の色で見分けがつきます。
オスは頭頂が赤い羽、メスは黒褐色をしています。
大きさはオスもメスも全長30㎝ほどで、羽に4列の白斑の模様があります。
ヒナはオスもメスも頭頂部が赤い羽をしています。
夫婦となるとずっと同じペアで活動していきます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ノグチゲラのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ノグチゲラの画像(写真)!特徴や名前の由来は?英語や漢字でどう書くの?
ノグチゲラは羽に白斑がある。
ノグチゲラの名前は調査に関係した野口さんからとったという由来がある。
英語では「pryre’s woodpecker」「okinawa woodpecker」 、漢字は「野口啄木鳥」と書きます。
②ノグチゲラの生息地(分布)はどこなの?沖縄にいる?絶滅危惧種なの?生息数はどれくらいなの?
ノグチゲラは沖縄県北部のやんばる地域のみに生息しています。
生息数は100~500羽ほどで保護活動が実施されています。
③ノグチゲラの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
ノグチゲラは大体10~13年ほどだと考えられます。
④ノグチゲラの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ノグチゲラはチッチッと短く鳴いています。
⑤ノグチゲラは何を餌にしているの?
ノグチゲラは木や地上にいつ虫や木の実を食べています。
⑥ノグチゲラのオスとメスの違いは?
ノグチゲラはオス頭頂部が赤く、メスは頭頂部が黒褐色をしています。
(アイキャッチ画像は、Instragram nisio motoi様より)
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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