みなさんこんにちは。
本日は、クロツグミの生態についてまとめていきたいと思います。
クロツグミはスズメ目ツグミ科の鳥です。
学名は「Turdus cardis」です。
今回は、クロツグミについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
それでは、クロツグミの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
クロツグミの画像(写真)!特徴は?
こちらがクロツグミです!
クロツグミは全長約22cmで、日本のツグミ属の中では最も小さい鳥です。
クチバシと目の周辺は黄色いです。
オスの体色は全体的に黒く、白いお腹には黒斑があります。
メスの体色は全体的に褐色で、白い胸や脇には黒斑があります。
次に、クロツグミの生息地(分布)をお伝えします!
クロツグミの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
クロツグミは、夏に中国や日本で繁殖し、冬は中国南部などに渡って越冬します。
日本では夏鳥として、九州以北〜北海道の山地や低山地などの広葉樹林で繁殖していますが、西日本では越冬する個体もいる様です。
クロツグミは日本では基本的に夏鳥ですので、夏季に山地や平地の森林で見る事ができます。
渡りの時期であれば市街地でも見られる事があります。
次は、クロツグミの寿命をお伝えします!
クロツグミの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
クロツグミの寿命は3年程度だといわれています。
クロツグミの繁殖期は5月~7月です。
木の上に、土や枯れ枝、コケなどを使ってお椀型の巣を作ります。
一度の産卵で3〜4個の卵を産み、2週間程度の抱卵で孵化します。
クロツグミは繁殖期になるとつがいで行動し、縄張り意識が高まります。
オスとメスが協力して育児をします。
また、クロツグミは毎年、前年とは違う場所で繁殖するといわれています。
それでは次に、クロツグミの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
クロツグミの雛(幼鳥)の特徴は?
クロツグミの雛は孵化直後は肉色で、黄味がかった灰色の初毛が生えています。
孵化から14日ほどで巣立ちます。
クロツグミの幼鳥の体色は全体的に茶色っぽくて、顔やクチバシは薄い黄色で、メスの成長の体色に似ています。
オスの体色は成長するにつれて黒くなっていきます。
次は、クロツグミの鳴き声(さえずりや地鳴きとも)の特徴をお伝えします!
クロツグミの鳴き声(さえずりや地鳴きとも)の特徴は?
クロツグミは特に繁殖期によく鳴き、「キャァキャァ」「キョコキョコ」「キーコキーコ」などと、鳴き声のレパートリーは豊富です。
色々な鳥の鳴き声を取り入れて歌の様にさえずる事から、歌鳥とも称されます。
地鳴きは「キョキョキョキョ」などです。
次に、クロツグミは何を餌にしているのかをお伝えします!
クロツグミは何を餌にしているの?
クロツグミは動物食で、森林などの地面をピョンピョンとはねながら歩き、ミミズや昆虫類、クモなどを食べます。
それでは最後に、クロツグミのオスとメスの違いをお伝えします!
クロツグミのオスとメスの違いは?
クロツグミのオスの体色は全体的に黒いですが、メスはあまり黒くなく、オスの黒い部分が、メスでは暗褐色をしています。
また、オスの方がメスよりもアイリングが目立ちます。
メスの見た目はツグミによく似ています。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
クロツグミのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①クロツグミの画像(写真)!特徴は?
・クロツグミは全長約22cmで、日本のツグミ属の中では最も小さい鳥
・クチバシと目の周辺が黄色い
②クロツグミの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
・クロツグミは夏に中国や日本で繁殖し、冬は中国南部などに渡って越冬する
・日本では夏鳥として、九州以北〜北海道の山地や低山地などの広葉樹林で繁殖しているが、西日本では越冬する個体もいる
・クロツグミは日本では基本的に夏鳥で、夏季に山地や平地の森林で見る事ができる
・渡りの時期であれば市街地でも見られる事がある
③クロツグミの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
・クロツグミの寿命は3年程度だといわれている
・クロツグミの繁殖期は5月~7月
・クロツグミは毎年、前年とは違う場所で繁殖するといわれている
④クロツグミの雛(幼鳥)の特徴は?
・クロツグミの雛は孵化直後は肉色で、黄味がかった灰色の初毛が生えている
・孵化から14日ほどで巣立つ
・クロツグミの幼鳥の体色は全体的に茶色っぽくて、顔やクチバシは薄い黄色で、メスの成長の体色に似ている
・オスの体色は成長するにつれて黒くなっていく
⑤クロツグミの鳴き声(さえずりや地鳴きとも)の特徴は?
・クロツグミは特に繁殖期によく鳴き、「キャァキャァ」「キョコキョコ」「キーコキーコ」などと、鳴き声のレパートリーは豊富
・色々な鳥の鳴き声を取り入れて歌の様にさえずる事から、歌鳥とも称される
・地鳴きは「キョキョキョキョ」など
⑥クロツグミは何を餌にしているの?
・クロツグミは動物食で、森林などの地面をピョンピョンとはねながら歩き、ミミズや昆虫類、クモなどを食べる
⑦クロツグミのオスとメスの違いは?
・クロツグミのオスの体色は全体的に黒いが、メスはあまり黒くなく、オスの黒い部分が、メスでは暗褐色をしている
・オスの方がメスよりもアイリングが目立つ
・メスの見た目はツグミによく似ている
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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