カワラヒワの生態!雛の特徴や鳴き声等10つのポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、カワラヒワについてお伝えします。

 

皆さんは「カワラヒワ」という鳥をご存知でしょうか?

「カワラヒワ」という名前だけだと鳥なのかどうかすら疑うような名前ですね…

 

しかしそんな鳥が実在するんです!

 

今回は「カワラヒワ」について10のポイント、

①カワラヒワはどんな見た目?
②カワラヒワのさえずりの特徴は?
③カワラヒワの雛(幼鳥)の特徴は?
④カワラヒワのオスとメスの違いは?
⑤カワラヒワの繁殖期はいつなの?
⑥カワラヒワの寿命はどれぐらいなの?
⑦カワラヒワを保護した場合はどうしたらいいの?
⑨カワラヒワは何を餌にしているの?
⑩カワラヒワの巣の特徴は?

 

これらについてお話したいと思います!

まずはその見た目から見ていきましょう!!

 

カワラヒワはどんな見た目?

 

 

こちらがカワラヒワです!

 

カワラヒワはスズメ目アトリ科の鳥でスズメより若干小さい見た目をしています。

しかし、見た目はスズメよりもかなり派手で、写真でも分かる通り全体的に黄褐色で太いくちばしと翼の黒と黄色のコントラストが特徴的な美しい鳥です。

 

体調は約14センチで翼を開くと全長24センチで見た目のインパクトよりも小さい鳥なんですね!

 

分布は主に東アジアで、中国、モンゴル、ロシア島南部、朝鮮半島に生息しています。

日本では全域で留鳥として見られますが、寒い地域に住むものに関しては冬季は暖かい地域に渡ります。

日本全域で留鳥というのは驚きですよね!

 

日常でこのような色鮮やかな鳥を見かける機会というのは中々ないですね!

見た目を知ったらもちろん次は鳴き方が気になりますよね!

 

次はカワラヒワのさえずりについてです!

 

カワラヒワのさえずりの特徴は?

 

カワラヒワのさえずりはあまり特徴的なものではなく、「チチチチッ」といった感じの聞こえ方ですね。

 

ただ、ワンパターンというわけではなく、ヒヨコのような「ピヨピヨ」のように鳴いてみたりホイッスルのような鳴き声も出したりします。

 

さえずりはメスへの求愛の際の鳴き声です。

もしかしたらワンパターンな鳴き声だとメスから飽きられてしまうのかもしれません。

 

なんとなく男が見習うべき部分も多いのかもしれない、なんて思わされてしまいますね!

見事、求愛が上手くいき、ゴールインした時はどんな雛が生まれるのでしょうか?

 

次は雛について見ていきましょう!

 

カワラヒワの雛(幼鳥)の特徴は?

 

 

少し見えづらいのですが、中央に見えるのがカワラヒワのヒナです!

幼鳥時は成鳥に見られるような色鮮やかさはなく、モノクロと言っていいくらいです。

 

成鳥時にイメージするような雛は実はあまりいなく幼鳥時は無個性のような色をしている種類が多いです。

 

しかし、成長するにしたがって羽から成長のような鮮やかな黄色が見えるようになっていきます。

なので巣立ち直後なんかは胴体や頭は幼鳥と同じ色なのに羽だけ色鮮やかなんて見た目になっていたりします!

 

成鳥の過程はどこから見られるのかなんて探り方も野鳥の楽しみ方の一つかもしれませんね!

 

次はカワラヒワのオスとメスの違いについて見ていきましょう!

 

カワラヒワのオスとメスの違いは?

 

 

こちらはカワラヒワの夫婦の写真なのですが、奥がオスで手前がメスです。

オスもメスも羽の色は同じですが、全体の色味の濃さが違いますね!

 

この写真から最初の画像はオスだったことが分かると思います。

 

やはり求愛のためなのかオスは成長とともに色味がメスより濃くなっていくようですね。

全体的な色の雰囲気は一緒なのに色の濃さが全く違ってくるというのは日常での区別を難しくします。

でも見かけて一瞬でオスとメスの区別がついたら見つけた時の楽しみもまた増える気がしませんか?

 

次はそんなカワラヒワの雌雄がいつ出会うのか。

 

繁殖期について見ていきたいと思います!

 

カワラヒワの繁殖期はいつなの?

 

カワラヒワの繁殖期は3~7月頃です。

一度の産卵で3~5個の卵を産みます。

 

雛は生後14日程で巣立ちするといいます、とても早い気がしますね!

卵が生まれるまでが11~13日ほど、孵化してからも1週間程は母親の下で温めてもらいます。

その後巣立ちまでの間は父親と母親が順番に餌を運び、孵化から14日ほどで巣立ちをします。

人間ではとても考えられない巣立ちの速さですね!

 

巣立ちは早いですが寿命の方はどうなのでしょうか?

 

次はカワラヒワの寿命についてです!

 

カワラヒワの寿命はどれぐらいなの?

 

カワラヒワの寿命は野鳥で2~3年だと言われています。

とても短いんですね!

 

しかし、これはカワラヒワの寿命の短さというよりは野生で生き抜くのがどれだけ大変なのかという指数だと見た方が正しいですね。

カワラヒワに限らず野鳥の自然界での寿命は2~3年というものが多いんです。

また、保護下にあると10年程生きるというのも共通しています。

 

そう考えるとカワラヒワの平均寿命が短いのもうなづけますね!

 

自然界の険しさにも負けずたくましく生きていくことを祈るばかりです!

もし、そんな自然界に躓いてケガそしているカワラヒワを見かけたらどうしたらいいのでしょうか?

 

次は保護した時について話していきます!

 

カワラヒワを保護した場合はどうしたらいいの?

 

カワラヒワに限らず野鳥を保護した場合はお近くの動物病院に相談しましょう。

こういった野鳥は鳥獣保護法で守られており買ってに飼育することが禁止されています!

 

また、保護してあげなきゃと勘違いしてしまう例として親鳥が雛のエサ取りを見守っている最中に迷子と間違ってしまうことがあります。

パッと見ただけだと迷子になった雛に見えるかもしれませんが、実は遠くで親鳥がちゃんと見守っています。

 

この時に人間が保護してしまうと親鳥からしたら目の前で子供を誘拐されたのと同じ状況になってしまいます。

 

もし、ケガをしている野鳥を見かけたら動物病院へ、

迷子に見える雛は練習中だということでそっと見守ってあげましょう!

 

保護の話が出てくるとやはり何をあげればいいのかななんて考えてしまいますよね?

 

次はカワラヒワが何を食べているのか探っていきましょう!!

 

カワラヒワは何を餌にしているの?

 

カワラヒワは植物食で植物の種子を好むそうです!

保護下ではヒマワリの種子を好んで食べることが分かっています。

 

体の色もヒマワリのようで面白いですね!

鳥というと何となく虫を食べるイメージがありますが、ベジタリアンな鳥もいるのは意外です。

 

さて、ここまでくると大分カワラヒワについて知れたと思います!

しかしまだどんな巣を作るのかが分からないですよね?

 

次はどんな巣なのかを探っていきましょう!

 

カワラヒワの巣の特徴は?

 

カワラヒワは木の枝や茂みの中に枯れ枝や細根等を使って営巣します。

鳥の巣というと枝が組みあげられたモノを想像しますがこのカワラヒワの巣は細根を使うこともあってかフカフカした見た目をしています。

 

雛もきっとかなり気持ちよく寝れるのではないでしょうか!

 

形はお椀状で本当にご飯茶碗の形をしています。

 

鳥の巣ってあまり探さないと見かける機会がないですよね?

これを機に散歩の時なんかに探してみてはいかがでしょうか!

 

フカフカなカワラヒワのおうちが見つかるかもしれませんよ?

 

いかがでしたでしょうか!

カワラヒワについてかなり詳しくなれたと思います!

 

それではまとめに入っていきましょう!

 

カワラヒワのまとめ!

 

今回お伝えしたカワラヒワの8つのポイントをまとめてみましょう!

①黄色が鮮やかな見た目!
②鳴き声は「チチチチッ」や「ピヨピヨ」等バリエーションに富む!
③成長と違って雛は無個性!
④オスもメスも羽の色は同じ!メスは全体的に色味が薄め!
⑤繁殖期は3~7月!3~5個の卵を産む!
⑥寿命は2~3年!自然界で長く生きるのはとっても大変!
⑦保護しても飼育は禁止!まずは病院に相談しよう!
⑧食事は主に植物の種子!ヒマワリ好きのベジタリアン!
⑨巣はフカフカのお椀!枝や茂みに隠れているかも?
 

以上がカワラヒワのまとめでした!

 

皆さんもこれを読んで野鳥に少しでも興味を持っていただけたら幸いです!

風景としてではなく、あの鳥何だろうと見てみると面白い鳥がたくさんいることに気付けると思います!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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