みなさんこんにちは。
今回は、ムクドリについてお伝えします。
皆さんはムクドリという鳥をご存知ですか?
ムクドリは聞いたことや見たことある人が多いと思います!
都心なんかだと鳴き声やフンに悩まされた方も少なくないのではないでしょうか?
今回はそんなムクドリについて!
以上11個のポイントにまとめました!
まずは見た目から分からないと始まりませんよね?
ムクドリの写真から特徴を探っていきましょう!
目次
ムクドリの画像!
こちらがムクドリです!
ムクドリはスズメ目ムクドリ科に属する鳥です。
なんだかスズメとペンギンの合いの子みたいでかわいいですね!
パッと見て一番目立つのは黄色いくちばしと脚でしょう。
体色は全体的に褐色がかっていますが、目の周りから頬にかけて白っぽく、胸部にも同色の斑点が見られます。
頭部から背面にかけては黒っぽく腹部は灰色っぽい感じでしょうか。
腰辺りにしろい斑点が一つあり後ろから見るとこの部分がトレードマークになります。
体長は24センチほどであまり大きくはありませんね!
どんな見た目の鳥かこれで大体分かりましたね!
次はムクドリの鳴き声についてです!
ムクドリの鳴き声の特徴は?
ムクドリの鳴き声は典型的な「ピーチクパーチク」ですね!
「ピピッ、チチチチ、ピーッ、チチッ」みたいな鳴き声で小言のように鳴きます。
特徴を一つ上げるなら少ししゃがれた感じの声だということでしょうか…
小さい鳥だとウグイスなんかは透き通ってきれいな鳴き声を聞かせてくれますがこのムクドリはうるさい感じですね。
ムクドリにはかわいそうですが悪い意味で特徴的な気がしてしまう鳴き声です…
見た目はかわいかったのに鳴き声でイメージが落ちてしまいましたね!
それでは次は幼鳥の話題で場を和ませることにしましょう!
次はムクドリの幼鳥についてです!
ムクドリの幼鳥の特徴は?
この写真はムクドリの親が子供に餌をあげているところです。
餌をもらっている手前のムクドリが幼鳥なのですが成鳥に比べて色が全体的に茶色っぽいですよね!
頬の白さや全体的な模様は出てきていますが成鳥とは別の鳥かと思ってしまうくらい色が違うんです。
幼鳥のこの時期はちょうど成鳥とヒナの間のような感じなので体は成鳥だけど色はヒナの時のままという印象がありますね!
思ったより色以外は成鳥と同じようでしたね!
子どもの姿を見ることができたので次は親鳥のオスとメスの違いについて見てみましょう。
次はオスとメスの特徴についてです!
ムクドリのオスとメスの違いは?
この写真がメスです!
オスが黒っぽいのに対してメスの体色は全体的に褐色です。
同時に見て比較した場合は分かりやすいですが、意識しないで見たら全くわからなそうですね…
また先ほど紹介したヒナと色が似ていると思いませんか?
鳥はヒナから幼鳥まで雌雄同色でオスだけが成鳥になる時に色が変わるという鳥が多いんです。
見た目が綺麗で知られている鳥たちも実はオスが綺麗なだけでメスは地味な色をしていたなんて話もよくありますね。
オスとメスの違いについては分かりましたでしょうか?
色の特徴については見ていくことができましたね。
それでは少し生態の方に迫っていくことにしましょう。
次はムクドリの食生活についてです!
ムクドリは何を餌にしているの?
ムクドリは雑食性です。
木の実や虫の幼虫を好んで食べます。
ムクドリは漢字で書くと「椋鳥」とかくのですが、これはムクドリが椋木(むくのき)の実を食べていたためだという説があるんです。
虫を探す場合は地面におりてキョロキョロしながら探します。
木の実を食べているところは容易に想像できますが虫を食べているところはあまり考えたくありませんね…
秋になると熟した柿の実を枝に止まってついばんでいるようですよ!
鳥によっては普段は植物を食べて繁殖期は虫等の栄養価の高いものを食べるという種類もいますがムクドリの繁殖期はいつなのでしょうか?
次は繁殖期について見ていきましょう!
ムクドリの繁殖期はいつなの?
ムクドリの繁殖期は3月から7月にかけてです!
この時に巣をつくり卵を温めるわけですが、どうやらムクドリは一度作った巣への執着が強いらしく翌年も同じ巣で卵を温めようとするらしいです。
繁殖能力が高く一度の繁殖期で4~7個の卵を産むらしいのですが、この卵が青緑色でとてもきれいなんですよ!
また巣を作れなかったら別のムクドリの巣に托卵することもあるらしく少しあくどいやり方も心得ているようですね…
冬になると群れがガヤガヤ鳴いているのを見かけるひとも多いと思いますが、あの群れの数はこの繁殖能力の高さが一因なのかもしれませんね!
でもムクドリってあんなに群れになっていたら襲われることも少なそうですよね?
自然界は過酷ですが一体どれくらい生きるのでしょうか。
次は寿命について見ていきましょう!
ムクドリの寿命はどれぐらいなの?
ムクドリの平均寿命は5~7年くらいだと言われています。
しかし20年生きるものもいるなんて話もあります…
20年生きるやつがいるのになんで平均すると5年ちょいになっちゃうの?
って思う方多いと思います。
ここには自然界の大変さが大きく関わっていて、そもそも長生きできるものがあまりいないんです。
しかも孵化してから一年生き延びられるものが少ないという環境のため平均寿命は下がっていくばかりなんですね。
そう考えると20年生きたムクドリは相当の強者ですね!
普段”外敵”なんてものから遠ざかっている私たちには自然界の大変さというのはとても分かりませんね…
それでは次はムクドリたちのマイホーム、巣についてお話したいと思います!
ムクドリの巣ってどんな形をしているの?
ムクドリの巣は別段特徴的なものでもなく普通のおわん型の巣です。
ちょうどこんな感じですね!
しかしこのような形の巣だけではなく、民家の軒先や木の洞に巣を作ることも多いらしいです。
自分の家に巣を作られても困るよ!という方もいると思いますが、
卵やヒナがいる巣を破壊してしまうのは鳥獣保護法に違反してしまうので暖かく見守ってあげてくださいね!
冒頭でもムクドリの鳴き声やフンについてはお話ししましたね?
次はそんなムクドリの迷惑な一面を掘り下げていきたいと思います!
ムクドリの被害がひどい?うるさいの?
ムクドリは普段は群れを作り生活しています。
繁殖期だけは巣で眠りますが普段は大きな木などに集団でねぐらを作ります。
そして、このねぐらがうるさいんです!
鳴き声の紹介でお話した通りムクドリの鳴き声はしゃがれた感じです。
しかも鳴き声の紹介の時は「さえずり」という求愛用の鳴き声でしたが、繁殖期を終えると仲間とのコミュニケーションや警戒した時に使う「地鳴き」で鳴きます。
この地鳴きがまた「ギャアギャア」「パチパチ」といった感じでやかましいんですね…
群れはときによっては数万羽にまで上りますからそのうるささと言ったら他にありませんね。
そしてこの群れが一か所に集まってねぐらを形成するのでフンもとてつもない量が降ってくるんですね!
そこの一帯は匂いから変わってしまうくらいです。
中々厄介な鳥のようですね…
対処の方法はあるのでしょうか?
次はムクドリの群れの対処について見ていきましょう!
ムクドリの撃退方法は?対策方法はあるの?
先ほどもお話した通りムクドリは鳥獣保護法で守られているので撃退方法といっても殺すことは禁じられています。
しかし対処方はちゃんとあり、ムクドリが寝床にしないように寝床になりそうなところへ騒音装置を取り付けるという方法があるんです。
この騒音装置は人間には騒音として聞こえますが、ムクドリには嫌いな超音波を出す秘密兵器です!
しかしこれはムクドリの鳴き声に対抗した策ではなくフンのみへの対処法と言えますね。
何故なら鳴き声も騒音装置も同じくらいうるさいんです…
なんなら装置の方が人工的な分やかましいかもしれませんね!
しかしムクドリは対処されておとなしくいなくなるわけではなくその超音波が届かない場所をまたねぐらにしているので残念ながらその場しのぎなんです。
昔は作物につく悪い虫を食べる益鳥として人間と共生していたムクドリですが、
人間の文化の発展で勝手に生き場所を奪われ害鳥として対処されてしまうのはなんだか可哀そうですよね…
それにしても色々な策を講じて対処しているんですね。
さあ、次で最後ですね!
次はムクドリの英名についてです!
ムクドリは英語でなんていうの?
ムクドリの英名は「white-cheeked starling」(ホワイトチークドスターリング)といいます。
これは「白い頬をしたムクドリ」という意味です。
元よりstarlingには「ホシムクドリ」という意味があるのでこのような英名になったんですね!
ちなみにホシムクドリはこんな見た目の鳥です!
とてもきれいですよね!
今回紹介したムクドリとは似ても似つかないですよ。
ムクドリについて初めて知ることも多かったのではないでしょうか!
それではここからはまとめに入っていきましょう!
ムクドリのまとめ!
今回まとめたムクドリの特徴をまとめると、
いかがでしたでしょうか!
見かけることはあってもムクドリについて詳しく知る機会ってあまり無いと思います。
普段見慣れた鳥だって調べてみると面白い発見がたくさんあるんですよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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