みなさんこんにちは。
本日は、アオショウビンの生態についてまとめていきたいと思います。
アオショウビンはブッポソウ目カワセミ科に属する野鳥です。
漢字で青翡翠と書きアオカワセミとも呼ばれることもあります。
今回は、アオショウビンについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、アオショウビンの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
アオショウビンの画像(写真)!特徴は?学名や英名はなに?
アオショウビンは嘴は赤色、喉と胸元は白色、頭は栗色、背と翼は瑠璃色をしています。
全身の見た目の色合いの対比が美しく昔は帽子の羽用に狩猟の対象となっていました。
アオショウビンの学名はHalcyon smyrnensis 英名はWhite-breasted King-fisherとなります。
次に、アオショウビンの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。
アオショウビンの生息地(分布)はどこなの?日本にいるの?どの季節で見ることができる?
アオショウビンは中東から中国南部、インドシナ、フィリピンに生息しています。
海岸から1500メートルまでの地域の川や沼などに近い広い場所が好きですが密林にもいます。
日本へは迷鳥として石垣島や西表島で観測されたことがあります。
次に、アオショウビンの寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。
アオショウビンの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
アオショウビンの寿命は5年ほどです。
野鳥は渡りをしたりエサ場の減少など生き抜くのに厳しい環境下ということがわかりますね。
アオショウビンの繁殖期は3~6月頃がピークをむかえます。
オスはヒルルルル~とさえずりをし尾羽を広げて上下し翼をを広げてメスを誘います。
オスがとってきた魚をメスにあげるなどしてアピールもします。
アオショウビンはアリの巣や土手などに巣穴を掘って4~7個の白い卵を産みます。
オスとメスが交代で20-22日ほど抱卵し20日ほどでヒナは巣立ちをします。
それでは次に、アオショウビンの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
アオショウビンの雛(幼鳥)の特徴は?
アオショウビンのヒナは白と黒の産毛でおなかは白色をしています。
まだ短いくちばしは黒く先端は黄色をしています。
巣立ち前後のヒナは全体的に茶褐色で翼の先端と尾に青みががった緑色の羽が見えてきます。
アオショウビンのヒナは親鳥から小魚や昆虫を与えられます。
フランクフルト動物園で営巣した例では親鳥はヒナが巣立った後の巣穴をきれいしている姿が観測されています。
とても興味深い行動をしますね。
それでは次に、アオショウビンの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
アオショウビンの鳴き声(さえずり)の特徴は?
アオショウビンはの地声はピッピッと短く鳴いています。
ヒルルッルル~と長めのさえずりをしてオスはメスにアピールをします。
地鳴きとさえずりは長さがとても違うことがわかりますね。
それでは、アオショウビンは何を餌にしているのかについてお伝えします!
アオショウビンは何を餌にしているの?
アオショウビンは川や沼の近くで小魚、昆虫、クモ、エビ、カエル、トカゲなどを食べています。
枝にとまって川や川沿にいる獲物を探し魚などをくわえて枝に戻ってきます。
獲物を食べるときは石や止まり木に打ちつけて骨を砕いて食べやすいようにしてから食べます。
エサの捕り方が未熟なヒナは大きすぎる獲物をとって食べるに苦労したり落としてしまったり
親鳥が食べないようなものを食べたりしながら狩りの仕方を学んでいきます。
エビは動きが遅いので狩りがしやすいのかよく食べています。
次は、アオショウビンの性別雌雄(メスオス)の見分け方についてお伝えします。
アオショウビンの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
アオショウビンのオスとメスは似た色をしています。
求愛中が一番オスとメスの区別ができそうですね。
最後に、アオショウビンとアカショウビンやヤマショウビンとの違いや識別方法をお伝えします!
アオショウビンとアカショウビンやヤマショウビンとの違いや識別方法はなに?
アオショウビン、アカショウビン、ヤマショウビンはブッポソウ目カワセミ科に属しています。
その違いは羽の色や大きさや生息地で識別していきます。
〇羽の色
アオショウビン・・・嘴は赤色、喉と胸元は白色、頭は栗色、翼と尾は瑠璃色をしています。
アカショウビン・・・全体が赤褐色で嘴はもっと赤色をしています。
「火の鳥」という異名を持ちます。
ヤマショウビン・・・嘴は赤色、胸元と首の周りは白色、頭と翼の先端は黒色、翼は青色です。
〇大きさ
アオショウビン・・・体長19~21㎝、体重66~81g
アカショウビン・・・体長27㎝くらい、体重80~90g
ヤマショウビン・・・体長28㎝くらい、体重79~115g
〇生息地
アオショウビン・・・日本へは迷鳥として石垣島や西表島で確認されています。
アカショウビン・・・日本には夏鳥として各地にやってきます。
ヤマショウビン・・・日本海側に春と夏に旅鳥としてやってきます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
アオショウビンのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アオショウビンの画像(写真)!特徴は?学名や英名はなに?
アオショウビンは瑠璃色の羽をした美しい野鳥です。
アオショウビンの学名はHalcyon smyrnensis英名はWhite-breasted King-fisherです。
②アオショウビンの生息地(分布)はどこなの?日本にいるの?どの季節で見ることができる?
アオショウビンは中国南部やフィリピンなどに生息しています。
日本へは迷鳥として石垣島や西表島に飛来する稀な野鳥です。
③アオショウビンの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
アオショウビンの寿命は5年ほどです。
アオショウビンは3~6月に繁殖のピークがあります。
④アオショウビンの雛(幼鳥)の特徴は?
アオショウビンのヒナは黒と白色の産毛でお腹は白色をしています。
⑤アオショウビンの鳴き声(さえずり)の特徴は?
アオショウビンはピッピッと短く鳴きヒルルルルと長めにさえずりをします。
⑥アオショウビンは何を餌にしているの?
アオショウビンは小魚、昆虫、トカゲ、カエルなどを食べています。
⑦アオショウビンの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
アオショウビンのオスとメスは似た色をしていますので求愛行動中に見分けするのがよいです。
⑧アオショウビンとアカショウビンやヤマショウビンとの違いや識別方法はなに?
アオショウビンとアカショウビンとヤマショウビンは羽の色と体長と生息地で識別します。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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