みなさんこんにちは。
本日は、アカオネッタイチョウの生態についてまとめていきたいと思います。
アカオネッタイチョウはペリカン目ネッタイチョウ科ネッタイチョウ属の鳥です。
漢字では「赤尾熱帯鳥」と書きます。
今回は、アカオネッタイチョウについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
それでは、アカオネッタイチョウの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
アカオネッタイチョウの画像(写真)!色の特徴は?学名や英名はなに?
引用:Instagram fpbird2様
こちらがアカオネッタイチョウです!
学名は「Phaethon rubricauda」で、英名は「Red-tailed Tropicbird」です。
アカオネッタイチョウは全長約90〜105cmで、オスとメスは同色です。
全身が白色で、目の周りや翼の一部と足は黒色、クチバシは赤色、尾羽二本が赤色です。
それでは次に、アカオネッタイチョウの生息地(分布)はどこなのかをお伝えします!
アカオネッタイチョウの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
アカオネッタイチョウは東太平洋以外の熱帯や亜熱帯に生息し、主に海岸で繁殖します。
日本では硫黄列島や小笠原諸島、南鳥島などで繁殖が確認されていて、本州沿岸部でも観察されています。
主に5月〜8月頃に見れますが、稀に迷鳥として迷い込んできます。
それでは、アカオネッタイチョウの寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします!
アカオネッタイチョウの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?生息数はどれくらいなの?
アカオネッタイチョウの最高寿命は32年ほどといわれています。
日本での繁殖期は5月〜8月頃で、海岸沿いなどにコロニーを形成します。
巣材を使って巣を作らず、木の根本や岩の窪みなどに卵を産みます。
一回の産卵で産む卵は一個だけで、オスとメスが交代で抱卵して40日程度で孵化します。
1982年の日本での生息数は200羽以上と推定されていましたが、近年は減少傾向で絶滅危惧IB類 (EN)に指定されています。
次は、アカオネッタイチョウの雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします。
アカオネッタイチョウの雛(幼鳥)の特徴は?
アカオネッタイチョウの雛は孵化後90日程度で巣立ちます。
幼鳥は全身白色で、クチバシは黒色、足はクリーム色で、体の上面には黒い横縞があります。
尾羽は成長の様な赤色も無く、細長くありません。
渡りの時期には親鳥が雛を置き去りにして島を出ますが、雛は数週間は島に残って体が成長してから渡ります。
次は、アカオネッタイチョウの鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします。
アカオネッタイチョウの鳴き声(さえずり)の特徴は?
アカオネッタイチョウは「ガァー」と叫ぶように大きな声で鳴きます。
飛びながら「キッ」などと鳴いたりします。
次に、アカオネッタイチョウは何を餌にしているのかについてお伝えします。
アカオネッタイチョウは何を餌にしているの?
アカオネッタイチョウは主にトビウオなどの魚類やイカなどを食べます。
海上を飛びながら獲物を見つけ、まっ逆さまに水中に飛び込んで捕らえます。
親鳥は雛に、消化した餌を吐き戻して与えます。
最後に、アカオネッタイチョウの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
アカオネッタイチョウの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
アカオネッタイチョウのオスとメスの体色は同じで、識別は困難です。
繁殖期の給餌求愛などの求愛行動を見ることができれば識別できるかもしれません。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
アカオネッタイチョウのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アカオネッタイチョウの画像(写真)!色の特徴は?学名や英名はなに?
・学名は「Phaethon rubricauda」で、英名は「Red-tailed Tropicbird」
・アカオネッタイチョウは全長約90〜105cmで、オスとメスは同色
・全身が白色で、目の周りや翼の一部と足は黒色、クチバシは赤色、尾羽二本が赤色
②アカオネッタイチョウの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
・アカオネッタイチョウは東太平洋以外の熱帯や亜熱帯に生息し、主に海岸で繁殖する
・日本では硫黄列島や小笠原諸島、南鳥島などで繁殖が確認されていて、本州沿岸部でも観察されている
・主に5月〜8月頃に見れるが、稀に迷鳥として迷い込んでくる
③アカオネッタイチョウの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?生息数はどれくらいなの?
・アカオネッタイチョウの最高寿命は32年ほどといわれている
・日本での繁殖期は5月〜8月頃で、海岸沿いなどにコロニーを形成する
④アカオネッタイチョウの雛(幼鳥)の特徴は?
・アカオネッタイチョウの雛は孵化後90日程度で巣立つ
・幼鳥は全身白色で、クチバシは黒色、足はクリーム色で、体の上面には黒い横縞がある
・尾羽は成長の様な赤色も無く、細長くない
・渡りの時期には親鳥が雛を置き去りにして島を出るが、雛は数週間は島に残って体が成長してから渡る。
⑤アカオネッタイチョウの鳴き声(さえずり)の特徴は?
・アカオネッタイチョウは「ガァー」と叫ぶように大きな声で鳴く
・飛びながら「キッ」などと鳴いたりする
⑥アカオネッタイチョウは何を餌にしているの?
・アカオネッタイチョウは主にトビウオなどの魚類やイカなどを食べる
・海上を飛びながら獲物を見つけ、まっ逆さまに水中に飛び込んで捕らえる
・親鳥は雛に、消化した餌を吐き戻して与える
⑦アカオネッタイチョウの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
・アカオネッタイチョウのオスとメスの体色は同じで、識別は困難
・繁殖期の給餌求愛などの求愛行動を見ることができれば識別できるかもしれない
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
アイキャッチ画像はInstagram western1227様より引用
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