みなさんこんにちは。
本日は、アメリカヒドリの生態についてまとめていきたいと思います。
アメリカヒドリはカモ目カモ科の鳥です。
ヒドリガモによく似た鳥です。
今回は、アメリカヒドリのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、アメリカヒドリの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
アメリカヒドリの画像(写真)!エクリプスの特徴は?学名や英語名はなに?
こちらがアメリカヒドリです!
英名は「American Wigeon」で、学名は「Mareca americana」です。
アメリカヒドリの体長は45cm〜56cmほどです。
オスの体色は全体的に褐色で、頭部は白色、胸や脇は赤褐色です。
目の周囲は黒く、目の後方には緑色の部分が目立ちます。
エクリプス(冬羽)では頭は灰色っぽくなり、クチバシの基部が黒いです。
次に、アメリカヒドリの生息地(分布)はどこなのかをお伝えします!
アメリカヒドリの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
アメリカヒドリは夏に北アメリカ大陸で繁殖し、冬は北アメリカ大陸南部や中央アメリカ、西インドで越冬します。
日本には稀に旅鳥や冬鳥として少数が飛来し、北海道には旅鳥として渡来し、九州や本州の各地で越冬します。
日本では主に川や湖、湾内などに生息しています。
次は、アメリカヒドリの寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。
アメリカヒドリの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
アメリカヒドリの寿命はよく分かっていません。
同じカモ科のマガモの寿命が野生で5年〜10年、飼育化で10年〜20年といわれている事から、アメリカヒドリの寿命も同程度かもしれません。
アメリカヒドリの繁殖期は5月〜7月で、川などの近くの草地で繁殖します。
6個〜11個の卵を産卵し、メスが25日ほど抱卵して孵化します。
雛への給餌はメスのみが行います。
それでは、アメリカヒドリの雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします!
アメリカヒドリの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?
アメリカヒドリの雛は孵化直後には幼羽に覆われています。
雛は、孵化後45日程度で親鳥から離れて自立し、最大で56cmぐらいまで成長していきます。
幼鳥の体色は成鳥のメスとよく似ています。
それでは、アメリカヒドリの鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします!
アメリカヒドリの鳴き声(さえずり)の特徴は?
アメリカヒドリのオスは「ピューピュー」などと口笛の様に鳴き、メスは「ガーガーガー」などと鳴きます。
基本的に、あまり鳴く事がありません。
次に、アメリカヒドリは何を餌にしているのかについてお伝えします。
アメリカヒドリは何を餌にしているの?
アメリカヒドリは主に植物食で、アマモやカワツルモなどの水藻類、ハタナデなどの植物の種子を水面で食べます。
貝類や水生昆虫類などを捕食する事もあります。
それでは、アメリカヒドリの性別雌雄(メスオス)の見分け方についてお伝えします!
アメリカヒドリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
アメリカヒドリのオスの頭部は白色ですが、メスの頭部や体は全体的に褐色です。
オスは目の後方に緑色の部分がありますが、メスにはありません。
また、オスの方がクチバシの基部の黒色が目立ちます。
それでは最後に、アメリカヒドリとヒドリガモの違いや見分け方をお伝えします!
アメリカヒドリとヒドリガモの違いや見分け方は?交雑種の特徴は?
ヒドリガモのオスよりアメリカヒドリのオスの方が顔が白っぽいです。
アメリカヒドリの頭は白色ですが、ヒドリガモの頭は黄みがかった白色です。
アメリカヒドリの脇や体の上面は赤褐色ですが、ヒドリガモの脇や体の上面は白っぽいです。
アメリカヒドリの背中や肩羽の色はヒドリガモより褐色が濃く、横縞模様があります。
カモ類は交雑が多く、アメリカヒドリとヒドリガモも交雑する事で知られています。
純血のアメリカヒドリよりも交雑種の方が個体数が多いといわれています。
交雑種のオスの体色はバリエーション豊富ですが、顔の褐色が濃くて緑色の部分が少なく、肩羽の灰色が濃い個体が多いです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
アメリカヒドリのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アメリカヒドリの画像(写真)!エクリプスの特徴は?学名や英語名はなに?
・英名は「American Wigeon」で、学名は「Mareca americana」
・アメリカヒドリの体長は45cm〜56cmほど
・オスの体色は全体的に褐色で、頭部はクリーム色、胸や脇は赤褐色
・目の周囲は黒く、目の後方には緑色の部分が目立つ
・エクリプス(冬羽)では頭は灰色っぽくなり、クチバシの基部が黒い
②アメリカヒドリの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
・アメリカヒドリは夏に北アメリカ大陸で繁殖し、冬は北アメリカ大陸南部や中央アメリカ、西インドで越冬する
・日本には稀に旅鳥や冬鳥として少数が飛来し、北海道には旅鳥として渡来し、九州や本州の各地で越冬する
・日本では主に川や湖、湾内などに生息している
③アメリカヒドリの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
・アメリカヒドリの寿命はよく分かっていない
・同じカモ科のマガモの寿命が野生で5年〜10年、飼育化で10年〜20年といわれている事から、アメリカヒドリの寿命も同程度かもしれない
・アメリカヒドリの繁殖期は5月〜7月で、川などの近くの草地で繁殖する
④アメリカヒドリの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?
・アメリカヒドリの雛は孵化直後には幼羽に覆われている
・雛は、孵化後45日程度で親鳥から離れて自立し、最大で56cmぐらいまで成長していく
・幼鳥の体色は成鳥のメスとよく似ている
⑤アメリカヒドリの鳴き声(さえずり)の特徴は?
・アメリカヒドリのオスは「ピューピュー」などと口笛の様に鳴き、メスは「ガーガーガー」などと鳴くが、基本的にあまり鳴く事がない
⑥アメリカヒドリは何を餌にしているの?
・アメリカヒドリは主に植物食で、アマモやカワツルモなどの水藻類、ハタナデなどの植物の種子を水面で食べる
・貝類や水生昆虫類などを捕食する事もある
⑦アメリカヒドリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
・アメリカヒドリのオスの頭部は白色で、メスの頭部や体は全体的に褐色
・オスは目の後方に緑色の部分があるが、メスにはない
・オスの方がクチバシの基部の黒色が目立つ
⑧アメリカヒドリとヒドリガモの違いや見分け方は?交雑種の特徴は?
・ヒドリガモのオスよりアメリカヒドリのオスの方が顔が白っぽい
・アメリカヒドリの頭は白色で、ヒドリガモの頭は黄みがかった白色
・アメリカヒドリの脇や体の上面は赤褐色で、ヒドリガモの脇や体の上面は白っぽい
・アメリカヒドリの背中や肩羽の色はヒドリガモより褐色が濃く、横縞模様がある
・純血のアメリカヒドリよりも交雑種の方が個体数が多いといわれている
・交雑種のオスの体色はバリエーション豊富で、顔の褐色が濃くて緑色の部分が少なく、肩羽の灰色が濃い個体が多い
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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