みなさんこんにちは。
本日は、ウトウの生態についてまとめていきたいと思います。
ウトウはチドリ目ウミスズメ科ウトウ属の野鳥です。。
ウトウは海上で浮かんでいることが多く、水中に潜って魚やイカなどを食べます。
今回は、ウトウについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
それでは、ウトウの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
ウトウの画像(写真)!特徴は?漢字でどう書くの?
ウトウは漢字で善知鳥と書きます。
青森市に善知鳥神社という神社があり命名の由来など興味深い言い伝えが残っています。
ウトウはアイヌ語で「突起」という意味でくちばしの付け根にある突起のことと思われます。
ウトウは夏の羽は顔にヒゲみたいな2つの白い飾り羽が見られ成鳥が繁殖する時にだけあります。
ウトウの冬の羽はくちばしの突起が小さくなり白い飾り羽も目立たなくなります。
次に、ウトウの生息地(分布)をお伝えします!
ウトウの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
ウトウの生息地はサハリン、千島、日本北部、アリューシャン列島、アラスカ、北アメリカ西海岸で繁殖し北の地域にいるものは冬になると南下してきます。
ウトウの繁殖地は北海道の天売島(てうりとう)が世界最大の繁殖地として有名です。
ウトウは留鳥ですが冬には暖かい地域へ移動し本州北部の離島や冬の間は本州以北の海上九州や伊豆諸島でも確認されます。
次は、ウトウの寿命をお伝えします!
ウトウの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?
ウトウの寿命は明確にわかりませんが野鳥の寿命が1~3年といわれますのでウトウもそれくらいの寿命だと考えられます。
ウトウの最大の繁殖地である天売島にはウトウの他にたくさんの海鳥が繁殖をしています。
ウトウは天売島では約30万の夫婦が繁殖活動をし4月頃卵を産みます。
ウトウは日中は洋上で浮かんで夕暮れになると魚をくわえて一斉に巣に帰って給餌します。
それでは次に、ウトウの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
ウトウの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体重や体長に成長するの?
ウトウのヒナは親鳥に似た黒い羽に黒いくちばしをして巣立つ時は歩いて巣から出てきます。
ウトウは斜面の草地に20~30㎝の穴を掘って巣を作り卵を1個産みオスとメスで育てます。
全長は38㎝ほど、体重は450~500gほどとなります。
次は、ウトウの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
ウトウの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ウトウのはグエブエ、ブェブェ、グェグェ、グオオーなど低くダミ声で鳴いています。
次に、ウトウは何を餌にしているのかをお伝えします!
ウトウは何を餌にしているの?
ウトウは洋上に浮かんでキビナゴ、カタクチイワシ、イワシ、イカなどを食べています。
ウトウは6月下旬~7月中旬が子育ての時期で日が沈んで魚を加えた親鳥が巣に戻ってヒナに魚を与えます。
ウトウは魚を1匹では無く何匹もくわえています。
海にいる魚が少ないとヒナに与える魚が捕れず、栄養失調などで餓死してしまうヒナもいるそうです。
それでは最後に、ウトウの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
ウトウの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ウトウのオスとメスは同色で体長も同じくらいです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ウトウのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ウトウの画像(写真)!特徴は?漢字でどう書くの?
ウトウは洋上におり魚などを食べています。
ウトウは善知鳥と漢字で書きます。
②ウトウの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
ウトウはシベリア、千島、日本北部に生息しています。
ウトウは留鳥ですが冬の時期は南へ移動します。
③ウトウの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?
ウトウの寿命は1~3年と考えられます。
ウトウは北海道の天売島が最大の繁殖地で春に繁殖をします。
④ウトウの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体重や体長に成長するの?
ウトウのヒナは黒い羽でくちばしも黒です。
ウトウは体長38㎝、体重は450~500g程です。
⑤ウトウの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ウトウはグエブエ、ブェブェ、グェグェ、グオオーと鳴きます。
⑥ウトウは何を餌にしているの?
ウトウはキビナゴやカタクチイワシなど食べています。
⑦ウトウの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
ウトウのオスとメスは同色です。
(アイキャッチ画像 Instgram:hayashi2633様より引用)
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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