みなさんこんにちは。
本日は、エリマキシギの生態についてまとめていきたいと思います。
エリマキシギは、チドリ目シギ科に分類される鳥です。
美しい模様と長い脚が特徴です。
そんなエリマキシギの特徴についてご紹介していきます。
今回は、エリマキシギについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、エリマキシギの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
エリマキシギの画像(写真)!冬の羽根や夏の羽根の特徴は?レッドデータに載っているの?
エリマキシギは、季節やオスとメスによって体色に差があります。
冬の羽根は、体の上面は灰褐色で、頭上、後頭、後頸の各羽の中央には黒褐色の細い軸斑があり、背と肩羽には幅の広い黒褐色の軸斑があります。
体の下面は白色で、前頸と胸は淡褐色で、白色の縁がある。
上尾筒の両側は白色、くちばしは黒色または暗オリーヴ色、脚色はオリーヴ色をしています。
夏の羽根は、個体によって様々です。
頭上、後頭、背、肩羽は藍黒色で、各羽に褐色の縁があるものや、暗赤錆色の地に、黒色の波形の横縞があるもの、黒色の大理石様の斑紋のあるもの、または淡赤錆色、あるいは黄味を帯びた赤錆色の地に、黒色の横帯があるものなどがいます。
エリマキシギはレッドリストには載っていないようです。
次に、エリマキシギの生息地(分布)についてお伝えします。
エリマキシギの生息地(分布)はどこなの?日本にいる?どこで冬越しするの?どの季節で見ることができる?
エリマキシギは、ユーラシア大陸の高緯度地方から北極圏に繁殖分布し、冬はアフリカ大陸中東部からインド、オーストラリア大陸南部に渡ります。
日本には、旅鳥として、少数が8~10月と4~5月に各地に現れます。
春よりも、秋の方が飛来数が多いようです。
次は、エリマキシギの寿命についてお伝えします。
エリマキシギの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?求愛方法は?
エリマキシギの寿命は、はっきりとわかっていないようです。
野鳥の寿命を正確に把握することは難しいです。
エリマキシギの繁殖期は、5~6月です。
つがいによる繫殖はせず、雄はレックに集まり、訪れる雌に受精だけをするようです。
雌は受精するとレックを離れ、1羽だけで巣をつくって産卵し、抱卵・育雛します。
巣は草むらの中の地上の窪みにつくり、枯れ草で内張りをします。
1巣卵数は3~4個で、ほとんどは4個のようです。
それでは次に、エリマキシギの雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします。
エリマキシギの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?
エリマキシギの雛は、孵化直後は全身に幼綿羽が生え、額は赤味がかったクリーム色、額から後頭まで黒褐色の頭央線があります。
頭上は赤味または黄味がかったクリーム色で黒褐色の不規則な斑があり、耳羽と頬とはクリーム色、後頸は暗色で、各綿羽の先端はクリーム色です。
体の上面は黄味がかったクリーム色で黒褐色のビロード様の斑が混在し、各綿羽の先端は赤味がかったクリーム色をしています。
体の下面は白色でクリーム色を帯びています。
エリマキシギの全長はオスとメスで異なります。
オスが約30㎝ほど、メスは約22㎝ほどです。
それでは次は、エリマキシギの鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします。
エリマキシギの鳴き声(さえずり)の特徴は?
エリマキシギの鳴き声は、渡りのときには「ピーウィー」と鳴きます。
夕方採食地に飛翔して行くときには「クヮッ、クヮッ」と鳴きます。
次に、エリマキシギの餌についてお伝えします!
エリマキシギは何を餌にしているの?
エリマキシギの食性は、雑食です。
湿った泥面や浅い水面を歩きながら、セスジゴミムシ、バッタなどの昆虫、小貝類、甲殻類、ミミズ、イネやトウモロコシの種子などを食べています。
次は、エリマキシギの性別雌雄(メスオス)の見分け方についてお伝えします!
エリマキシギの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
エリマキシギのオスとメスの違いは、大きさです。
メスはオスの2/3ほどの大きさしかありません。
見た目ですぐに判別することができるでしょう。
また、羽毛の色も夏は違うので判別は簡単にできるかもしれませんね。
最後に、エリマキシギとアメリカウズラシギやタカブシギとの違いや見分け方についてお伝えします!
エリマキシギとアメリカウズラシギやタカブシギとの違いや見分け方は?
エリマキシギとアメリカウズラシギの違いは、首周りの模様です。
アメリカウズラシギは首周りの模様が縦模様になっています。
エリマキシギとタカブシギは、体長です。
タカブシギは20cmほどのおおきですので、エリマキシギよりも小さいです。
しかし、見た目が似ていますので判別は難しいかもしれませんね。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
エリマキシギのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①エリマキシギの画像(写真)!冬の羽根や夏の羽根の特徴は?レッドデータに載っているの?
エリマキシギは、季節やオスとメスによって体色に差があります。
冬の羽根は、体の上面は灰褐色で、頭上、後頭、後頸の各羽の中央には黒褐色の細い軸斑があり、背と肩羽には幅の広い黒褐色の軸斑があります。
体の下面は白色で、前頸と胸は淡褐色で、白色の縁がある。
上尾筒の両側は白色、くちばしは黒色または暗オリーヴ色、脚色はオリーヴ色をしています。
夏の羽根は、個体によって様々です。
頭上、後頭、背、肩羽は藍黒色で、各羽に褐色の縁があるものや、暗赤錆色の地に、黒色の波形の横縞があるもの、黒色の大理石様の斑紋のあるもの、または淡赤錆色、あるいは黄味を帯びた赤錆色の地に、黒色の横帯があるものなどがいます。
エリマキシギはレッドリストには載っていないようです。
②エリマキシギの生息地(分布)はどこなの?日本にいる?どこで冬越しするの?どの季節で見ることができる?
エリマキシギは、ユーラシア大陸の高緯度地方から北極圏に繁殖分布し、冬はアフリカ大陸中東部からインド、オーストラリア大陸南部に渡ります。
日本には、旅鳥として、少数が8~10月と4~5月に各地に現れます。
③エリマキシギの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?求愛方法は?
エリマキシギの寿命は、はっきりとわかっていないようです。
エリマキシギの繁殖期は、5~6月です。
つがいによる繫殖はせず、雄はレックに集まり、訪れる雌に受精だけをするようです。
雌は受精するとレックを離れ、1羽だけで巣をつくって産卵し、抱卵・育雛します。
巣は草むらの中の地上の窪みにつくり、枯れ草で内張りをします。
④エリマキシギの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?
エリマキシギの雛は、孵化直後は全身に幼綿羽が生え、額は赤味がかったクリーム色、額から後頭まで黒褐色の頭央線があります。
頭上は赤味または黄味がかったクリーム色で黒褐色の不規則な斑があり、耳羽と頬とはクリーム色、後頸は暗色で、各綿羽の先端はクリーム色です。
体の上面は黄味がかったクリーム色で黒褐色のビロード様の斑が混在し、各綿羽の先端は赤味がかったクリーム色をしています。
体の下面は白色でクリーム色を帯びています。
エリマキシギの全長はオスとメスで異なります。
オスが約30㎝ほど、メスは約22㎝ほどです。
⑤エリマキシギの鳴き声(さえずり)の特徴は?
エリマキシギの鳴き声は、渡りのときには「ピーウィー」と鳴きます。
夕方採食地に飛翔して行くときには「クヮッ、クヮッ」と鳴きます。
⑥エリマキシギは何を餌にしているの?
エリマキシギの食性は、雑食です。
湿った泥面や浅い水面を歩きながら、セスジゴミムシ、バッタなどの昆虫、小貝類、甲殻類、ミミズ、イネやトウモロコシの種子などを食べています。
⑦エリマキシギの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
エリマキシギのオスとメスの違いは、大きさです。
メスはオスの2/3ほどの大きさしかありません。
見た目ですぐに判別することができるでしょう。
また、羽毛の色も夏は違うので判別は簡単にできるかもしれませんね。
⑧エリマキシギとアメリカウズラシギやタカブシギとの違いや見分け方は?
エリマキシギとアメリカウズラシギの違いは、首周りの模様です。
アメリカウズラシギは首周りの模様が縦模様になっています。
エリマキシギとタカブシギは、体長です。
タカブシギは20cmほどのおおきですので、エリマキシギよりも小さいです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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