【オオクイナの生態!】分布や鳴き声の特徴について等7個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

本日は、オオクイナの生態についてまとめていきたいと思います。

 

オオクイナはツル目クイナ科に属する野鳥です。

オオクイナは宮古島の民話「魚女房」に登場しています。

 

主人公の男が妻を失いコウイ鳥(オオクイナ)になって「コウイ母ちゃん」と鳴くようになったとお話にありました。

民話に登場するほど身近な鳥なのですね。

 

今回は、オオクイナについてのポイント、

①オオクイナの画像(写真)!特徴は?漢字や学名はなに?
②オオクイナの生息地(分布)はどこなの?石垣島や宮古島にいるの?どの季節で見ることができる?
③オオクイナの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
④オオクイナの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?
⑤オオクイナの鳴き声(さえずり)の特徴は?
⑥オオクイナは何を餌(食べ物)にしているの?
⑦オオクイナの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

以上7個の点についてお伝えします。

それでは、オオクイナの写真(画像)を見ていきましょう!

 

オオクイナの画像(写真)!特徴は?漢字や学名はなに?

 

 

(画像はInstagram:western1227様より引用)

 

オオクイナは首回りが茶褐色で腹の辺りは黒と白の横ラインの入った姿をしています。

足はオリーブ色をしていてくちばしは長く黒色をしています。

 

オオクイナは漢字で大水鶏、学名はRallina eurizonoidesです。

英名はBanded Crakea,Slaty-legged Crake,Ryukyu Crakeなどです。

オオクイナは宮古島の方言名でコーイドウイ、多良間島ではヤマミタナです。

八重山方言ではファードゥルといいます。

 

次に、オオクイナの生息地(分布)をお伝えします!

 

オオクイナの生息地(分布)はどこなの?石垣島や宮古島にいるの?どの季節で見ることができる?

 

オオクイナはフィリピンフィリピンからセレベスにかけての南アジアど熱帯や亜熱帯にいます。

 

日本では八重山諸島の石垣島、竹富島、小浜島、黒島、西表島、与那国島に生息しています。

常緑広葉樹林や草原や森林の薄暗い場所が好きです。

 

眠る時は木に止まって眠ることもあります。

 

オオクイナは日本では留鳥ですが4~8月が観測しやすいです。

西表島で野鳥観察のナイトツアーがあれば参加してみるといいでしょう。

 

オオクイナは絶滅危惧種IB類に指定されています。

捕食者に追われると木に飛び上がって逃げますが本来は地上で生活するので野生化したイヌやネコに狙われてしまいます。

西表島ではイリオモテヤマネコによって幼鳥が捕食されたこともあります。

 

最近では宮古島で繁殖が確認されて繁殖の範囲が広がりを見せています。

オオクイナの繁殖範囲が広がりが生息数の増加に少しでもつながるといいですね。

 

次は、オオクイナの寿命をお伝えします!

 

オオクイナの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

 

オオクイナの寿命に関してはデータがありませんでした。

絶滅危惧種であることや捕食者が多いことから自然界で生き抜くのは厳しい環境と思われます。

 

オオクイナは3~6月頃に繁殖をしています。

巣は藪の中の地上に枯れ葉や落葉で作り白っぽいクリーム色の卵を4~8個産みます。

 

それでは次に、オオクイナの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!

 

オオクイナの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?

 

オオクイナの幼鳥は黒に近い色の羽毛をしています。

 

少し大きくなるとお腹の横シマがよくわかるようになってきます。

5~6月頃に生まれて6~8月上旬には巣立ちをしています。

 

オオクイナは体長25㎝翼長15㎝位尾羽は7㎝ほどとなります。

 

次は、オオクイナの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!

 

オオクイナの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

オオクイナは夜間クアックアッ、クアックアッと連続してよく鳴きます。

ケレレレレと鳴くこともあります。

 

繁殖期の梅雨の夜8時頃に「クワー、クワー」とほぼ一番中鳴いてメスにアピールをしています。

 

次に、オオクイナは何を餌(食べ物)にしているのかをお伝えします!

 

オオクイナは何を餌(食べ物)にしているの?

 

オオクイナは主に昆虫、ミミズ、カタツムリ、湿地の植物を食べています。

 

ヒナにはミミズを与えてあげます。

地上を歩き回ってエサを探しています。

 

それでは最後に、オオクイナの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!

 

オオクイナの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

オオクイナのオスとメスは似た色をしています。

 

メスの方がオスの上半身あたりの茶褐色部分が地味な色になっています。

子育て中はオスとメスが一緒にいるので見分けがつきやすいですね。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

オオクイナのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①オオクイナの画像(写真)!特徴は?漢字や学名はなに?

オオクイナは漢字で大水鶏、学名はRallina eurizonoidesです。

 

②オオクイナの生息地(分布)はどこなの?石垣島や宮古島にいるの?どの季節で見ることができる?

オオクイナは石垣や宮古島で生息して留鳥です。

4~8月が観測しやすいです。

 

③オオクイナの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

オオクイナの寿命は不明です。

オオクイナは3~6月に繁殖をします。

 

④オオクイナの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長に成長するの?

オオクイナの幼鳥は黒っぽい羽毛をしています。

オオクイナは全長26㎝ほどです。

 

⑤オオクイナの鳴き声(さえずり)の特徴は?

オオクイナは夜間にクアックアッ、クアックアッ連続して鳴きます。

 

⑥オオクイナは何を餌(食べ物)にしているの?

オオクイナは主に昆虫、ミミズ、湿地の植物を食べています。

 

⑦オオクイナの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

オオクイナのオスとメスは似た色ですがメスの方が地味な色です。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(アイキャッチ画像はInstagram:field_guide_seabeans様より引用)

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