みなさんこんにちは。
本日は、大鷲(オオワシ)の生態についてまとめていきたいと思います。
オオワシは北海道に冬の到来を告げるといわれタカ目タカ科に属する猛禽類です。
アイヌ語でカパッチリカムイと呼ばれ鷲の神様という意味を持ちます。
今回は、大鷲(オオワシ)についてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、大鷲(オオワシ)の写真(画像)を見ていきましょう!
目次
- 1 オオワシの画像(写真)!くちばしや羽根の特徴は?生息数はどれくらい?絶滅危惧種や天然記念物なの?原因はなに?
- 2 オオワシの生息地(分布)はどこなの?どの動物園にいる?冬越し地はどこ?どの季節で見ることができる?
- 3 オオワシの平均寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?天敵はだれ?
- 4 オオワシの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長(大きさ)に成長するの?
- 5 オオワシの鳴き声(さえずり)の特徴は?
- 6 オオワシの飼育方法は?何を餌(食べ物)にしているの?
- 7 オオワシの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
- 8 オオワシとオジロワシやイヌワシとの違いや見分け方(識別方法)は?
- 9 大鷲(オオワシ)のまとめ!
オオワシの画像(写真)!くちばしや羽根の特徴は?生息数はどれくらい?絶滅危惧種や天然記念物なの?原因はなに?
オオワシは日本で最大級の鷲で樹上にたたずむ姿は存在感が絶大です。
黒と白い羽にくちばしは鮮やかな黄金色です。
オオワシは世界中で5000羽ほど生息が確認されています。
カムチャツ半島が一番多くて約1200羽、サハリン北部に70~80羽の番が確認されています。
オオワシは1970年に国の天然記念物に指定されました。
絶滅危惧種Ⅱ種にも指定されて現在は保護活動が施されています。
オオワシが減少してしまった原因には感電事故、車や列車の事故や、猟師がエゾシカを仕留めて残した死骸から銃弾も一緒に食べ鉛中毒になるという原因もあります。
人間活動によるオオワシの減少を食い止めるには対策を考え保護と増殖活動の継続が必要です。
次は、オオワシの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。
オオワシの生息地(分布)はどこなの?どの動物園にいる?冬越し地はどこ?どの季節で見ることができる?
オオワシはロシア極東とオホーツク沿岸、カムチャカ半島、サハリン北部で生息しています。
冬になると北海道の知床や根室にやってきて流氷が溶ける頃に旅立ちます。
稀に奄美大島や鳥島でも観測されています。
オオワシは各地の動物園でも見られます。
札幌市円山動物、旭山動物園、多摩動物公園など15ヶ所ほどの動物園にいます。
円山動物では繁殖も成功しており保護活動も活発です。
次に、オオワシの平均寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。
オオワシの平均寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?天敵はだれ?
オオワシの寿命は長寿で円山動物園で飼育されていた個体は推定52年とのことでした。
野性のオオワシの場合は大体30年ほどといわれています。
オオワシの繁殖期は4~9月が活発で1~3個の白い卵を産みメスが抱卵します。
オオワシは猛禽類の王者なので天敵は存在しませんが、人間活動による不慮の事故で生息数が減少していると考えられています。
それでは次に、オオワシの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
オオワシの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長(大きさ)に成長するの?
オオワシのヒナは白い産毛に黄金色のくちばしで小さくても立派なくちばしをしています。
成長するにつれてだんだん黒い羽が増えて親鳥に近づいていきます。
オオワシはオスが全長90㎝、体重5~6㎏でメスは全長100㎝、体重は7~10㎏程になります。
それでは、オオワシの鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします!
オオワシの鳴き声(さえずり)の特徴は?
オオワシの鳴き声はヒゥヒゥヒゥ、クゥワクゥワ、カッカカカーなど、見た目によらず少し高めで細い声をしています。
次に、オオワシの飼育方法についてお伝えします。
オオワシの飼育方法は?何を餌(食べ物)にしているの?
オオワシは天然記念物なのでペットとして飼育はできません。
オオワシを見たいときは越冬地の知床などで観測をするか動物園へ行きましょう。
オオワシは鮭、鱒、エゾシカや海鳥、哺乳類の漂着死体を食べています。
ときどきスケソウダラ漁のおこぼれを食べる事もあるようです。
次に、オオワシの性別雌雄(メスオス)の見分け方についてお伝えします。
オオワシの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
オオワシはメスの方が体が大きいです。
メスの全長は103㎝、オスは88㎝ほどとなります。
猛禽類はオスよりメスの方が大きいといわれていますのでオオワシもメスの方が大きいです。
最後に、オオワシとオジロワシやイヌワシとの違いや見分け方をお伝えします!
オオワシとオジロワシやイヌワシとの違いや見分け方(識別方法)は?
オオワシとオジロワシは共に天然記念物で渡り鳥で知床などで観測ができます。
見た目の違いはオオワシが黒と白の羽で、オジロワシは茶色に尾羽が白色です。
イヌワシは留鳥なので通年見られ、羽の色は黒色でくちばしは白っぽいです。
オオワシとオジロワシとイヌワシは外見で見分けがしやすいですね。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
大鷲(オオワシ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①オオワシの画像(写真)!くちばしや羽根の特徴は?生息数はどれくらい?絶滅危惧種や天然記念物なの?原因はなに?
オオワシはくちばしは黄金色で羽は白と黒色をしています。
オオワシは世界で5000羽ほどですが絶滅危惧種Ⅱ種に指定されています。
オオワシは感電、車、列車事故などが原因で生息数が減少していると考えられています。
②オオワシの生息地(分布)はどこなの?どの動物園にいる?冬越し地はどこ?どの季節で見ることができる?
オオワシはロシア極東とオホーツク沿岸や北海道に生息しています。
オオワシは札幌市円山動物などにいます。
オオワシは越冬のために北海道の知床半島などに飛来してきます。
③オオワシの平均寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?天敵はだれ?
野性のオオワシの場合は、寿命は大体30年ほどといわれています。
オオワシは猛禽類の王者なので天敵は存在しません
④オオワシの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長(大きさ)に成長するの?
オジロワシの雛は白い産毛で黄金色のくちばしをしています。
オオワシはオスが90㎝メスが100㎝ほどまで成長します。
⑤オオワシの鳴き声(さえずり)の特徴は?
オオワシはヒゥヒゥヒゥなどど少し高めの細い声で鳴きます。
⑥オオワシの飼育方法は?何を餌(食べ物)にしているの?
オオワシは天然記念物なのでペットとして飼育はできません。
オオワシは魚、哺乳類を食べます。
⑦オオワシの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
オオワシはメスのほうがオスより大きいです。
⑧オオワシとオジロワシやイヌワシとの違いや見分け方(識別方法)は?
オオワシは黒と白の羽で、オジロワシは茶色で尾羽が白、イヌワシは黒い羽をしています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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