みなさんこんにちは。
今回は、ウグイスについてお伝えします。
皆さんはウグイスという鳥をご存知ですか?
とは言っても知らない方がいないと思われる程有名な鳥ですよね!
オオルリ、コマドリと日本三鳴鳥に数えられる程に有名なさえずりは春の訪れを知るには必要不可欠です!
今回はそんなウグイスについて!
以上11個のポイントでまとめました!
まずはウグイスの画像をお見せします!
目次
ウグイスの画像!
こちらがウグイスです!
ウグイス色という色があるほどキレイなその体色は和を感じさせる深みを帯びています。
ウグイスはスズメ目ウグイス科ウグイス属に属する鳥です。
東アジアに分布する鳥で日本では留鳥として見られます。
寒冷地に住む個体は渡りを行うこともあるようですね!
藪や笹のある林に生息することが多く警戒心が強い鳥なので鳴き声が聞こえても姿を現さないことも多いようです。
全長はスズメと同サイズで色も相まって藪にいたら見つけるのは至難の業ですね!
見た目の特徴はつかめましたね?
次にウグイスがどの季節に見ることができるかをお伝えします。
ウグイスってどの季節に見ることができるの?
ウグイスは春告げ鳥と呼ばれる程日本の春に馴染みが深く、古くからその声で春をかんじていました。
「ホーホケキョ」の鳴き声で鳴くのは3月から8月までですが、鳴き声が聞こえなくなったからと言っていなくなるわけではないんです。
上で説明した通りウグイスは留鳥です。
そのため一年中いる場所はあまり変わらないんですね!
警戒心が強いために姿が見えないだけで季節的には一年中見ることができます。
しかし見るためにはじっくり観察を続ける必要があるみたいですね!
さて、皆さんはウグイスの「ホーホケキョ」以外の鳴き声を聞いたことがありますか?
この鳴き声はさえずりといってオスのみが発する鳴き声なんです。
次にウグイスの鳴き声の特徴をお伝えしますよ!
ウグイスの鳴き声の特徴は?
先ほども言った通りウグイスの「ホーホケキョ」はオス飲みが発するさえずりという鳴き声です。
これは繁殖期にオスが縄張りを主張するための鳴き声でメスは発しません。
ではメスはどう鳴くんでしょうか?
さえずり以外の鳴き声を「地鳴き」といい仲間同士のメッセージなどに使われる鳴き声がこれに当たります。
こちらの地鳴きはウグイスらしからぬ声で「ジャッジャッ」という鳴き方です。
さえずりが非常にきれいなだけに残念に感じてしまいますよね…
見た目も分かり意外、もとい残念な鳴き声も分かっていただけたと思います…
次にウグイスの幼鳥の特徴をお伝えしますね!
ウグイスの幼鳥の特徴は?
ヒナから成鳥になるまでの途中段階を幼鳥と言います。
この幼鳥はヒナの特徴と成鳥の特徴を併せ持ったような見た目をしています。
鳥によってその特徴は様々で羽毛の色で分かる種類から身体的な特徴が異なるものまで幅広くいるんですね。
ウグイスは身体的な特徴の方でクチバシの色で判別できます。
羽毛は生え変わり途中ですので成鳥に比べ柔らかくややボサッとした印象です。
それに加え成鳥のクチバシが茶色がかっているのに対し、幼鳥は綺麗な黄色をしています。
体躯も小さく非常に可愛らしいですよ!
ヒナの特徴が分かるとやっぱりその親の特徴も気になりますよね?
次はウグイスのオスとメスの違いを分かりやすくお伝えします!
ウグイスのオスとメスの違いは?
ウグイスのオスとメスの違いですが、そこらへんで見かけた際にはまず分からないといっていいでしょう!
というのもウグイスは雌雄同色なんです。
違いは体のサイズですね!
オスに比べメスの全長は約2センチ程小さいんです。
もしどうしても見分けたいと思ったらツガイでいる時に観察するのが一番でしょう!
警戒心が強いウグイスのことです。
ツガイでいるのを見つけるためには根気よく待つことが必要になりますね!
成鳥、幼鳥の特徴についてもお分かりいただけたと思います!
こんなにキレイで可愛らしい鳥なら飼ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか?
次はウグイスを飼育できるのかについてお伝えしましょう!
ウグイスは飼育できるの?
ウグイスを飼育して春先にはそのさえずりで目覚めてみたい…
そんな気持ちはすごくわかるんですが、ウグイスの飼育は法律で禁止されています。
鳥獣保護法によって保護されているためですね。
現在日本にいる野鳥は全て飼育禁止となっているんです。
もしもケガしているものを保護したとしても動物病院に相談するなどの対処をしてくださいね!
また、ヒナが一羽で迷子になっているような場面に遭遇しても絶対に捕まえようとしないでください!
多くの場合独り立ちの練習をしていて親鳥が近くで見守っています。
もしこれを捕まえてしまってはあなたは誘拐犯と同じになってしまうというわけです…
必要以上の干渉は避けるべきということですね!
しかしせっかく飼育してみたいと思った鳥食べるものくらいは知っておきたいですよね!
次はウグイスは何を食べているのかについてです!
ウグイスは何を餌にしているの?
ウグイスの食性は雑食です!
昆虫から果実や種子まで幅広く食します。
しかし、次期によって偏りがあるようで繁殖期である春先や夏は昆虫類を多く、冬場には植物類を多く取るようです。
やはり繁殖の時期には栄養価の高いものを好むようですね!
クモを食べることもあるらしくあまり想像したくはありませんよね…
そんなウグイスはどれだけの期間繁殖期を設けるのでしょうか?
次はウグイスの繁殖期をお伝えします!
ウグイスの繁殖期はいつなの?
ウグイスの繁殖期は春先から初夏にかけてです。
鳴き声の項で説明した3月~8月頃まででしょう!
ウグイスが発する「ホーホケキョ」には縄張り誇示の他に餌を運ぶメスへ安全を伝えるためにも使うことがあるようです。
ウグイスはメスがヒナを育てる役割を担っているので上手く役割分担ができているんですね!
またウグイスの巣は壺状でとても可愛らしいんですよ。
丹念に編み込まれた巣は一見の価値ありです!
生まれてから12~14日程度で巣立ちをするウグイスですがそんなウグイスの一生は何年くらいなのでしょうか?
次はウグイスの寿命をお伝えしていきます!
ウグイスの寿命はどれぐらいなの?
ウグイスの寿命は2~5年程度のようです。
ここまでばらつきがあるのも野生界の厳しさと言えますね。
というのもウグイスのような体の小さい鳥は一年生きるのも難しいとされています。
外敵も多く様々な原因の事故とも隣りあわせですから仕方ないと言わざるを得ませんね…
天寿の話をすると8年も生きるそうですよ!
なるべくなら天寿を全うしてほしく思いますがそこが自然界の厳しさで我々人間の理解の及ばない世界なんですね…
生態についても十分詳しくなったのではないでしょうか!
ここからは少し雑学を話していきたいと思います!
まずはウグイスとメジロの見分け方をお伝えします!
ウグイスとメジロの見分け方は?
こちらがメジロです!
確かに体色はウグイス色を明るくした色のですがメジロの方が鮮やかな色合いですよね!
一番の違いとして目の周りの白い隈取りが挙げられますね。
サイズ的に似ていますから遠くから見かけたら分からないかもしれません。
ウグイスには申し訳ありませんが鮮やかなメジロ、地味なウグイスと覚えると分かりやすいかもしれません!
次で最後になりましたね!
最後は、ウグイスの英名についてですよ!
ウグイスは英語でなんていうの?
ウグイスの英名は「Bush Warbler」、意味は「藪でさえずる鳥」だそうです。
その名前の意味からも警戒心の高さが分かりますね!
ちなみに日本での名前の由来は実は鳴き声にあるんです。
古くはウグイスの鳴き声を「ウー、グイス」と呼んでいてそれが名前の由来になっているそうです。
文化圏が違うと名前の由来の出どころも違っていて面白いですよね!
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ウグイスのまとめ!
今回紹介したウグイスは!
いかがでしたでしょうか?
野鳥ってなかなかじっくり見る機会がありませんよね。
この記事をきっかけに興味を持っていただけたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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