【クロアシアホウドリ(鳥)の生態!】鳴き声の特徴や天然記念物について等7個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

本日は、クロアシアホウドリ(鳥)の生態についてまとめていきたいと思います。

 

クロアシアホウドリはミズナキドリ目アホウドリ科に属する野鳥です。

日本で繁殖するアホウドリ類の中の1つでクロアシアホウドリ、アホウドリ、コアホウドリが日本で繁殖しています。

 

今回は、クロアシアホウドリ(鳥)についてのポイント、

①クロアシアホウドリの画像(写真)!特徴は?絶滅危惧種なの?学名や英語名はなに?天然記念物なの?
②クロアシアホウドリの生息地(分布)はどこなの?日本の三番瀬や小笠原にいるの?どの季節で見ることができる?
③クロアシアホウドリの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?
④クロアシアホウドリの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?
⑤クロアシアホウドリの鳴き声(さえずり)の特徴は?
⑥クロアシアホウドリは何を餌(食べ物)にしているの?
⑦クロアシアホウドリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

以上7個の点についてお伝えします。

それでは、クロアシアホウドリ(鳥)の写真(画像)を見ていきましょう!

 

クロアシアホウドリの画像(写真)!特徴は?絶滅危惧種なの?学名や英語名はなに?天然記念物なの?

 

 

クロアシアホウドリは全身が黒に近いこげ茶で目の後ろが白くぼやっとなっています。

 

クロアシアホウドリは日本では絶滅危惧種の指定はありません。

IUCN(国際自然保護連合)では準絶滅危惧(NT)です。

 

クロアシアホウドリの生息数減少の1つに羽毛の採取がありました。

 

2013年になって八丈小島にクロアシアホウドリの群れが飛来し繁殖が確認されています。

島のヤギを駆除するなどクロアシアホウドリが繁殖しやすくなったのが理由と推測されます。

環境省など様々な団体が繁殖の為の調査を行っておりクロアシアホウドリの保護につながっています。

 

アホウドリは国の特別天然記念物ですがクロアシアホウドリは天然記念物ではありません。

 

クロアシアホウドリは学名Diomedea nigripes 英名でBlack-footed albatrossです。

 

次に、クロアシアホウドリ(鳥)の生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

クロアシアホウドリの生息地(分布)はどこなの?日本の三番瀬や小笠原にいるの?どの季節で見ることができる?

 

クロアシアホウドリは北太平洋の海岸などで広範囲で生息しコロニーを形成し渡りを行います。

 

千葉県の三番瀬は干潟でエサが豊富なので多くの海鳥が飛来しますよね。

いまのところクロアシアホウドリは観測されてないようです

 

稀に台風で流されてきた個体が大綱白里市の海岸で確認されたり房総半島沖で確認されたこともありました。

 

2022年には和歌山県田辺市沖でクロアシアホウドリが確認されたニュースがありました。

日本各地でクロアシアホウドリが確認されつつありますね。

 

クロアシアホウドリの多くは伊豆諸島の鳥島、八丈小島、小笠原諸島の聟島、尖閣諸島で繁殖しています。

 

近くで観察ができそうですが繁殖地である伊豆諸島の鳥島は文化財保護法の「天然保護区域」として天然記念物に指定されています。

そのため文化庁の許可無く上陸は禁止されており近づくことはできません。

小笠原諸島も尖閣諸島も同様に許可無く上陸は禁止されています。

 

現地の観光ツアーで島の近くまで行くことができるようです。

遠目だけどクロアシアホウドリを観察するチャンスがあるかもしれませんね。

 

次は、クロアシアホウドリ(鳥)の寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。

 

クロアシアホウドリの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?

 

クロアシアホウドリの寿命は27年以上と長寿です。

40年を超える個体も確認されているそうです。

 

クロアシアホウドリは伊豆諸島の鳥島、八丈小島、硫黄島などで繁殖をしています。

5月には移動を初め北緯25度以上の太平洋に海岸沿いなど広い範囲で過ごして10~11月頃に戻ってきます。

 

日本からは千島列島やカムチャツカ地方へ渡りをすることが多いそうです。

 

クロアシアホウドリの求愛はオスとヒナはお互い首を左右上下に動かす、翼を広げる、くちばしを突き合うなどしています。

鳴き声はククククーやヒヒヒヒーなど高めの声で鳴きます。

 

クロアシアホウドリは繁殖するときにしか上陸しません

地べたに枯れ草で作った皿型の巣を作り11~2月に白い卵を1個産みオスとメスで抱卵をします。

卵の大きさは103x66㎜程です。

 

次は、クロアシアホウドリ(鳥)の雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします。

 

クロアシアホウドリの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?

 

クロアシアホウドリのヒナは白と黒のまだら模様のフワフワした産毛をしています。

 

ヒナはくちばしがピンク色なので親鳥と違うポイントです。

幼鳥になると茶褐色の羽になっ親鳥よりすこし小さなサイズになります。

 

クロアシアホウドリは成鳥になるまで8~10年の時間を要します。

 

クロアシアホウドリの親鳥は5月くらいにヒナを置いて北に移動をしていきます。

ヒナは絶食期間に入り6月初旬~7月には巣立ちます。

 

クロアシアホウドリは全長70㎝体重2.4kgほど翼長2メートルです。

 

それでは、クロアシアホウドリ(鳥)の鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします!

 

クロアシアホウドリの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

クロアシアホウドリはピュルピュルピュルと鳴いています。

求愛行動のときはヒーヒーヒーやクククククーなどと鳴いています。

 

それでは次に、クロアシアホウドリ(鳥)は何を餌(食べ物)にしているのかをお伝えします!

 

クロアシアホウドリは何を餌(食べ物)にしているの?

 

クロアシアホウドリは海面を水平に飛行して魚やイカ類を食べています

 

クロアシアホウドリは広範囲にわたって海上を飛行してエサを見つけます。

最長で41時間も飛行することができるようです。

 

エサを探す時に海上にあるゴミを間違えしまったり食べてしまうケースも調査で確認されました。

島の保全だけでなく海洋のゴミ問題も対策をする必要がありますね。

 

最後に、クロアシアホウドリ(鳥)の性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!

 

クロアシアホウドリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

クロアシアホウドリのオスとメスは似ています。

 

オスの方が少しメスより大きいサイズをしています。

求愛行動の時がオスとメスが一番見分けができそうですね。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

クロアシアホウドリ(鳥)のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①クロアシアホウドリの画像(写真)!特徴は?絶滅危惧種なの?学名や英語名はなに?天然記念物なの?

クロアシアホウドリは全身が濃いめの焦げ茶で目の後ろが白くぼやっとしています。

クロアシアホウドリは準絶滅危惧種です。

クロアシアホウドリは学名Diomedea nigripes 英名でBlack-footed albatrossです。

 

②クロアシアホウドリの生息地(分布)はどこなの?日本の三番瀬や小笠原にいるの?どの季節で見ることができる?

クロアシアホウドリは北太平洋の広い範囲の沿岸部や小笠原諸島鳥島や八丈小島などで繁殖しています。

クロアシアホウドリは三番瀬の海鳥が多く飛来する地域にはまだ観測されていません。

クロアシアホウドリは10~5月に観測ができます。

 

③クロアシアホウドリの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?

クロアシアホウドリの寿命は27年以上で40年生きた個体もいるそうです。

クロアシアホウドリは1~2月頃に八丈小島などで繁殖をしています。

 

④クロアシアホウドリの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?

クロアシアホウドリのヒナは黒と白のまだら模様のフワフワ産毛で幼鳥は茶褐色です。

クロアシアホウドリは全長70㎝体重2.4kgほど翼長2メートルです。

 

⑤クロアシアホウドリの鳴き声(さえずり)の特徴は?

クロアシアホウドリはピュルピュルピュルと鳴いています。

 

⑥クロアシアホウドリは何を餌(食べ物)にしているの?

クロアシアホウドリは洋上を飛行し小魚やイカなどを食べています。

 

⑦クロアシアホウドリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

クロアシアホウドリのオスとメスはオスの方が少し大きいです。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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