【コウライアイサの生態!】生息地や雌雄の判別方法について等7個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

本日は、コウライアイサの生態についてまとめていきたいと思います。

 

コウライアイサはミズナキドリ目アホウドリ科アイサ属に属する野鳥です。

日本には冬に迷い鳥として飛来し多くの野鳥ファンの目を楽しませています。

 

今回は、コウライアイサについてのポイント、

①コウライアイサの画像(写真)!特徴は?名前の由来は?レッドリストに載っているの?
②コウライアイサの生息地(分布)はどこなの?京都のウジにいるの?どの季節で見ることができる?
③コウライアイサの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?
④コウライアイサの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?
⑤コウライアイサの鳴き声(さえずり)の特徴は?
⑥コウライアイサは何を餌(食べ物)にしているの?
⑦コウライアイサの性別雌雄(メスオス)の見分け方や識別方法は?

 

以上7個の点についてお伝えします。

それでは、コウライアイサの写真(画像)を見ていきましょう!

 

コウライアイサの画像(写真)!特徴は?名前の由来は?レッドリストに載っているの?

 

 

コウライアイサは世界的に珍鳥や希少種といわれ日本で観測できるのはとても貴重です。

 

コウライアイサは漢字で高麗秋沙です。

秋沙を「アイサ」と読みますがなかなか読めませんよね。どんな意味があるのでしょうか。

 

「高麗」は朝鮮王朝の名前でコウライアイサが発見された場所を意味しています。

 

「秋沙」はカモ科アイサ属を示す言葉で「あきさ」の音が変化して「あいさ」というようになりました。

 

「秋」は季節の秋を意味しコウライアイサが飛来する秋の終わる時期を意味しています。

「沙」は「早い」または「去る」の意味があります。

 

コウライアイサは秋が去った頃に訪れる高麗の鳥、ということですね。

 

コウライアイサの生息数は1960~80年頃に減少していることが確認されました。

 

コウライアイサはICUN(国際自然保護連合)レッドリスト2000で絶滅危惧種に指定されています。

 

原因は土地開発などで営巣する場所が減少したり猟狩など人為的に寄るもの推測されています。

中国などで繁殖の促進や保護活動が行われています。

 

次に、コウライアイサの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

コウライアイサの生息地(分布)はどこなの?京都のウジにいるの?どの季節で見ることができる?

 

コウライアイサはロシア東部のアムール川中流から下流域とウスリー川下流域で繁殖をして中国南東部で越冬をします。

 

コウライアイサは渡り鳥で日本には冬鳥として訪れています。

 

これまで石垣島、島根県高津川、神奈川県酒匂川、函館五稜郭、和歌山県貴志川、岐阜県木曽川などに飛来しています。

 

2022年1月には京都の宇治川で飛来が確認され多くの野鳥ファンがカメラにおさめていました。

1999年にも京都の由良川に飛来しているので20年ぶりの訪れになります。

川を泳ぐ姿や潜ってエサを食べている姿が多くの人を楽しませていました。

 

コウライアイサなど野鳥が訪れる場所は川の水がきれいなのでしょう。

これからもコウライアイサの飛来を楽しみにしたいです。

 

千葉県の我孫子市の鳥の博物館でコウライアイサの標本があり詳しく観察できそうですよ。

 

次は、コウライアイサの寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。

 

コウライアイサの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?

 

コウライアイサの寿命は12~15年といわれています。

 

コウライアイサはロシア南東部、朝鮮半島、中国東北部など針葉樹林のある流れの速い川や渓流で繁殖します。

春頃に森林の大きな木の樹洞に巣を作り白い卵を10個ほど産みます。

 

コウライアイサの繁殖増加を目指し手作りの巣を大きな木に設置することも行われました。

その場所で産卵しヒナの巣立ちが確認されています。

5月頃になるとヒナは孵化後1日で巣立ち母鳥の後ろを歩いて川を泳ぎ始めます。

 

非繁殖時の冬シーズンには中国南東部など渡って流れの穏やかな川や大きな湖で過ごしています。

海岸に行くことはなく小さな群れを作ることもあります。

 

次は、コウライアイサの雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします。

 

コウライアイサの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?

 

コウライアイサのヒナは頭部は濃いめの茶色の羽をしています。

 

体は黒っぽい茶色と白色のフワフワしたまだらな産毛をしています。

コウライアイサは体長52~62㎝体重1400gとなります。

 

それでは、コウライアイサの鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします!

 

コウライアイサの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

コウライアイサはグワグワグワ、カルルカルルと鳴いています。

飛来中に鳴き声がきけたらとても貴重ですね。

 

それでは次に、コウライアイサは何を餌(食べ物)にしているのかをお伝えします!

 

コウライアイサは何を餌(食べ物)にしているの?

 

コウライアイサは川に潜って小魚、ドジョウ、甲殻類、昆虫などを食べています。

泳ぎながら首を川の中に入れることもあるし体全部を川にいれてエサを探すこともあります。

 

最後に、コウライアイサの性別雌雄(メスオス)の見分け方や識別方法をお伝えします!

 

コウライアイサの性別雌雄(メスオス)の見分け方や識別方法は?

 

コウライアイサのオスとメスの違いは羽の色で見分けができメスの方が少し小さいです。

オス

頭部から体の上面は光沢のある濃い緑色でシャギーがかった羽をしています。顎からお腹の部分はピンク色です。

メス

頭部から体の上面は褐色でシャギーがかった羽をしています。翼は灰色と白色のウロコ模様です。顎からお腹は白い羽をしています。

 

オスとメス共に白と黒のウロコ模様の羽を持ち虹彩は褐色をしています。

くちばしは赤色で先端はクリーム色をしています。

オスは非繁殖時は少し淡い色になります。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

コウライアイサのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①コウライアイサの画像(写真)!特徴は?名前の由来は?レッドリストに載っているの?

コウライアイサはシャギーがかった冠羽が特長です。

コウライアイサの名前は高麗から秋が去った頃に来る鳥、という意味があります。

コウライアイサは絶滅危惧種に指定されています。

 

②コウライアイサの生息地(分布)はどこなの?京都のウジにいるの?どの季節で見ることができる?

コウライアイサはロシア東部で繁殖をしています。

コウライアイサは2022年1月に京都の宇治川で飛来しました。

コウライアイサは日本へは冬になると迷い鳥として飛来します。

 

③コウライアイサの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?

コウライアイサの寿命は12~15年ほどです。

コウライアイサはロシア東部や朝鮮半島や中国東北部で春に繁殖をしています。

 

④コウライアイサの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?

コウライアイサのヒナは頭部は濃いめの茶色で体は黒と白のゆるいまだら模様をしています。

コウライアイサは体長52~62㎝体重1400gです。

 

⑤コウライアイサの鳴き声(さえずり)の特徴は?

コウライアイサはグワグワグワやカルルカルルと鳴いています。

 

⑥コウライアイサは何を餌(食べ物)にしているの?

コウライアイサは川に潜って小魚や甲殻類や昆虫を食べています。

 

⑦コウライアイサの性別雌雄(メスオス)の見分け方や識別方法は?

コウライアイサはオスの頭部は濃い緑色の冠羽でメスは茶褐色をしています。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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