みなさんこんにちは。
本日は、ダイゼン(野鳥)の生態についてまとめていきたいと思います。
ダイゼンはチドリ目チドリ科ムナグロ属に分類される鳥類です。
学名は「Pluvialis squatarola」、英名は「Gray Plover」、和名は「大膳」と表記されます。
今回は、ダイゼン(野鳥)についてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、ダイゼン(野鳥)の写真(画像)を見ていきましょう!
目次
ダイゼンの画像(写真)!冬の羽の特徴は?学名や英語名や名前の由来はなに?
こちらがダイゼンの写真です。
全体的に灰色をしていますが、夏羽は銀色を黒色の斑模様をしていて、お腹は黒いです。
一方、冬羽は灰褐色の羽毛に白い斑紋が入り、お腹も灰褐色になります。
腰は白い羽毛で覆われています。
という点から写真を見てみると、写真のダイゼンは夏羽だとわかりますね。
ダイゼンは平安時代によく食べられていた鳥でした。
当時の食膳を担う係の者を”大膳職(だいぜんしき)”と呼んでいたことから、この名がつけられたようです。
次に、ダイゼン(野鳥)の生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。
ダイゼンの生息地(分布)はどこなの?渡り鳥なの?北海道にいるの?どの季節で見ることができる?
ダイゼンはアフリカやオーストラリア、アメリカ、イギリス、インドネシア、パプアニューギニア、マダガスカルに生息しています。
もちろん日本にも生息していて、北海道〜関東地方に生息します。
ダイゼンは旅鳥であり、ゴカイを捕食することから、よく干潟で見かけられます。
また、ダイゼンは冬鳥なので、冬によく見かけることができます。
次に、ダイゼン(野鳥)の寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。
ダイゼンの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?
ダイゼンは15年ほど生きると言われています。
また、ダイゼンの繁殖形態は卵生です。
日本では6〜7月ごろに、北方で繁殖期を迎えます。
1回に5個ほどの卵を産み、約1ヶ月で孵化します。
次は、ダイゼン(野鳥)の雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします。
ダイゼンの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?
ダイゼンの幼鳥は、成鳥の冬羽に似ていますが、体の上面は黄白色をしています。
また、ダイゼンは最大29センチ、体重は300グラムまで成長します。
次は、ダイゼン(野鳥)の鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします。
ダイゼンの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ダイゼンは「ピーピー」と少し甲高い声で鳴きます。
潮が満ちてくると喚き合い、一斉に旅立つそうです。
それでは、ダイゼン(野鳥)は何を餌(食べ物)にしているのかについてお伝えします!
ダイゼンは何を餌(食べ物)にしているの?
ダイゼンは雑食です。
動物食が強いので、主にゴカイを食べますが、昆虫や甲殻類、貝類、種子類なども捕食します。
それでは次に、ダイゼン(野鳥)の性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
ダイゼンの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
バンディング時に尾羽の違いが起こります。
オスは横縞が多く数は少ないですが、メスは横縞が少なく数が多いです。
最後に、ダイゼン(野鳥)とムナグロとの違いや識別方法はなにかをお伝えします!
ダイゼンとムナグロとの違いや識別方法はなに?
ダイゼンとよく似た種類に、”ムナグロ”という種類の鳥がいます。
ムナグロはダイゼンと同じ渡り鳥ですが、春や秋に姿を表します。
また、ムナグロは腰が褐色がかっているので、見た目にも違いが出てきています。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ダイゼン(野鳥)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ダイゼンの画像(写真)!冬の羽の特徴は?学名や英語名や名前の由来はなに?
・夏羽と冬羽の違いはお腹の黒さで変わる
・平安時代の大膳職から来ている
②ダイゼンの生息地(分布)はどこなの?渡り鳥なの?北海道にいるの?どの季節で見ることができる?
・世界各国に生息している
・冬に見かけられる
③ダイゼンの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?
・15年生きる
・初夏に繁殖期を迎える
④ダイゼンの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?
・幼鳥の体の上面は黄白色をしている
・最大29センチ、300グラムまで成長する
⑤ダイゼンの鳴き声(さえずり)の特徴は?
・「ピーピー」と鳴く
⑥ダイゼンは何を餌(食べ物)にしているの?
・雑食だが、主にゴカイを捕食している
⑦ダイゼンの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
・バンディング時の横縞とその数の違いで見分けられる
⑧ダイゼンとムナグロとの違いや識別方法はなに?
・飛ぶ時期と腰の色の違いで見分けられる
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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