みなさんこんにちは。
今回は、カワセミについてお伝えします。
皆さんはカワセミという鳥をご存知ですか?
漢字での名前を多く持っている鳥でその漢字は餌をとらえる華麗な狩りの姿からつけられたモノがほとんどです。
「渓流の宝石」の異名を持つ鳥としても知られています!
今回はそんなカワセミについて!
以上13個のポイントでまとめました!
まずはカワセミを見ることができる時期からお伝えしていきます!
目次
カワセミを見れる時期はいつ頃なの?
カワセミは北海道を除く地域で留鳥として一年中見られます。
北海道では夏鳥ですから渡り鳥でもあることが分かりますね。
ヨーロッパ、アフリカ北部、インド、東南アジアと広く分布しており世界で広く見ても定住する鳥と冬季に南方に渡るものとで分かれます。
北海道の方には少し残念ですが本州以南の方にはいい知らせでしたね!
それではカワセミが一体どんな鳥なのか見ていきましょう!
次はカワセミの写真です!
カワセミの画像(写真)!
こちらがカワセミです!
なるほど「渓流の宝石」の名に恥じない美しい鳥ですね。
カワセミはブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属に属する鳥です。
全長は17センチ程でそ図目よりも少し大きいくらいですね。
なんといっても鮮やかな青色とお腹の橙色が特徴です。
この青色は構造食と言って見る角度で色が変わります。
シャボン玉の原理と同じですね!
漢字は冒頭に書いた通り多くありますが「翡翠」とヒスイとも読める漢字が当てはめられることがあります。
これは角度によって緑に見えることからついた漢字です。
水辺のヒスイとは何ともロマンチックな鳥ですね!
見た目の特徴は分かりましたね。
次はカワセミの生息地についてです!
カワセミの生息地はどこ?河原に住んでいるの?公園で見れる?
分布については先ほどお話しましたがどんな場所に住んでいるのかわからなければ探しようもありませんよね。
カワセミは別名からも分かる通り水辺を好む生き物です。
川はもちろん海岸でも見られます。
都市部でも見られていましたが高度経済成長期の水質汚染によって見られなくなっていったようです。
しかし最近は改善も進んできたようでまた少しずつ見られるようになってきました。
公園の池でも見られるようなので要チェックですね!
さあ、探す場所が分かれば次は鳴き声です!
カワセミの鳴き声(さえずり)の特徴は?
さえずりは繁殖期にオスがメスにアピールするための鳴き声です。
カワセミの鳴き声は「ピーッ、ピッ」と透き通る高い声でモールス信号のように連続して鳴きます。
特徴的な鳴き声ではありませんがよくとおる鳴き声ですので探すにはうってつけかもしれませんね!
アピールが無事実りツガイになるとどんな子どもが生まれるのかも気になるところです。
次はカワセミの幼鳥についてです!
カワセミの雛(幼鳥)の特徴は?
幼鳥は成鳥とヒナの中間の時期です。
思春期みたいなものですね!
カワセミの幼鳥は色こそ成鳥と似ていますが全体的に黒っぽく光沢があまりありません。
ヒナの時からの羽毛がまだ残っているからでしょう。
宝石として粗削りといったような印象ですね!
最初は見分けが難しそうですが見慣れていくうちに区別がつくようになるはずです!
幼鳥と成鳥がつくならオスとメスの区別の仕方も見てましょう。
次は雌雄の違いについてです!
カワセミのオスとメスの違いは?
カワセミの雌雄の区別は案外簡単です。
羽毛の色は雌雄同色ですがクチバシの色が違います。
メスは下のクチバシが赤く、オスは上下真っ黒です。
これで最初の写真がメスだということが分かりましたね!
こちらがオスです!
メスの赤いクチバシもオスの深い黒のクチバシも綺麗ですね。
カワセミは美男美女な鳥のようです!
雌雄と幼鳥との区別がつくようになり徐々にカワセミについて詳しくなってきましたね。
次はカワセミの食生活について見てみましょう!
カワセミは何を餌にしているの?
カワセミの食性は肉食です。
その小さく美しい見た目とは裏腹に優秀なハンターでもあります。
数ある漢字の名前の中の一つ「魚虎」はこの狩りの様子からついた名前です。
枝や小石の上、時にはホバリングしながら獲物を見つけ水中に飛び込んでいきます。
水中に入る際には目から瞬膜といわれるゴーグル状のものを出し入水後も獲物を見失うことはありません。
魚類や昆虫、カエルやエビも捕食し堅いものに叩きつけて獲物の骨を砕くこともあるんですよ!
優雅に獲物を捕らえる姿は是非一度見てみたいですね!
次はカワセミの繁殖期についてです!
カワセミの繁殖期はいつなの?
カワセミの繁殖期は3月上旬から8月上旬です。
五か月程ですから結構長めの繁殖期ですね!
カワセミは先ほどのさえずりの他に給餌求愛という生態があります。
これはオスがメスに食べ物を渡して愛を伝えるというものです。
人間の告白みたいですね!
カワセミを観察しようという方はこの給餌求愛を直で見れたら最高ですね!
次はカワセミの寿命についてです!
カワセミの寿命はどれくらいなの?
カワセミの寿命は野生のもので7年と言います。
しかしこれは長く生きたものの寿命で平均寿命になると2年になってしまいます。
自然界ではカワセミのようなサイズの鳥は1年生きる個体の方が少ないのが現実です。
そのため天寿を全うできるのはごく稀で平均と最大でこんなに差が開いてしまうんですね。
私たち人間には想像もできない世界ですね…
話は変わってこんなに美しい鳥なら飼ってみたいと思うことはありませんか?
次はカワセミの飼育についてです!
カワセミは飼育できるの?
野鳥として見られるカワセミの飼育は不可能です。
野鳥は鳥獣保護法で守られています。
そのため勝手に捕まえたりすると密猟犯になってしまうんです!
ケガした個体を保護したなどの場合も動物病院等に相談しましょう。
しかし輸入されているものは別です!
飼い鳥としてカンムリアカハシカワセミという鳥も紹介されていたりと飼育が可能です。
残念ながら飼育は不可能でした、身近なカワセミを観察するなどして楽しみましょう!
次はカワセミの巣についてです!
カワセミの巣ってどんな形をしているの?
カワセミはいわゆる普通の巣とは違います。
壁に空いた穴や粘土質の壁に穴をあけて洞穴暮らしをします。
また巣の中はヒナのフンで非常に不潔。
ウジがわいた例もあるといいますから想像したくありませんよね…
宝石の名がついているだけに知りたくありませんでしたね!
紹介も終盤に差し掛かりました!
次はカワセミに似た鳥についてです!
カワセミに似た鳥はなにがいる?
カワセミに似た鳥、見間違うほどに似ているものはいませんね。
ルリビタキはオオルリといった種類は背面が青く美しい鳥ですがお腹が白くカワセミとは間違えないでしょう。
カワセミは前からもそうですが背面がより一層美しい鳥です。
他に似つかないくらい鮮やかでオリジナリティのある鳥なんですね!
次で最後になりました!
最後はカワセミの英名についてです!
カワセミは英語でなんていうの?
カワセミの英名は「Common Kingfisher」。
「Common」は一般的なという意味、「Kingfisher」はカワセミの仲間の総称ですね。
この他にも「European Kingfisher」 、「River Kingfisher」という英名を持ちます。
分布場所が多いことを示しているのでしょうか?
英名を知ることは英語圏の文化を知る助けにもなりますね!
以上でカワセミの紹介が終わりました。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう!
カワセミのまとめ!
今回紹介したカワセミの13個のポイントは!
いかがでしたでしょうか?
野鳥って風景と同じように見てしまうけど調べてみると個性があって面白いですよね!
渓流の宝石、こういった豆知識や別名なんかも色々あるんですよ!
この記事から野鳥に興味を持っていただけたら嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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