みなさんこんにちは。
今回は、カルガモについてお伝えします。
皆さんはカルガモという鳥をご存知ですか?
水鳥の一種でアヒルのような見た目をした可愛らしい鳥です。
親がヒナを連れて列に並んで行う引っ越しは一時期ブームになった程有名ですね!
今回はそんなカルガモについて!
以上10個のポイントでまとめました!
まずは気になる見た目から行きましょう!
目次
カルガモの画像!カルガモを見れる季節はいつ?
こちらがカルガモです!
水辺でよく見かける鳥ですね。
カルガモはカモ目カモ科マガモ属に分類される鳥です。
先っぽが黄色いくちばしと翼に生えている青い光沢のある羽が特徴です。
全体的に白褐色と茶色なので余計に鮮やかな部分が目立ちますよね!
基本的に留鳥ですが気温が低い地域に住んでいる個体は冬になると南下するようですよ。
留鳥のため一年中見られる身近な鳥です。
カモ類だと他のカモ類が渡りを行うので夏にも見られるカモとして和名の「軽の池」が付けられたと言われています。
見た目についてはばっちりですね!
次は鳴き声について見ていきましょう!
カルガモの鳴き声の特徴は?
カルガモの鳴き声ですがここではさえずりについてお伝えします。
さえずりは繁殖期にオスが出す鳴き声のことでメスへのアピールなんです。
何となくカモの鳴き声って種類にかかわらず「グワァーグワァー」ってイメージがありますよね!
カルガモのさえずりはというと…笑います。
「クァックァックァックァッ」と少しダミ声で鳴くんです。
悪の親玉のようなまがまがしい鳴き声に聞こえてしまうと思いますよ!
求愛が無事に成功してツガイになると勿論可愛いヒナが生まれますよね。
次はヒナの特徴について見ていきましょう!
カルガモの雛の特徴は?
冒頭でも書いた通りカルガモの引っ越しは可愛らしく有名です。
一列になってよちよち歩く姿は応援せずにはいられませんよね!
特徴の話をするとこの写真を見ていただいて分かる通り親鳥との違いは一目瞭然です。
そのためここでは親鳥とヒナのちょうど中間の幼鳥についてお教えします!
カルガモに限らず幼鳥は羽毛の生え変わりが完全ではなく成鳥に比べあか抜けない印象が強いです。
カルガモの場合はくちばしの色がくすんだ黄色であること、クチバシから目に伸びる黒い筋が薄いです。
くちばしから頬に伸びて笑っているように見える筋も幼鳥のうちは出てきませんね。
何の気なしに見ると成鳥と見間違えてしまう幼鳥ですが特徴を知っておけば容易に見分けられることも多いです。
もしカルガモを見かけたら是非細かく見てみてください!
この幼鳥ですが幼鳥の時点で巣立つものから幼鳥でもしばらく親と行動するものまで種類によって様々です。
カルガモの巣立ちの時期も見てみましょう!
カルガモの巣立ちの時期っていつなの?
カルガモは巣立ちまで長い期間を要する鳥です。
春頃に孵化し初夏に巣立つようですね。
大体2か月近くの時期を巣立ちまでに要します。
巣立ちの時期になるとあどけなかった幼鳥も親鳥と区別がつかないくらいにまで成鳥しているんです。
ヒナの時から追って見ていたら感慨深い場面になること間違いなしですね!
そうして繁殖期を無事終えるとその瞬間から親鳥とヒナの関係は解消されてしまうんです。
なんだか少し寂しい気もしますよね…
ヒナと成鳥の違いは分かりましたね!
次はツガイの見分け方すなわちオスとメスの見分け方です!
カルガモのオスとメスの違いは?
カルガモは雌雄同色です。
そのため単体で見かけた時には見分けるのが難しいですが見分け方がないわけではありません。
オスに比べてメスは全体的に色が薄くなります。
こちらがメスのカモです。
そして、下がオスのカモです!
頭頂部のこげ茶の部分の濃さや、羽の白褐色とこげ茶の割合なんかに雌雄の違いが出るんですね。
いずれもオスのほうが色も濃く翼の色の割合もこげ茶が多くなります。
しかし、カルガモのオスは、繁殖期が終わってしまうと、なんとメスのカモのように地味目な羽に変わってしまうのですよ!
この点は注意したいですね!
またオスとメスでは体のサイズも違います、ここで見分けられるようになったら玄人と言って、間違いないでしょう!
雌雄同色の鳥はパッと見でオスかメスか判断できません。
根気強く観察することが重要になりますね!
カルガモの特徴もそこそこつかめてきたのではないでしょうか?
次はカルガモの食生活を見ていきましょう!
カルガモは何を餌にしているの?
カルガモは基本的に植物食です。
植物の種子や葉を主に食べます。
水辺に住んでいるということもあり米農家からは稲を荒らす害鳥として狩猟対象に入ってしまうこともあります…
また基本は植物食というのも動物食を行わないわけではないらしく一匹のカルガモからなんと30尾のオイカワが見つかったこともあるんだとか!
何を食べているかを知っていくと飼育欲も出てきてしまいます。
次はカルガモの飼育について見ていきましょう!
カルガモは飼うことができるの?
結論から言いますがカルガモの飼育は違法です。
カルガモは野鳥ですので鳥獣保護法によって保護されています。
そのためケガをしている個体を保護してもその後動物病院等に相談するという形をとるようにお願いします!
また迷子のようにさまよっている場合もうかつに保護したりは絶対にしないでください。
親鳥が近くで見ている場合が多く、カルガモの場合は自分の元から離れてしまうと子育ての対象から外してしまうので、
行く当てのないヒナになってしまいます。
観察していてとても可愛らしいカルガモですが観察者としての一線を越えてしまうとただの迷惑者になってしまうということを肝に銘じてくださいね!
飼うことはできなくても見守ることができるのが留鳥のうれしいポイントです。
次はカルガモの繁殖期についてです!
カルガモの繁殖期はいつなの?
カルガモの繁殖期は4~7月です。
日本で留鳥であったり日本を繁殖地にしていると自然とこの時期が繁殖期になることが多い気がします。
子育てはメスだけが行い子育ての期間中オスはオスだけの群れを形成します。
なんだか少し寂しい家族構成ですよね…
子育て後もツガイは一緒に行動するわけではなく雌雄混同の大きな群れに戻るのであまり家族という者に関心がない鳥なんです。
繁殖期を知っていればいつ頃引っ越しが行われるのかも分かります。
是非孵化から引っ越しまで見守ってあげたいところですよね!
紹介も終盤になりましたね。
次はカルガモの寿命についてです!
カルガモの寿命はどれぐらいなの?
カルガモの寿命は野生で5~10年程だと言われています。
人間の飼育下にいると20年生きることもあるというのでそれだけ自然界が厳しいということですね!
カルガモの場合はサイズもそれなりに大きくヒナともずっと一緒にいるので、外敵の多い小型の野鳥に比べて平均寿命が長い気がします。
野鳥の寿命にはその野鳥がどのような危険と共に生きているかを示す指数的な役割も持ちます。
同じサイズの野鳥でも気性や体色、住む場所によっても左右されるんです。
長生きしてくれることを祈るばかりですね!
次で最後になりました!
最後はカルガモの英名についてです!
カルガモは英語でなんていうの?
カルガモの英名は「Eastern spot-billed duck」です。
「Eastern」は東のという意味ですね。
「spot-billed duck」でカルガモを表しますので「東のカルガモ」という意味になります。
ということは英語圏にも別種のカルガモがいるんですね!
英名を知ると日本とは違った側面でその鳥を見ることができます。
また名前の由来も着眼点が日本と違う場合が多く文化を教えてくれるんです。
是非身近な鳥の英名も調べてみてくださいね!
カルガモについて生態、雑学とかなり詳しくなったと思います。
それではまとめに入っていきましょう!
カルガモのまとめ!
今回ご紹介したカルガモの10個ポイントは!
いかがでしたでしょうか?
普段野鳥って見かけても興味を持たないことが多いですよね!
でも詳しく調べてみると思わぬ個性を持っていたりしてとても楽しいんです。
これを読んで野鳥に興味を持っていただけたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ある日の日没後、車で走っていて道になにやら黒い二つの影を見つけました。猫でもひかれたのかと思いスピードを落として通り過ぎると、鴨が二羽、道路の真ん中でうずくまっていました。一羽は車にはねられてすでに死んでいて、その側につがいの片方が座り込んでいました。通る車は二羽をさけて走っていて、自分も一旦は通り過ぎましたが、このままでは生きている方も轢かれてしまうと思い、Uターンして戻ったのですが、同じように心配したほかの人が、死んだ鴨を道路脇の街路樹の根元へ運んでいました。つがいの片方は遠巻きについてきましたが、その後姿が見えなくなってしまいました。亡くなった相方の横に寄り添って危険な道路に座り込んでいた姿が愛おしくて、家に帰ってからも涙が止まりませんでした。6月に入ったばかりのこの季節、ヒナたちがいたのか卵があったのか、遺された相方はまた新しい伴侶を見つけることができるのか、いろいろと気になってネットで調べているうちにこちらへたどり着きました。寿命や雄は子育てしないことなど書かれていましたが、同じ相手とずっと添い遂げるのか、あるいは今回のように途中でパートナーを亡くした個体はどうするのかについての答えは見つかりませんでした。よろしければ教えていただけるとありがたいです。
ドルさんの疑問解決の一助になればと思いコメントします。
ご覧になられたのが何カモだったかは不明ですが、カルガモのつがいだった可能性が高いですね。
カモ類のオスはメスが産卵・抱卵を始めるとつがいを解消、子育てはメスのみが行いオスは子育てに関与しません。
しかしカルガモの夫婦の絆は強く、世間一般に認知されるようにカモは毎年つがい相手を変えるというのは誤りで
このような事例の伴侶をなくし独身となったカモに再度繁殖の機会を与えるシステムであって、毎年つがい相手を
変えうるが実際には変えないことも多いが実情であると多数の特徴的つがい例の観察から感じています。 ですので
カモ類のつがいは毎年必ずつがい相手を変えるのではなく、変えない場合も種や個体により多数存在するが正しいです。
カルガモのオスでは子育て中のメスのそばで生活しカラスの攻撃をメスと協力して守る例もありますし、家族や伴侶を
失くしたことを悲しみ、追悼する感情も存在します。感情は人間特有のものではありません。
なお、この記事中のカルガモのメスはオナガガモのオス成鳥繁殖羽画像が掲載されており少し理解しがたいです。
御質問に対する回答ではありませんが、近くの散歩コースで、今年は3羽のヒナを擦れた親カモが見られます。昨日もおや子を見ましたが、子供たちは順調に育っておりまして、もう、カラスとか外敵に襲われることはなかろうと安心しています。ところが、昨日親子連れのヒナの1羽が突然ダッシュ。何事かと見ると、見慣れないヒナ、といっても3羽より図っと小さく、孵化したばかりとも思えるヒナです。見まわした所、近くに親鳥の様子はなく、1羽のみ迷子になってしまったようです。暫く観察していましたが、やはり親の様子はなく、これほど小さいのに、無事成長できるかどうか疑問です。人が手を出すわけにはいきませんので、帰宅しましたが、どうか成長を続けてほしいと願うばかりです。何かしてやれる事があればと思い、質問に対する解答ではないのですが、合法的になんとかしてやれる事があればご教授ください。