ヤンバルクイナの生態!鳴き声や飛べない理由等11つのポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、ヤンバルクイナについてお伝えします。

 

皆さんはヤンバルクイナという鳥をご存知ですか?

 

日本の固有種で沖縄と言えばヤンバルクイナのイメージもありますよね!

飛べない鳥としても知られており揶揄に使われることもありますね。

 

今回はそんなヤンバルクイナについて!

①ヤンバルクイナの画像!
②ヤンバルクイナの生息地はどこ?沖縄の固有種!
③ヤンバルクイナの鳴き声(さえずり)の特徴は?
④ヤンバルクイナのひな(幼鳥)の特徴は?
⑤ヤンバルクイナのオスとメスの違いは?
⑥ヤンバルクイナは何を餌にしているの?
⑦ヤンバルクイナの繁殖期はいつなの?
⑧ヤンバルクイナの寿命はどれぐらいなの?
⑨ヤンバルクイナの飛べない理由はなぜ?
⑩ヤンバルクイナは英語や漢字でどのように書くの?
⑪ヤンバルクイナは絶滅危惧種にしていされてるの?

 

以上11個のポイントでまとめました!

まずは気になるヤンバルクイナのその姿からの見ていきましょう!

 

ヤンバルクイナの画像!

 

 

こちらがヤンバルクイナです!

 

見るからに飛べなさそうな可愛らしいシルエットと南国らしい色合いが特徴的です。

 

ヤンバルクイナはツル目クイナ科ヤンバルクイナ属に属する鳥です。

 

発見されたのは1981年です。

地元民からはアガチャ、アガチ(慌て者の意)で呼ばれ親しまれていましたが種類の一つとして登録はされていなかったんですね!

 

気になる見た目は分かりましたね!

 

次はヤンバルクイナの生息地について見ていきましょう!

 

ヤンバルクイナの生息地はどこ?沖縄の固有種!

 

ヤンバルクイナの生息地は言わずもがな沖縄です。

 

沖縄本島北部を地元では山原(ヤンバル)と呼んでおりこのヤンバルで発見されたことから名前の由来にもなりました。

 

沖縄の中でも北部にのみ分布するなんて面白い種類ですよね!

沖縄が遠い方には中々見に行く機会もありませんが一度野生のヤンバルクイナを見てみたいものですね!

 

これだけ派手な姿ですから鳴き声がなくても見つけられる気はします。

 

それでもさえずりについては知っておきましょう!

 

ヤンバルクイナの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

さえずりは繁殖期にオスがメスに求愛する時の鳴き声です。

 

ヤンバルクイナの鳴き声はとても大きく遠くまで響きます。

 

「キョキョキョキョキョ」と小刻みに鳴きます。

 

早朝によく鳴く鳥で先の慌て者という地元名もここからきているのかもしれませんね!

 

沖縄に行くことがあったら是非この慌てんぼうの目覚ましを聞いてください!

成鳥は非常に色彩豊かで目立つヤンバルクイナですが幼い時の姿も気になりますよね!

 

次はヤンバルクイナの幼鳥についてです!

 

ヤンバルクイナのひな(幼鳥)の特徴は?

 

ヤンバルクイナの幼鳥には3か所の特徴があるようです。

 

目、クチバシ、足ですね。

 

本来はニホンザルのお尻のように赤々としていますが幼鳥時は褐色でくすんだ印象を与えます。

 

派手な色を持つ鳥の幼鳥は地味な色をしていることが多いです。

天敵から身を守るための工夫なのかもしれませんね!

 

成長具合も色合いから分かるので観察する際には要チェックですよ!

 

幼鳥、成鳥の区別がついたならオスメスの区別も付けたいところ!

 

次はオスとメスの見分け方についてです!

 

ヤンバルクイナのオスとメスの違いは?

 

どうやらヤンバルクイナのオスとメスは同色のようです。

 

見分けるには営巣時の生態をよく観察したりオスのアプローチを発見するなどいずれにせよ根気を必要とするでしょう。

 

鳥は種類によってオスとメスの見分け方の何度が大きく変わりますよね!

判別ができるまで習熟したならバードウォッチャー免許皆伝かもしれませんね?

 

ここからは生態に少し切り込んでいきましょう!

次はヤンバルクイナの食生活についてです!

 

ヤンバルクイナは何を餌にしているの?

 

ヤンバルクイナは雑食性です。

 

そのうえ色々食べるようです。

 

昆虫、種子、果実、はもちろんのこと蛇を丸呑みしたなんて話もあるようです。

 

浅瀬で採食することもあり、貝類の甲羅だけ割って身を食べるという利口さも持っているんです!

食べる姿は愛くるしそうですね!

 

さあ、次はヤンバルクイナの繁殖期についてです!

 

ヤンバルクイナの繁殖期はいつなの?

 

ヤンバルクイナの繁殖期は5~7月です。

 

勿論飛ぶことができないので地面に営巣します。

 

シダ植物や低木が映えている場所に営巣し、一度の産卵で4~5個の卵を産みます。

 

お皿状の巣にすっぽり収まって卵を抱く姿はぬいぐるみのようですよ!

ではこのぬいぐるみのようなヤンバルクイナ、どれくらい生きるのでしょうか?

 

次はヤンバルクイナの寿命についてです!

 

ヤンバルクイナの寿命はどれぐらいなの?

 

ヤンバルクイナの寿命はおよそ10年程です。

 

ふっくら丸々としていてスズメなどよりも長生きしそうですよね!

 

平均なのか最高なのかは定かではないこの寿命ですが交通事故の増加、天敵のマングース、これらのせいで全体的な寿命は下がっているように感じます。

 

しかし天敵がいながらなぜ彼らは飛ぶことをやめたのでしょうか?

 

次はヤンバルクイナが飛べない理由です!

 

ヤンバルクイナの飛べない理由はなぜ?

 

動物はその時自分が置かれている環境に応じた進化をします。

 

今ヤンバルクイナを襲っている天敵はもともと沖縄にはいない者たちでした。

 

地面に豊富な食べ物があり天敵の少なかった当時の沖縄では飛ぶよりも地を歩いたほうが効率的だったため飛べなくなったと考えられています。

 

当時もっとも効率の良い姿に進化した結果人間の手によって何者からも逃げられない鳥になってしまったのはこの上なく皮肉な話ですよね。

 

ヤンバルクイナの紹介も終盤になってきました!

次はヤンバルクイナの漢字表記と英名についてです!

 

ヤンバルクイナは英語や漢字でどのように書くの?

 

ヤンバルクイナは先ほど言った通り沖縄北部(ヤンバル)に住んでいたことからついた名前です。

 

クイナ科の鳥は漢字で表記すると「水鶏」となります。

 

このことから漢字で書くと「山原水鶏」となりますね!

漢字で書くとなんの鳥のことかさっぱりわかりませんね…

 

そして英名は「Okinawa rail」と言います。

 

「Rail」はクイナ科の鳥を指します。

とてもストレートな名前ですね!

 

次で最後になりました!

最後はヤンバルクイナの現状についてです!

 

ヤンバルクイナは絶滅危惧種にしていされてるの?

 

日本ではヤンバルクイナは絶滅危惧種なのはよく知られていますよね!

 

現在個体数は1500匹程だと言われておりかなり急を要する事態です。

 

こうなってしまったのは人間が放ったマングースや捨てられて野生化した犬や猫によるものなんです。

ハブ対策として放たれたマングースですがハブそっちのけでヤンバルクイナ狩りに勤しむようになってしまい個体数が激減してしまいました。

 

天敵がいない中食料が豊富にあるマングースは一気に繁殖しヤンバルクイナには絶望的なシステムが出来上がってしまったのです。

 

動物の絶滅の裏には常に人間がいますよね。

 

沖縄を代表する愛らしい鳥です。

最悪のシナリオは避けねばなりません。

 

以上で紹介は終わりです!

最後にまとめに入りましょう!

 

ヤンバルクイナのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11つありました。

 

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

①沖縄を代表する愛らしいシルエットの鳥!
②沖縄北部に生息する固有種です!
③「キョキョキョキョキョ」早朝に鳴く慌てん坊!
④目、クチバシ、足の色が幼鳥時はくすんでいます!
⑤雌雄同色!
⑥食性は雑食!蛇まで飲み込んでしまうことも!
⑦繁殖期は5~7月!
⑧寿命は約10年!
⑨天敵のいない環境に身を置いた結果飛ぶことをやめてしまいました!
⑩漢字で「山原水鶏」、英名は「Okinawa rail」!
⑪現在絶滅危惧種に指定されており個体数は1500程と言われています!

 

野鳥と一口に言ってもこんなに個性があり調べてみると面白いものです。

これを読んで野鳥に興味を持っていただけたら幸いです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

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