みなさんこんにちは。
今回は、アホウドリについてお伝えします。
皆さんはアホウドリという鳥をご存知ですか?
名前を聞くとよっぽど阿呆な鳥なんだと思ってしまいますよね!
その反面オキノタユウという名前に改名しようという動きもあるようです。
今回はそんなアホウドリについて!
以上12個のポイントでまとめました!
まずはアホウドリの写真をお見せします!
目次
アホウドリのかわいい画像!
こちらがアホウドリです!
阿呆という名前とは縁がなさそうな可愛らしい姿ですよね!
アホウドリはミズナギドリ目アホウドリ科アホウドリ属に属する鳥です。
日本には繁殖のためにやってくる夏鳥でその他の期間はベーリング海、アラスカ湾、アリューシャン列島というあまり聞き馴染みのない所で繁殖
します。
クチバシは淡赤色で先端は青灰色、頭部から首にかけてはクリーム色で白い体には翼の黒いラインがよく映えます。
全長84~100センチ、翼を開くと2メートル以上にもなる大きな鳥です!
小さい子が目の当たりにしたら少し怖くがってしまいそうですね…
見た目はばっちりですね!
次は気になるアホウドリという名前の由来についてです!
アホウドリの名前の由来は?
アホウドリの名前の由来はやはり阿呆だからです…
人間に対しての警戒心が非常に薄く仲間が近くで殺されても逃げないことからこの名前がつきました。
確かに阿呆だと思ってしまいますが、名前が決まる過程で鳥を殺す話が入っているあたり楽しい由来ではありません。
逆に言えば人懐っこいともいえるのかもしれませんね!
由来には鳥毎に面白い話があるものですが、こんな理不尽な話もあるんですね…
気分を変えて次はアホウドリの鳴き声についてです!
アホウドリの鳴き声(さえずり)の特徴は?
見た目がアホっぽくありませんから鳴き声も予想を外れるはず!
…と言いたいところですが鳴き声はとてもアホらしいです。
「モ~~~~」と牛のように間延びした声で鳴きます。
こんな鳴き声をあげるアホウドリの姿はきっと滑稽で可愛らしいに違いありませんね!
こんなに大きくなるアホウドリですが幼い時はどんな姿なんでしょうか?
次はアホウドリの幼鳥についてです!
アホウドリの雛(幼鳥)の特徴は?
アホウドリの幼鳥はなんと黒いんです!
成長との姿に差がありすぎて見てもアホウドリの幼鳥とはとても思えません。
クチバシも真っ白ですよ。
アホウドリは成鳥の羽になるまで10年かかります。
相当な時間をかけて真っ黒の羽から色鮮やかに変わっていくんですね!
そんな驚くような特徴を持った幼鳥ですがオスとメスはどう違うのでしょうか?
次はアホウドリのオスとメスの違いについてです!
アホウドリのオスとメスの違いは?
アホウドリは雌雄同色です。
オスとメスに違いがないため見分けるのは至難の業ですね!
日本で繁殖を行う鳥ですので行動や習性をよく観察していれば判別がつくかもしれませんね。
ここから少し生態について話していきましょう!
次はアホウドリの食生活についてです!
アホウドリは何を餌にしているの?
アホウドリの食性は肉食です。
水辺に生活しているので水辺に生息している魚類、甲殻類、軟体動物を食べます。
実はこの他に動物の死骸も食べるんです。
今までの可愛らしいイメージから一転ショックですよね…
そんなアホウドリはいつ頃繁殖するのでしょうか?
次はアホウドリの繁殖期についてお伝えします!
アホウドリの繁殖期はいつなの?繁殖地は?
アホウドリの繁殖期は10月~11月です。
なんだか短いですね?
それに繁殖期の間に産み落とす卵は一つ!
日本での繁殖地は現在伊豆諸島の鳥島と沖縄諸島の尖閣諸島の2か所のみだと言われています。
クチバシを打ち鳴らして求愛する「クラッタリング」と呼ばれる行為は一度見てみたいですよね!
生まれる数も少なく成鳥の姿になるまで10年かかるとなると寿命が長いのでしょうか?
次はアホウドリの寿命についてです!
アホウドリの寿命はどれぐらいなの?
アホウドリの寿命は42年と言われています。
これは恐らく保護下の寿命ですがかなり長生きですよね!
体のサイズ、成熟までの期間を考えても多く産まず、多く死なずの鳥のようですね!
次は少し信じがたい話ですよ!
アホウドリは食用だったの?
アホウドリは食用に確かにされていました。
しかし食用よりも目当ては羽毛だったんです。
羽毛目当てでの乱獲が起こっており絶滅の危機に陥る程でした!
食べもせずに娯楽目的に動物を殺す行為は痛ましく思いますが今でも全く珍しくないのが現実です。
少し頭の片隅に置いておくことが必要かもしれませんね!
この次は少し絶滅の危機の話を掘り下げていきましょう!
アホウドリの生息数は?絶滅危惧種の理由は?
先ほどお話した通り羽毛のために絶滅危惧種になってしまったアホウドリです。
元は国外まで輸出していましたが個体数の減少を危ぶみ輸出をやめます。
しかし国内での流通が止まることはなく、この時期に630万羽ものアホウドリが屠殺されたといいます。
この後繁殖地での噴火があり絶滅したと考えられていましたが後日個体が見つかり本格的に保護が始まります。
その後こうして野鳥として記事が書けるほどまでに。
個体数は2000羽を超えるまでに回復しました!
過ちから学んだ結果回復したいい例ですね!
しかしこんな過去があったらとても動物園で見ることは無さそうですよね!
次はアホウドリを見れる動物園についてです!
アホウドリは動物園で見ることができるの?
これに関してはやはり未だに絶滅危惧種です。
一度野毛山動物園でコアホウドリを保護したことがあるのを除いて動物園での飼育はありません。
今は自然の中に慣らしより繁殖してくれるのを願うのみです。
動物園で出会えるようになった時長年の保護活動が実を結んだと思えますね!
次で最後になりました!
最後はアホウドリの漢字と英名についてです!
アホウドリの漢字は?英語でなんていうの?
アホウドリは漢字で書くと阿呆鳥だと当然思いますよね!
しかし漢字は「信天翁」と書きます。
これを音読みにして「シンテンノウ」と呼ばれることもあります!
そして英名は「Short tailed albatross」と書き「ショートテイルドアルバトロス」
これは直訳すると「尾の短いアホウドリ」という意味です。
海外ではこのアホウドリとは別にベースとなる種類がいるのが分かりますね!
以上で紹介が終わりました!
早速まとめに入っていきましょう!
アホウドリのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
お楽しみいただけたでしょうか!
野鳥にはたくさんの個性があります。
これを読んで野鳥に興味を持っていただけたら嬉しく思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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