みなさんこんにちは。
今回は、ヨウムについてお伝えします。
皆さんはヨウムという鳥をご存知ですか?
非常に知能が高い鳥として知られており人気の高い鳥です。
地味な見た目とは裏腹に非常に魅力のある鳥でしょう。
今回はそんなヨウムについてお伝えします!
ヨウムについてのポイント、
以上11個のポイントでまとめました!
まずは気になるヨウムの見た目から探っていきましょう!
目次
ヨウムのかわいい画像(写真)!性格はいいの?
こちらがヨウムです!
ヨウムはオウム目インコ科に属する鳥です。
約33㎝にもなる大きな体長とギョロリとした目が大きな特徴です。
体色は地味で全体的にグレー、クチバシは黒くモノクロな印象を受けますが赤い尾羽を持ちます。
顔には羽毛が生えておらず虹彩の色は白~淡い黄色です。
性格は落ち着きがあり愛情深いと言われています。
パートナーと認めた飼い主には尽くすそうですよ!
初めて見る方も多いのでは?と思いますが見た目はこれでばっちりですね!
次はヨウムの生息地について!
ヨウムの生息地(分布)はどこなの?
ヨウムは主にアフリカ大陸の西海岸に生息しています。
低湿地の森林から高地の森林で見ることができ、具体的にはガーナからヴィクトリア湖周辺、アンゴラ共和国からコンゴ民主共和国のあたりです。
日本の感覚では色、体長ともに野生で見られる感覚がありませんね…
生息地が分かった所で特徴をもっと掘り下げましょう!
次はヨウムの鳴き声について!
ヨウムの鳴き声の特徴は?
ヨウムの鳴き声は落ち着きがあり高い声です。
「ヒヨ~ォ、ヒヨッ、ピィ~ッ」と様々なタイプの鳴き声を使い鳴きます。
面白いことに二匹いると会話のように鳴きあいます。
実は鳥の鳴き声には文脈があり人間ほどではありませんが言語のように使いこなしているという実験結果があるようです。
しかし言語を用いての会話をするほど賢い鳥なんて少し信じがたいですよね…
そこでヨウムがどれくらい賢いのか次は探ってみましょう!
ヨウムって賢いの?会話することができる?
ヨウムはもとよりとても賢い鳥のようです。
世界的に有名なヨウムに「アレックス」というヨウムがいます。
とある心理学者に飼われていたアレックスですが学者曰く2歳児の感情と5歳児の知性を持っていたとか。
意味を理解したうえで人間の言葉を真似ていたというから驚きですね。
また「ニキシ」というヨウムは約950の語彙を操り写真に写っているものを人語で答えるほどの知性を有していたらしいのです。
相当に賢いようですね!
人間と鳥がコミュニケーションをとる未来もそう遠くないのかもしれません。
こう聞くと飼ってみたくなりますね。
次はヨウムの飼育の仕方についてです!
ヨウムの飼育(飼い方)の仕方は?ペットで飼われるの?
ヨウムの飼育は初心者にはとても難しいものだと心得てください。
前述の通り知能がとても高いため繊細な一面を持っているからです。
広いゲージで飼うことはもちろん、放鳥の時間も必ず取ってください。
ヨウムは体温が40度と非常に高いため水浴びを好みますがお湯は絶対にかけてはいけません。
というのも羽についている油が落ちてしまい撥水効果がなくなってしまうのです。
購入には相当な覚悟が必要になる代わりにヨウムに認めてもらえれば最高のパートナーになること間違いなしです!
ここまでヨウムの特徴、飼育と見てきましたが生態も掘り下げていきたいですよね。
次はヨウムの食生活についておつたえします!
ヨウムは何を餌にしているの?
ヨウムの食生活は草食です。
果実や種子を食べており大きな体を維持するために高カロリーな果実も必要とします。
ちなみに飼育下では野生と比べ運動量が違うため高カロリーな餌は生活習慣病を引き起こしてしまいます。
賛否両論ありますが欧米ではペレットによる給餌が主流のようですよ!
ヨウムと相談して決めてくださいね。
次はヨウムの幼鳥時の特徴についてです!
ヨウムの雛(幼鳥)の特徴は?
ヨウムの成鳥幼鳥の区別は舌と虹彩の色で分かります。
成鳥時では舌は黒く虹彩は白~淡黄色ですが幼鳥時は舌は肌色、虹彩は黒色です。
幼鳥時の特徴が分かったらオスとメスの違いも気になります。
早速見てみましょう!
ヨウムのオスとメスの違いは?
幼鳥に比べオスとメスは同色です。
しかし、ぱっと見では分かりませんが外見上の違いはあります。
メスはオスに比べ頭蓋骨やクチバシが小さく尾羽に灰色の縁取りが見られるようです。
素人が判断するには少し難しい気もしますが飼育する個体の性別にこだわりがあるようでしたら見極めてみるのもアリですね!
次はヨウムの繁殖期についてです!
ヨウムの繁殖期はいつなの?
ヨウムは繁殖期というより発情期というものがあるようです。
本来は発情期と繁殖期は重なっていますがペット鳥は繁殖する機会が少ないため発情期という呼び方をするようになるんですね。
インコの発情期は春と秋の二回と言われています。
実は飼育下ではいかに発情期にさせないかが長寿の秘訣です。
メスは発情期中無精卵を産みますがカルシウムを大量に消費するため体内の栄養バランスが崩れてしまいます。
オスは精巣の病気にかかりやすくなってしまいます。
発情期の前兆を感じたら発情につながる動機を一つでも減らすように心がける必要がありそうですね!
紹介も終盤に入りました!
次はヨウムの寿命についてです!
ヨウムの寿命はどれぐらいなの?
ヨウムはかなりの長寿です。
なんと50年です!
20歳で飼い始めたとしても70まで添い遂げることができます。
逆にヨウムより先に飼い主が寿命を迎えてしまうパターンも考えられますね…
実はそうなったときにヨウムは軽々しく他人に譲渡できる鳥ではないんです。
ヨウムはワシントン条約により保護されている鳥で野生種は民間で扱ってはいけない決まりになっています。
ペットとして扱えるのは繁殖種のみでブリーダーが繁殖した鳥だと国に登録されている場合のみ。
その登録証を持たない限り飼えなくなった時他人に渡しても法律違反になってしまいます。
そのため飼育を考えている人はあらかじめ繁殖種だという証明書、国に登録されている登録証が必須なんです!
最悪の場合も考えて事前の手続きをしっかり済ませておく必要ですね。
次で最後になりました!
最後はヨウムの値段についてです!
ヨウムの値段や販売価格ってどれくらいなの?
これだけ賢い上に前述の通り飼育の敷居がとても高いため、価格も高騰しています。
現在の価格は成鳥で40万円程!
ビックリする額ですね。
ワシントン条約改定前と比べ値段は倍以上に上がっていたらしいですよ。
価格、時間共にやはり飼い始めるには覚悟が必要ですね!
紹介は以上になりました!
それではまとめに入りましょう!
ヨウムのまとめ!
いかがでしたでしょうか?
今回紹介したポイントは11個!
驚くほど賢い鳥でしたね!
普段何気なく見ている鳥ですが調べてみると個性があって面白いですよね!
この記事を読んで野鳥に興味を持っていただけたら嬉しいです!
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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