みなさんこんにちは。
本日は、タカブシギの生態についてまとめていきたいと思います。
タカブシギはチドリ目シギ科に属する野鳥です。
シギ科の仲間では小型で日本へは旅鳥としてやってきます。
今回は、タカブシギについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、タカブシギの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
タカブシギの画像(写真)!夏の羽や冬の羽や飛翔時の特徴は?漢字や英語名や名前の由来はなに?
(※画像はInstagram:saekotori様より引用)
タカブシギは夏羽と冬羽で違いがみられます。
夏羽は茶褐色で白の斑模様が大きくはっきりとをわかります。
冬羽は茶褐色が薄くなり灰色っぽくフチに見られる白色が目立って見えます。
9月には全身が冬羽に換わり夏羽には2月後半~4月に換わります。
タカブシギは翼を広げると内側は白っぽい色をしています。
翼を広げないと分かりませんが尾羽に鷹斑が似た模様があるので名前の由来となったと言われています。
タカブシギは漢字で鷹斑鷸となります。
英名はWood Sandpiper 学名はTringa glareolaです。
次に、タカブシギの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。
タカブシギの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
タカブシギはユーラシア大陸北部の亜寒地帯に生息しています。
越冬地はアフリカ、インド、東南アジア、オーストラリアで過ごしています。
日本へは旅鳥として4~5月と8~10月に飛来してきます。
特に北海道では観察されるこが多く秋には幼鳥の姿をみられることもあります。
次に、タカブシギの寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。
タカブシギの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?絶滅危惧種なの?
タカブシギの寿命は10年ほどです。
渡り中に事故になったり、生息地、中継地、越冬地でエサ場となる水田など減少や野鳥を追い払う罠など危険が多く生き抜くにはとても厳しい環境ですね。
タカブシギの繁殖期は5~8月になります。
タカブシギのオスの求愛行動は飛ぶことでメスにアピールをします。
地上に巣を作ることもあれば樹上の他の鳥の巣をリサイクルすることもあります。
ウズラ柄の卵を3~4個産み22~23日ほど抱卵します。
非繁殖時は数羽~数十羽の群れで行動し水田や湿地の淡水地域で過ごしています。
タカブシギは環境省のレッドリストで絶滅危惧種Ⅱに指定されています。
次は、タカブシギの雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします。
タカブシギの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?
タカブシギの幼鳥は親鳥と羽の色や形に違いがみられます。
幼鳥は白い斑点が薄く輪郭がぼんやりとしています。
尾羽はばらっと不揃いで羽もフワフワとしています。
タカブシギは体長19~23㎝体重62gほど翼長は56~57㎝ほどです。
次は、タカブシギの鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします。
タカブシギの鳴き声(さえずり)の特徴は?
タカブシギはフィフィ、フィフィ、フィフィ、と短く連続して鳴いています。
特に飛び立つときにはピピピっと鳴きます。
それでは、タカブシギの食性についてお伝えします!
タカブシギの食性!何を餌(食べ物)にしているの?
タカブシギは河川、湖沼など淡水の湿地が好きな場所でミミズ、昆虫、甲殻類、貝類などを食べています。
川に入って歩きならくちばしで水の中にいるエサ探して食べています。
それでは次に、タカブシギの性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
タカブシギの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
タカブシギのオスとメスは同色をしています。
求愛行動中がオスとメスの違いはっきりと見分けられそうですね。
最後に、タカブシギとクサシギやキアシシギやムナグロやイソシギとの識別方法や違いはなにかをお伝えします!
タカブシギとクサシギやキアシシギやムナグロやイソシギとの識別方法や違いはなに?
タカブシギには似た姿をしているクサシギ、キアシシギ、ムナグロ、イソシギは足のや羽の色、鳴き声で見分けましょう。
タカブシギ・・・体長20㎝程。足は黄色で白い線はくちばしから目尻まで伸びフィフィ、フィフィと短く鳴きます。
クサシギ・・・・体長22㎝程。足はくすんだ緑色で首回りのまだらは少なくピピピピと低めの声で鳴きます。
キアシシギ・・・体長25㎝程。足は黄色で全体的に灰褐色の羽でピュイピュイと鳴きます。
ムナグロ・・・・体長24㎝程。足は黒色でチョコレート色の羽に白い斑模様でお腹は黒くピューピューと鳴きます。
イソシギ・・・・体長20㎝程。足は黄緑色でお腹の白い羽が脇辺りに一部伸びてフィフィフィフィと鳴きます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
タカブシギのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①タカブシギの画像(写真)!夏の羽や冬の羽や飛翔時の特徴は?漢字や英語名や名前の由来はなに?
タカブシギの夏羽が白い斑点が大きく冬羽は茶褐色が薄くなります。
タカブシギは鷹斑鷸と漢字で書きます。
翼を広げると尾羽に鷹斑が似た模様があるのでタカブシギという名前の由来となったと言われています。
英名はWood Sandpiper 学名はTringa glareolaです。
②タカブシギの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
タカブシギはユーラシア大陸北部の亜寒地帯に生息しています。
日本へは旅鳥として4~5月、8~10月に見られます。
③タカブシギの寿命はどれぐらい?繁殖地や繁殖期はいつなの?絶滅危惧種なの?
タカブシギの寿命は10年ほどです。
タカブシギはユーラシア大陸北部の亜寒地帯春に繁殖をしています。
タカブシギは環境省のレッドリストで絶滅危惧種Ⅱに指定されています。
④タカブシギの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさに成長するの?
タカブシギの幼鳥は親鳥よりも白い斑点がぼんやりとしています。
タカブシギは体長19~23㎝体重62gほど翼長は56~57㎝ほどです。
⑤タカブシギの鳴き声(さえずり)の特徴は?
タカブシギはフィフィ、フィフィ、フィフィ、と短く連続して鳴いています。
⑥タカブシギの食性!何を餌(食べ物)にしているの?
タカブシギはミミズ、昆虫、甲殻類、貝類などを食べています。
⑦タカブシギの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
タカブシギのオスとメスは同色なので求愛行動中が見分けしやすいです。
⑧タカブシギとクサシギやキアシシギやムナグロやイソシギとの識別方法や違いはなに?
タカブシギ、クサシギ、キアシシギ、ムナグロ、イソシギは羽の色や鳴き声や足の色に違いがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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