【オオノスリの生態!】生息地やノスリとの識別方法等7個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、オオノスリの生態についてまとめていきたいと思います。

 

オオノスリはタカ目タカ科ノスリ属の鳥です。

 

今回は、オオノスリについてのポイント、

①オオノスリの画像(写真)!特徴は?
②オオノスリの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
③オオノスリの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
④オオノスリの雛(幼鳥)の特徴は?
⑤オオノスリの鳴き声(さえずり)の特徴は?
⑥オオノスリは何を餌にしているの?
⑦オオノスリとノスリの識別方法は?

 

以上7個の点についてお伝えします。

まずは、オオノスリの写真(画像)をお見せします!

 

オオノスリの画像(写真)!特徴は?

 

引用:Instagram charlie_3910様

 

こちらがオオノスリです!

 

オオノスリは全長60〜-70cm程度で、日本のノスリの仲間では最大で、トビとほとんど変わらない大きさの猛禽類の鳥です。

体色は全体的に淡褐色で、暗い色で黒っぽい個体もいますが、いずれも翼の下面には黒斑が見られます。

 

尾は白濁色で、横縞模様が特徴的です。

 

翼を広げた時の全長は140~160cmにもなります。

 

次に、オオノスリの生息地(分布)をお伝えします!

 

オオノスリの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?

 

オオノスリは中国大陸から朝鮮半島にかけて生息し、日本には冬鳥として稀に西日本に渡来する事があります。

干拓地や牧草地、半砂漠などの広くて開けた環境を好みます。

 

オオノスリは、日本では冬季に石川県や与那国島への飛来が多く、その他の地域ではほぼ見られません。

特に、ナキウサギやマーモットの繁殖地が多い与那国島では4月頃によく見られます。

 

次は、オオノスリの寿命をお伝えします!

 

オオノスリの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

 

オオノスリの正確な寿命は分かっていません。

同じタカ科で、体の大きさが同じぐらいの「トビ」の寿命が長くて20年〜30年程度といわれているので、オオノスリの寿命も同程度の可能性があります。

 

オオノスリの繁殖期は4月〜5月です。

崖の岩壁などに枯れ枝を使って巣を作り、巣の中には動物の毛などを敷き詰めます。

一度の産卵で2〜4個の卵を産み、30〜45日間抱卵します。

 

それでは次に、オオノスリの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!

 

オオノスリの雛(幼鳥)の特徴は?

 

オオノスリの幼鳥は虹彩が黄色っぽく、脚の付け根からスネにかけて薄茶色の羽毛が生えているのが特徴です。

 

オオノスリの雛は親鳥から、ウサギやネズミなどを裂いたものを与えられて育ち、40〜50日後に巣立ちます。

2年目の春から秋にかけて完全な換羽をして成鳥になっていきます。

 

次は、オオノスリの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!

 

オオノスリの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

オオノスリは「ピィヨーピィヨー」などと鳴きます。

口笛の様な軽やかで爽やかな鳴き声が特徴的です。

 

次に、オオノスリは何を餌にしているのかをお伝えします!

 

オオノスリは何を餌にしているの?

 

オオノスリは昆虫類やトカゲやヘビなどの爬虫類、ネズミやウサギなどの哺乳類、カモなどの鳥類を捕食します。

 

それでは最後に、オオノスリとノスリの識別方法をお伝えします!

 

オオノスリとノスリの識別方法は?

 

ノスリの全長は50〜60cm程度で、オオノスリの方がひとまわり大きいです。

 

オオノスリは止まっている時、体から頭が突き出ておらずスマートです。

一方で、ノスリは体に対して頭が大きくて、ずんぐりとしたダルマの様なフォルムをしています。

 

オオノスリが飛んでいる時の翼は広くて長く,頭は体から突き出ていますが、ノスリの翼は短めで、体からの頭の突出は短いです。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

オオノスリのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①オオノスリの画像(写真)!特徴は?

・オオノスリは全長60〜-70cm程度で、日本のノスリの仲間では最大で、トビとほとんど変わらない大きさの猛禽類の鳥

・体色は全体的に淡褐色で、暗い色で黒っぽい個体もいますが、いずれも翼の下面には黒斑が見られる

・尾は白濁色で、横縞模様が特徴的です。

・翼を広げた時の全長は140~160cmにもなる

 

②オオノスリの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?

・オオノスリは中国大陸から朝鮮半島にかけて生息し、日本には冬鳥として稀に西日本に渡来する事があるが特に、ナキウサギやマーモットの繁殖地が多い与那国島では4月頃によく見られる

・オオノスリは、日本では冬季に石川県や与那国島への飛来が多く、その他の地域ではほぼ見られない

 

③オオノスリの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

・オオノスリの正確な寿命は分かっていないが、同じタカ科で、体の大きさが同じぐらいの「トビ」の寿命が長くて20年〜30年程度といわれているので、オオノスリの寿命も同程度の可能性がある

・オオノスリの繁殖期は4月〜5月

 

④オオノスリの雛(幼鳥)の特徴は?

・オオノスリの幼鳥は虹彩が黄色っぽく、脚の付け根からスネにかけて薄茶色の羽毛が生えているのが特徴

・オオノスリの雛は親鳥から、ウサギやネズミなどを裂いたものを与えられて育ち、40〜50日後に巣立つ

・2年目の春から秋にかけて完全な換羽をして成鳥になっていく

 

⑤オオノスリの鳴き声(さえずり)の特徴は?

・オオノスリは「ピィヨーピィヨー」などと鳴き、口笛の様な軽やかで爽やかな鳴き声が特徴的

 

⑥オオノスリは何を餌にしているの?

・オオノスリは昆虫類やトカゲやヘビなどの爬虫類、ネズミやウサギなどの哺乳類、カモなどの鳥類を捕食する

 

⑦オオノスリとノスリの識別方法は?

・ノスリの全長は50〜60cm程度で、オオノスリの方がひとまわり大きい

・オオノスリは止まっている時、体から頭が突き出ておらずスマートだが、ノスリは体に対して頭が大きくて、ずんぐりとしたダルマの様なフォルムをしている

・オオノスリが飛んでいる時の翼は広くて長く,頭は体から突き出ているが、ノスリの翼は短めで、体からの頭の突出は短い

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

アイキャッチ画像はInstagram nagasakiphoto様より引用

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