【ケアシノスリの生態!】ノスリとの違いや生息地等7個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、ケアシノスリの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ケアシノスリは鳥綱タカ目タカ科ノスリ属の鳥です。

脚に羽毛が生えている事が名前の由来です。

 

今回は、ケアシノスリについてのポイント、

①ケアシノスリの画像(写真)!特徴は?
②ケアシノスリの生息地(分布)はどこなの?北海道や河北潟や渡良瀬遊水地にいるの?
③ケアシノスリの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
④ケアシノスリの雛(幼鳥)の特徴は?
⑤ケアシノスリの鳴き声(さえずり)の特徴は?
⑥ケアシノスリは何を餌にしているの?
⑦ケアシノスリとノスリの違いはなに?識別方法は?

 

以上7個の点についてお伝えします。

まずは、ケアシノスリの写真(画像)をお見せします!

 

ケアシノスリの画像(写真)!特徴は?

 

引用:Instagram shacarl999様

 

こちらがケアシノスリです!

 

ケアシノスリの体長はオスが約56cm、メスの方が少し大きく約62cmで、翼を広げた時の幅は125~145cm程度です。

 

ノスリより大きくオオノスリより小さく、中型のタカ類になります。

頭や胸などは薄い肌色で、羽を広げた時、翼の下面先端や翼角、尾羽の先端などに黒斑があるのが特徴的です。

 

風の強い時だけではなく、風の無い日中もよくホバリングして獲物を探しています。

 

次に、ケアシノスリの生息地(分布)をお伝えします!

 

ケアシノスリの生息地(分布)はどこなの?北海道や河北潟や渡良瀬遊水地にいるの?

 

ケアシノスリはユーラシア大陸や北アメリカの寒帯地で繁殖して、冬季には亜寒帯や温帯地へ渡ります。

 

日本には冬鳥として、基本的には北日本や日本海側に飛来して来ますが、個体数は少ないです。

稀に東京湾の埋立地や多摩川周辺に飛来して来る事もある様ですが、西日本ではほとんど見られません。

 

農地や干拓地、草原などといった開けた環境に生息します。

 

北海道では苫小牧市や霧多布など、多くの地域で見る事ができます。

石川県の河北潟では、数は少ないですが越冬するケアシノスリに高確率で会えるといわれていて、多くの人がバードウォッチングに訪れます。

栃木県の渡良瀬遊水地ではごく稀にしか見られない様です。

 

次は、ケアシノスリの寿命をお伝えします!

 

ケアシノスリの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

 

ケアシノスリの寿命は長くて20〜30年といわれています。

 

ケアシノスリの繁殖期は5月〜6月で、崖やツンドラ地帯の地上、木の上などに約3週間かけて巣を作ります。

枯れ枝や枯れ草、土などを使って皿状の巣を作り、巣の中には羽毛や草類を敷きます。

一度の産卵で3〜5個の卵を産み、30日〜40日程度の抱卵後に孵化します。

 

それでは次に、ケアシノスリの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!

 

ケアシノスリの雛(幼鳥)の特徴は?

 

孵化直後のケアシノスリの雛は、全身に短い毛が生え、後頭部には白斑点からなる長い綿羽が生えています。

 

幼鳥は目が黄色っぽく、背の色は成鳥に似ています。

胸は薄い肌色で細い縦斑があり、胸と腹は薄茶色をしています。

 

ケアシノスリの雛は孵化から4〜6週間程度で巣立ち、その後2〜4週間は親から餌を与えられ育ちます。

 

次は、ケアシノスリの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!

 

ケアシノスリの鳴き声(さえずり)の特徴は?

 

ケアシノスリは「ピーエー」や「ピーヨロロ」などと鳴きます。

トビの鳴き声に似ていますが、トビより細く短めな声で、飛翔中も鳴きます。

 

次に、ケアシノスリは何を餌にしているのかをお伝えします!

 

ケアシノスリは何を餌にしているの?

 

ケアシノスリは動物食で、主にウサギやネズミなどの哺乳類、キジ、タヒバリ、ライチョウなどの鳥類を捕食します。

ホバリングしながら獲物を見つけて急降下して、低空飛翔で足指の爪を使って捕らえ、その場で食べたり他の場所へ持っていき食べます。

 

それでは最後に、ケアシノスリとノスリの違いをお伝えします!

 

ケアシノスリとノスリの違いはなに?識別方法は?

 

ケアシノスリはノスリによく似ていますが,ケアシノスリは全体的に色が淡く、白黒はっきりした体色で、ノスリよりも体が少し大きく、翼も少し長いです。

 

また、ケアシノスリの脚には指まで羽毛が生えていて、尾羽の先に黒い帯があります。

ケアシノスリが飛翔中に見える翼の下面の縞模様は、ノスリよりも少ない本数です。

 

そのほかノスリは獲物を待ち伏せる事が多いですが、ケアシノスリは開けた地で、上空を旋回したりホバリングしながら獲物を探している事が多いです。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ケアシノスリのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ケアシノスリの画像(写真)!特徴は?

・ケアシノスリの体長はオスが約56cm、メスの方が少し大きく約62cmで、翼を広げた時の幅は125~145cm程度

・ノスリより大きくオオノスリより小さく、中型のタカ類

・頭や胸などは薄い肌色で、羽を広げた時、翼の下面先端や翼角、尾羽の先端などに黒斑があるのが特徴的

 

②ケアシノスリの生息地(分布)はどこなの?北海道や河北潟や渡良瀬遊水地にいるの?

・ケアシノスリはユーラシア大陸や北アメリカの寒帯地で繁殖して、冬季には亜寒帯や温帯地へ渡る

・日本には冬鳥として、基本的には北日本や日本海側に飛来して来るが、個体数は少ない

・農地や干拓地、草原などといった開けた環境に生息する

・北海道では苫小牧市や霧多布など、多くの地域で見る事ができる

・石川県の河北潟では、数は少ないが越冬するケアシノスリに高確率で会えるといわれている

・栃木県の渡良瀬遊水地ではごく稀にしか見られない様

 

③ケアシノスリの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?

・ケアシノスリの寿命は長くて20〜30年といわれている

・ケアシノスリの繁殖期は5月〜6月で、崖やツンドラ地帯の地上、木の上などに約3週間かけて巣を作る

 

④ケアシノスリの雛(幼鳥)の特徴は?

・孵化直後のケアシノスリの雛は、全身に短い毛が生え、後頭部には白斑点からなる長い綿羽が生えている

・幼鳥は目が黄色っぽく、背の色は成鳥に似ている

・胸は薄い肌色で細い縦斑があり、胸と腹は薄茶色をしている

・ケアシノスリの雛は孵化から4〜6週間程度で巣立ち、その後2〜4週間は親から餌を与えられ育つ

 

⑤ケアシノスリの鳴き声(さえずり)の特徴は?

・ケアシノスリは「ピーエー」や「ピーヨロロ」などと鳴く

・トビの鳴き声に似ているが、トビより細く短めな声で、飛翔中も鳴く

 

⑥ケアシノスリは何を餌にしているの?

・ケアシノスリは動物食で、主にウサギやネズミなどの哺乳類、キジ、タヒバリ、ライチョウなどの鳥類を捕食する

 

⑦ケアシノスリとノスリの違いはなに?識別方法は?

・ケアシノスリは全体的に色が淡く、白黒はっきりした体色で、ノスリよりも体が少し大きく、翼も少し長い

・ケアシノスリの脚には指まで羽毛が生えていて、尾羽の先に黒い帯がある

・ケアシノスリが飛翔中に見える翼の下面の縞模様は、ノスリよりも本数が少ない

・ノスリは獲物を待ち伏せる事が多いが、ケアシノスリは開けた地で、上空を旋回したりホバリングしながら獲物を探している事が多い

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

アイキャッチ画像はInstagram koutakura様より引用

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