みなさんこんにちは。
本日は、ミヤマホオジロの生態についてまとめていきたいと思います。
ミヤマホオジロはスズメ目ホオジロ科ホオジロ属の鳥です。
漢字では「深山頬白」と書きます。
今回は、ミヤマホオジロについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、ミヤマホオジロの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
ミヤマホオジロの画像(写真)!特徴は?名前の由来は?絶滅危惧種(レッドデータ)なの?
こちらがミヤマホオジロです!
ミヤマホオジロは全長16cm程で、翼開長は21cm程のホオジロの仲間です。
オスの喉や眉斑は黄色く目立ちます。
オスとメスで体色が少し異なります。
オスの冠羽は目立ち、興奮した時は頭が三角形に立った様に見えます。
ミヤマホオジロの「ミヤマ」は「深山」と書きますが、山の奥深くに生息しているからではなく、遠い場所の事を「深山」と表現しています。
もともと日本での繁殖は確認されておらず、朝鮮半島での繁殖が確認されていた事が名前の由来となっています。
ミヤマホオジロはレッドリストに指定されていて、埼玉、山梨、静岡では準絶滅危惧種、滋賀では希少種に指定されています。
次に、ミヤマホオジロの生息地(分布)をお伝えします!
ミヤマホオジロの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
ミヤマホオジロは、ユーラシア大陸東部やロシア南東部、日本などに分布しています。
夏に中国や朝鮮半島で繁殖し、冬は中国や台湾、日本などに渡って越冬します。
平地や山地の森林や林に生息しています。
ミヤマホオジロは日本では主に冬鳥で、冬に公園などで見られる事もあります。
東日本よりも西日本の方が多く見られ、広島県では繁殖も確認されています。
次は、ミヤマホオジロの寿命をお伝えします!
ミヤマホオジロの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
ミヤマホオジロの正確な寿命は分かっていません。
ホオジロの最長寿命が7年といわれている事から、体の大私がさほど変わらないミヤマホオジロの寿命も同程度かもしれません。
ミヤマホオジロの繁殖期は5月〜6月です。
獣毛やコケなどを使って皿状の巣を作り、一度に4個〜5個の卵を産みます。
それでは次に、ミヤマホオジロの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
ミヤマホオジロの雛(幼鳥)の特徴は?
ミヤマホオジロの幼鳥の体色は全体的に淡く、尾や翼は褐色、腰は灰色じみた褐色をしています。
眉斑は肌色で、あまり目立ちません。
お腹も肌色で、細い暗褐色の縦斑がみられます。
幼鳥は2年目の秋の換羽で成鳥冬羽になります。
次は、ミヤマホオジロの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
ミヤマホオジロの鳴き声(さえずり)の特徴は?
ミヤマホオジロは「チューイチューイ」「チー、チュチュリ、チュルル、チィチュリ、チチ」などと鳴きます。
地鳴きでは「チッチッ」などと鳴きます。
次に、ミヤマホオジロは飼育することができるのかをお伝えします!
ミヤマホオジロは飼育することができるの?何を餌にしているの?
ミヤマホオジロは野鳥ですので、鳥獣保護法によって飼育する事はできません。
ミヤマホオジロは雑食で、夏は基本的に昆虫類やクモなどを捕食し、冬は基本的に植物の種子などを食べます。
次は、ミヤマホオジロのオスとメスの違いをお伝えします!
ミヤマホオジロのオスとメスの違いは?
ミヤマホオジロのオスはメスよりも冠羽が発達していて、お腹は白いです。
オスは眉斑や喉が黄色で、胸には三角形の黒斑が入っています。
メスのお腹は濁った様な白色で、喉や胸は薄い褐色です。
メスの体色はオスよりも地味な色合いです。
それでは最後に、ミヤマホオジロとカシラダカの違いや見分け方をお伝えします!
ミヤマホオジロとカシラダカの違いや見分け方は?
ミヤマホオジロのオスには黄色の眉斑や喉の黄色がはっきりとみられ、胸には黒い三角模様があるので簡単に見分ける事ができます。
ミヤマホオジロのメスが特にカシラダカに似ています。
ミヤマホオジロの腰は明るい灰褐色ですが、カシラダカの腰には赤褐色のうろこの様な模様がみられます。
また、ミヤマホオジロの胸にはカシラダカの様な赤褐色はみられません。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ミヤマホオジロのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ミヤマホオジロの画像(写真)!特徴は?名前の由来は?絶滅危惧種(レッドデータ)なの?
・ミヤマホオジロは全長16cm程で、翼開長は21cm程のホオジロの仲間
・オスとメスで体色が少し異なり、オスの喉や眉斑は黄色く目立つ
・オスの冠羽は目立ち、興奮した時は頭が三角形に立った様に見える
・ミヤマホオジロの「ミヤマ」は「深山」と書くが、山の奥深くに生息しているからではなく、遠い場所の事を「深山」と表現している
・もともと日本での繁殖は確認されておらず、朝鮮半島での繁殖が確認されていた事が名前の由来となっている
・ミヤマホオジロはレッドリストに指定されていて、埼玉、山梨、静岡では準絶滅危惧種、滋賀では希少種に指定されている
②ミヤマホオジロの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?
・ミヤマホオジロは、ユーラシア大陸東部やロシア南東部、日本などに分布している
・夏に中国や朝鮮半島で繁殖し、冬は中国や台湾、日本などに渡って越冬する
・平地や山地の森林や林に生息している
・ミヤマホオジロは日本では主に冬鳥で、冬に公園などで見られる事もある
・東日本よりも西日本の方が多く見られ、広島県では繁殖も確認されている
③ミヤマホオジロの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
・ミヤマホオジロの正確な寿命は分かっていない
・ホオジロの最長寿命が7年といわれている事から、体の大私がさほど変わらないミヤマホオジロの寿命も同程度かもしれない
・ミヤマホオジロの繁殖期は5月〜6月
④ミヤマホオジロの雛(幼鳥)の特徴は?
・ミヤマホオジロの幼鳥の体色は全体的に淡く、尾や翼は褐色、腰は灰色じみた褐色をしている
・眉斑は肌色で、あまり目立たない
・お腹も肌色で、細い暗褐色の縦斑がみられる
・幼鳥は2年目の秋の換羽で成鳥冬羽になる
⑤ミヤマホオジロの鳴き声(さえずり)の特徴は?
・ミヤマホオジロは「チューイチューイ」「チー、チュチュリ、チュルル、チィチュリ、チチ」などと鳴く
・地鳴きでは「チッチッ」などと鳴く
⑥ミヤマホオジロは飼育することができるの?何を餌にしているの?
・ミヤマホオジロは野鳥なので、鳥獣保護法によって飼育する事はできない
・ミヤマホオジロは雑食で、夏は基本的に昆虫類やクモなどを捕食し、冬は基本的に植物の種子などを食べる
⑦ミヤマホオジロのオスとメスの違いは?
・ミヤマホオジロのオスはメスよりも冠羽が発達していて、お腹は白い
・オスは眉斑や喉が黄色で、胸には三角形の黒斑が入っている
・メスのお腹は濁った様な白色で、喉や胸は薄い褐色
・メスの体色はオスよりも地味な色合い
⑧ミヤマホオジロとカシラダカの違いや見分け方は?
・ミヤマホオジロのオスには黄色の眉斑や喉の黄色がはっきりとみられ、胸には黒い三角模様があるので簡単に見分ける事ができる
・ミヤマホオジロの腰は明るい灰褐色だが、カシラダカの腰には赤褐色のうろこの様な模様がみられる
・ミヤマホオジロの胸にはカシラダカの様な赤褐色はみられない
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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