みなさんこんにちは。
本日は、トウネン(野鳥)の生態についてまとめていきたいと思います。
トウネンはチドリ目シギ科に属する野鳥です。
群れをつくって河川などでチョロチョロしています。
今回は、トウネン(野鳥)についてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
それでは、トウネン(野鳥)の写真(画像)を見ていきましょう!
目次
- 1 トウネンの画像(写真)!冬の羽や夏の羽や足の特徴は?学名や英語名はなに?名前の由来は?
- 2 トウネンの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?渡り鳥なの?
- 3 トウネンの寿命はどれぐらい?冬越地や繁殖地や繁殖期はいつなの?レッドリスト(絶滅危惧種)に載っているの?
- 4 トウネンの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさ(体重)に成長するの?
- 5 トウネンの鳴き声(さえずり)の特徴は?
- 6 トウネンの食性!何を餌(食べ物)にしているの?
- 7 トウネンの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
- 8 トウネンとミユビシギやヨーロッパトウネンやウズラシギやオジロトウネンやキリアイやシギとの違いや見分け方(識別方法)はなに?
- 9 トウネン(野鳥)のまとめ!
トウネンの画像(写真)!冬の羽や夏の羽や足の特徴は?学名や英語名はなに?名前の由来は?
トウネンは約95種類いると言われているシギ類では小さなサイズです。
干潟や河川などで先端が少し曲がったくちばしでエサを探して食べたり水浴びしています。
トウネンは脚は黒色で夏羽と冬羽に違いがあります。
冬羽は上面はうす茶の斑模様をしています。
顔は白い羽で目尻に薄茶のラインが見られ頭頂部もうす茶のまあら模様です。
夏羽は上面は黒褐色で羽線が栗色をしています。
顔や胸は栗色でお腹は白色です。
トウネンの学名はCalidris ruficollis 英名はRed-necked StintまたはRufous-necked Sandpiperです。
トウネンは漢字で当年と書きます。
江戸時代から「とうねご」や「とうねごしき」や「とうねぎしぎ」と呼ばれていました。
「とうねご」の語源はシギ類の中で最も小さいので当年子という意味です。
その年に生まれた子の意味でつけられたといわれています。
トウネンは「こしぎ」「かねたたき」という異名もあります。
次に、トウネン(野鳥)の生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。
トウネンの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?渡り鳥なの?
トウネンは小さな体で25,000㎞を渡る渡り鳥です。
生息地はユーラシア大陸とアラスカ北部で繁殖をし東南アジアやオーストラリア、ニュージーランドなどで越冬をしています。
トウネンは日本へは春と秋に旅鳥としてやってきます。
九州、関東、東北、北海道、四国などの河川や田ん湿地湿地で観測されています。
観測駐中にじっとしていると人間にも近寄ってきてくれてかわいいです。
昔は数千~万羽の大群で飛来してきましたが現在は数羽程度になってしまいました。
次に、トウネン(野鳥)の寿命はどれぐらいなのかについてお伝えします。
トウネンの寿命はどれぐらい?冬越地や繁殖地や繁殖期はいつなの?レッドリスト(絶滅危惧種)に載っているの?
トウネンの寿命は長いもので18年ほどと言われています。
最近ではエサ場となる田んぼや干潟の減少によって生き延びることが厳しいので寿命は短くなるかもしれません。
トウネンは現状ではレッドリストに指定はされていません。
トウネンは東南アジアやオーストラリア、ニュージーランドで越冬をしています。
11月頃までに訪れて3~4月頃に再び繁殖地へ旅立ちます。
繁殖地はユーラシア大陸やアラスカの北部で5~7月に繁殖活動をします。
オスはさえずりをしながら12~15メートルを上昇、降下を繰り返すフライトディスプレイを行います。
トウネンはツンドラの草地などで枝を集めて皿形の巣を作ります。
細かい斑模様で茶褐色の卵を3~4個産みます。
20~22日ほどオスとメスで抱卵をして孵化後はメスが巣を去ります。
オスが16~17日ほど子育てをしてきます。
次は、トウネン(野鳥)の雛(幼鳥)の特徴についてお伝えします。
トウネンの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさ(体重)に成長するの?
トウネンの幼鳥は非繁殖中の親鳥に似た姿をしています。
孵化後はすぐ巣立ちをして自力でエサを食べますがオス親としばらく過ごします。
ヒナは2年ほどで繁殖活動ができるようになります。
トウネンは全長13~16㎝体重27~30gほどです。
次は、トウネン(野鳥)の鳴き声(さえずり)の特徴についてお伝えします。
トウネンの鳴き声(さえずり)の特徴は?
トウネンはフィフィフィフィ、チュルチュル、ヒュヒュ、チュ、ピュなどと鳴いています。
長めに鳴いて1フレーズの最後の方は違う鳴き方をしています、
音は少し高めですが聞いていてい心地よい音です。
それでは、トウネン(野鳥)の食性についてお伝えします!
トウネンの食性!何を餌(食べ物)にしているの?
トウネンは干潟や田んぼや河川などで小型の甲殻類、ゴカイ、昆虫、ミミズを見つけて食べています。
他にもハエの幼虫や小さめの昆虫など渡りの前は特にたっぷりと栄養をとっていきます。
トウネンは集団で行動しエサをも探しています。
それでは次に、トウネン(野鳥)の性別雌雄(メスオス)の見分け方をお伝えします!
トウネンの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
トウネンのオスとメスは同色をしています。
トウネンのオスとメスを見分けるには5~7月に求愛行動中が一番わかりやすいですね。
最後に、トウネン(野鳥)とミユビシギやヨーロッパトウネンやウズラシギやオジロトウネンやキリアイやシギとの違いや見分け方(識別方法)はなにかをお伝えします!
トウネンとミユビシギやヨーロッパトウネンやウズラシギやオジロトウネンやキリアイやシギとの違いや見分け方(識別方法)はなに?
トウネンには似た姿をした仲間がいて見分けが難しいですよね。
大きさくちばしや脚の色などが見分けるポイントなります。
ミユビシギ・・・全長20㎝は脚は黒色です。
夏羽は眉斑がほとんど見えなくなり全体的にレンガ色をしておりトウネンより濃いめです。
ヨーロッパトウネン・・・全長14㎝でトウネンより小さく脚が黒く長いです。
くちばしがトウネンより長く尾羽がシュッとしています。
背中のV字模様が特長で「ヨロネン」という愛称で親しまれています。
ウズラシギ・・・全長21㎝で脚は黄色です。
ウズラに似た羽をしておりお腹も斑模様で鳴き声はプリーです。
オジロトウネン・・・全長15㎝で脚は黄色です。
トウネンより茶色味が濃くプリリと小声で鳴きます。
キリアイ・・・全長17㎝で脚は黄色。
トウネンよりくちばしは太く長く名前にある錐の形をしています。
シギ・・・シギは鳥の総称でシギ科には約95種ほどいるといわれています。
日本で確認さえているのは54種類ほどでトウネンもその1種です。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
トウネン(野鳥)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①トウネンの画像(写真)!冬の羽や夏の羽や足の特徴は?学名や英語名はなに?名前の由来は?
冬羽は上面はうす茶の斑模様をしています。
夏羽は上面は黒褐色で羽線が栗色をしています。
トウネンの学名はCalidris ruficollis 英名はRed-necked StintまたはRufous-necked Sandpiperです。
トウネンは漢字で当年でその年に生まれた子の意味でつけられたといわれています。
②トウネンの生息地(分布)はどこなの?どの季節で見ることができる?渡り鳥なの?
トウネン生息地はユーラシア大陸とアラスカ北部で繁殖をし東南アジアやオーストラリアなどで越冬をしています。
トウネンは渡り鳥で日本へは春と秋に旅鳥としてやってきます。
③トウネンの寿命はどれぐらい?冬越地や繁殖地や繁殖期はいつなの?レッドリスト(絶滅危惧種)に載っているの?
トウネンの寿命は長いもので18年ほどと言われています。
トウネンは東南アジアやオーストラリア、ニュージーランドで越冬をしています。
トウネンの繁殖地はユーラシア大陸やアラスカの北部で5~7月に繁殖活動をします。
トウネンは現状ではレッドリストには指定されていません。
④トウネンの雛(幼鳥)の特徴は?最大でどれくらいの体長や大きさ(体重)に成長するの?
トウネンの幼鳥は非繁殖中の親鳥に似た姿をしています。
トウネンは全長13~16㎝体重27~30gほどです。
⑤トウネンの鳴き声(さえずり)の特徴は?
トウネンはフィフィフィフィ長めに鳴いて1フレーズの最後の方は違う鳴き方をしています、
⑥トウネンの食性!何を餌(食べ物)にしているの?
トウネンは干潟や田んぼや河川などで小型の甲殻類、ゴカイ、昆虫、ミミズを見つけて食べています。
⑦トウネンの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?
トウネンのオスとメスは同色なので求愛行動中が見分けがつきやすいです。
⑧トウネンとミユビシギやヨーロッパトウネンやウズラシギやオジロトウネンやキリアイやシギとの違いや見分け方(識別方法)はなに?
トウネンには似た姿をした仲間がいますが大きさくちばしや脚の色などが見分けるポイントなります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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