みなさんこんにちは。
本日は、チゴモズの生態についてまとめていきたいと思います。
チゴモズはスズメ目モズ科モズ属の鳥です。
今回は、チゴモズについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
それでは、チゴモズの写真(画像)を見ていきましょう!
目次
チゴモズの画像(写真)!特徴は?絶滅危惧種なの?漢字や英語でなんていう?
こちらがチゴモズです!
漢字では「稚児百舌」と書き、英語では「Tiger Shrike」と訳されます。
チゴモズは全長18.5㎝ほどで、頭や首は青味のある灰色で、肩から尾にかけては赤味のある褐色をしています。
お腹や胸は白色で、クチバシは黒く、足は灰黒色です。
顔には、黒い太線が目を通る様にあります。
チゴモズは環境省レッドリストで絶滅危惧IA類に指定されています。
次に、チゴモズの生息地(分布)をお伝えします!
チゴモズの生息地(分布)はどこなの?日本にいるの?生息環境はどんなところ?どの季節で見ることができる?
チゴモズはアジアの広い範囲で分布し、主に東南アジアで越冬し、日本へは夏鳥として渡ってきます。
低地や低山地の広葉樹林や混交林に生息しています。
日本では5月中旬頃から、主に中部地方から東北地方にかけて見られます。
日本での分布は非常に局所的で、西日本で見られる事は稀です。
次は、チゴモズの寿命をお伝えします!
チゴモズの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
チゴモズの寿命は詳しく分かっていませんが、モズの平均寿命が2年程度といわれている事から、チゴモズの寿命もモズと同程度の可能性があります。
チゴモズの繁殖期は5月〜7月頃です。
アカマツやカラマツなどの枝や、ズミやケヤキなどの茂みに営巣します。
枝や枯れ草、木の皮や人工物を使って皿状の巣を作ります。
一度の産卵で3個〜 6個の卵を産み、2週間程度の抱卵で孵化します。
それでは次に、チゴモズの雛(幼鳥)の特徴をお伝えします!
チゴモズの雛(幼鳥)の特徴は?最大の大きさや重さはどれくらいになるの?
チゴモズは孵化直後は肉色の裸体で、初毛が生えていません。
雛は2週間ほどで巣立ち、巣立った後も2週間は親鳥の近くで生活します。
雛は親鳥からカマキリやカナブン、コオロギなどの昆虫類、カエルやヘビなどを与えられます。
幼鳥の頭や背中は褐色で、目を通る黒い線は無く、お腹には鱗の様な褐色の模様が見られます。
チゴモズの雛(幼鳥)の体の大きさや重さについては、正確な情報がありません。
次は、チゴモズの鳴き声(さえずり)の特徴をお伝えします!
チゴモズの鳴き声(さえずり)の特徴は?
チゴモズは「キューキュー ギチギチギチ」などと、低くて濁ったような声で鳴きます。
次に、チゴモズは何を餌にしているのかをお伝えします!
チゴモズは何を餌にしているの?
チゴモズは昆虫類やクモやミミズ、ヘビやカエル、トカゲなどの両生類や爬虫類、小型の哺乳類や鳥類などを捕食します。
チゴモズには、捕まえた獲物を木の枝などに引っかけたり突き刺したりする「はやにえ」と呼ばれる習性があります。
それでは最後に、チゴモズの雌雄(オスメス)の違いをお伝えします!
チゴモズの雌雄(オスメス)の違いは?
チゴモズのオスの頭は青味がかった灰色で、茶色の翼には鱗の様な模様が見られます。
メスの頭は灰色じみた褐色で、目を通る黒い線はクチバシまで伸びておらず、脇や翼には黒っぽい褐色の横縞模様が見られます。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
チゴモズのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①チゴモズの画像(写真)!特徴は?絶滅危惧種なの?漢字や英語でなんていう?
・漢字では「稚児百舌」と書き、英語では「Tiger Shrike」と訳される
・チゴモズは全長18.5㎝ほどで、頭や首は青味のある灰色で、肩から尾にかけては赤味のある褐色をしている
・お腹や胸は白色で、クチバシは黒く、足は灰黒色
・顔には、黒い太線が目を通る様にある
・チゴモズは環境省レッドリストで絶滅危惧IA類に指定されている
②チゴモズの生息地(分布)はどこなの?日本にいるの?生息環境はどんなところ?どの季節で見ることができる?
・チゴモズはアジアの広い範囲で分布し、主に東南アジアで越冬し、日本へは夏鳥として渡ってくる
・低地や低山地の広葉樹林や混交林に生息している
・日本では5月中旬頃から、主に中部地方から東北地方にかけて見られる
③チゴモズの寿命はどれぐらい?繁殖期はいつなの?
・チゴモズの寿命は詳しく分かっていないが、モズの平均寿命が2年程度といわれている事から、チゴモズの寿命もモズと同程度の可能性がある
・チゴモズの繁殖期は5月〜7月頃
④チゴモズの雛(幼鳥)の特徴は?最大の大きさや重さはどれくらいになるの?
・チゴモズは孵化直後は肉色の裸体で、初毛が生えていない
・雛は2週間ほどで巣立ち、巣立った後も2週間は親鳥の近くで生活する
・雛は親鳥からカマキリやカナブン、コオロギなどの昆虫類、カエルやヘビなどを与えられる
幼鳥の頭や背中は褐色で、目を通る黒い線は無く、お腹には鱗の様な褐色の模様が見られる
・チゴモズの雛(幼鳥)の体の大きさや重さについては、正確な情報が無い
⑤チゴモズの鳴き声(さえずり)の特徴は?
・チゴモズは「キューキュー ギチギチギチ」などと、低くて濁ったような声で鳴く
⑥チゴモズは何を餌にしているの?
・チゴモズは昆虫類やクモやミミズ、ヘビやカエル、トカゲなどの両生類や爬虫類、小型の哺乳類や鳥類などを捕食する
・チゴモズには、捕まえた獲物を木の枝などに引っかけたり突き刺したりする「はやにえ」と呼ばれる習性がある
⑦チゴモズの雌雄(オスメス)の違いは?
・チゴモズのオスの頭は青味がかった灰色で、茶色の翼には鱗の様な模様が見られる
・メスの頭は灰色じみた褐色で、目を通る黒い線はクチバシまで伸びておらず、脇や翼には黒っぽい褐色の横縞模様が見られる
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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